子どもたちの真剣な表情は、何度見てもよいものです。
写真は、3年生の生活科「小刀を使って」の授業風景です。
2回の授業で、小刀を使うことに慣れていきます。
1回目は、割り箸を削ります。少しずつ先端がとがっていくのを見て、子どもたちも削ることがますます楽しくなっていきます。削った割り箸を使って、絵を描くことに取り組んでいる人もいました。
2回目は、いよいよ鉛筆を削ります。普段は鉛筆削りを使うところを、こうして小刀で削ると、その鉛筆が特別な1本のように感じます。その特別な1本で取り組む学習は、いつも以上に集中できるかもしれません。
刃物は使い方を間違えれば大きな怪我につながることもありますが、正しく使えばとても便利なものです。道具を正しく使うことについて、しっかり学ぶことができた2時間でした。
言葉を学ぶ上でのいちばんの喜びは、自分が話した言葉が相手に伝わること。そして、相手の言葉が理解できることではないでしょうか。
先日、6年生の授業で「EC交流会」が行われました。日本で生活をしている外国人の方々をお招きし、様々な活動を通して、交流を深めました。
外国人の先生方がずらっと並んだ様子に、最初は緊張していた6年生も。しかし、英語でお互いの自己紹介をし、外国人の先生方が用意してくださったゲームをする中で、自然と和やかな雰囲気になっていきました。
交流会の後半は、6年生側が主体となって、様々な遊びを外国人の先生方に紹介し、一緒に楽しみました。今回、6年生が紹介した遊びは、かるた、五目並べ、折り紙、羽根つき、射的、すごろく、ちゃんばら、金魚すくいなどです。
伝えようとする気持ちをもつことの大切さ、言葉を学ぶ喜びを改めて感じるひとときとなりました。(11/24)
朝からたっぷりの日差しがふりそそぐ中、5年生の「野焼き」が行われました。
この日に向けて、5年生は2学期のはじめから、準備を進めてきました。
土器のデザインを考え、粘土をつくり、自分が思い描いた土器を形にしていきます。
そして、形になった土器をしばらく乾燥させ、いよいよ最後の仕上げとなる野焼きの日を迎えるのです。
野焼きをする上で欠かすことができないのは、「火」です。この火をどのように用意するかというと、ひもぎり法という方法で、5年生自身が火をおこします。事前に、生活科の授業で方法を学んだ後は、あとはひたすら練習にはげみます。
練習の成果もあり、今年も火起こしに成功しました。その後はクラスごとの火床で、自分たちの土器を少しずつ火に近づけていきます。
「火と土器がふれあう瞬間に何がおきるか。」
野焼き当日の朝、片岡校長先生から5年生に向けて語られた言葉です。
土器を温めながら、火の中心に近づけていき、最後は高温で一気に焼き上げます。
5年生一人ひとりが火や土器を見つめ、じっくりと過ごす一日となりました。(11/17)
本校では、全学年でEC(English Communication)の授業を行っています。
1~4年生までが週1時間、5・6年生は週2時間、英語を通じてのコミュニケーションを楽しんでいます。最近のECの授業の様子から、今回は2、6年生での共同授業の様子について、お伝えします。
一年生送りのときからのつながりとなる、2年生と6年生。この2学年の関係を生かして、今回は6年生から2年生に英語での読み聞かせを行いました。2年生に楽しんでもらえるようにとの思いをもって6年生は練習に取り組み、読み聞かせの当日を迎えました。
2年生は、パートナーとなる6年生と一緒に過ごせることで、喜びいっぱいです。
読み聞かせの後は、2年生からもお礼の気持ちを込めて、英語の歌に合わせたダンスを披露。
いつもとは違った活動を通して、交流を深める機会になりました。(10/26)
3・4年生の秋の遠足として、学校を出発点として矢川・谷保方面に出かけてきました。
3年生は、社会科の学習として国立について学んできたことを、自分の目でたしかめる機会となりました。「はけ上」と「はけ下」の様子をくらべたり、国立の農業の様子についても理解を深めたりすることができました。
4年生は、雨で一度延期となってしまいましたが、10月下旬に雲一つない青空のもとで出かけることができました。ママ下湧水に足をつけても気持ちのよい一日で、水の中にいる生きものをじっくりと観察する人たちもいました。
中学年のみんなにとって、今年初めての遠足。学校のまわりの様子を改めて知ることができ、国立の自然ともたっぷりふれあえる一日となりました。
(3年生・・・10/15 4年生・・・10/29)