桐朋学園小学校

桐朋だより

教室の風景から

教室は、そこに子どもたちがいるだけで温かな雰囲気になりますが、まわりに子どもたちの作品があると気持ちをより和ませてくれます。

 

1・2年生の教室をのぞいてみると、クラスメイトみんなの飾り付けによるクリスマスツリーが掲示されていました。冬のイベントを心待ちにする子どもたちの気持ちが、作品からも伝わってきます。

 

今週も、子どもたちの元気な声で一週間が始まりました。

 

道具を正しく使うということ

子どもたちの真剣な表情は、何度見てもよいものです。

 

写真は、3年生の生活科「小刀を使って」の授業風景です。

2回の授業で、小刀を使うことに慣れていきます。

 

1回目は、割り箸を削ります。少しずつ先端がとがっていくのを見て、子どもたちも削ることがますます楽しくなっていきます。削った割り箸を使って、絵を描くことに取り組んでいる人もいました。

 

2回目は、いよいよ鉛筆を削ります。普段は鉛筆削りを使うところを、こうして小刀で削ると、その鉛筆が特別な1本のように感じます。その特別な1本で取り組む学習は、いつも以上に集中できるかもしれません。

 

刃物は使い方を間違えれば大きな怪我につながることもありますが、正しく使えばとても便利なものです。道具を正しく使うことについて、しっかり学ぶことができた2時間でした。

季節が進むにつれて

2学期も、残すところ2週間となりました。

校舎内の木々の葉もすっかり色が変わり、季節がまた一歩進んだことを感じさせられます。

グラウンドのイチョウの木も、風が吹くと流れるように葉が落ちていきます。葉のある風景が見られるのも、残りわずかでしょうか。

今週は、これまでよりも寒さの厳しい日々となりそうです。2学期末まで元気に過ごしていきたいですね。

かげと一緒に

ひんやりとしたグラウンドに日差しが降り注ぎ始めたころ、1年生が元気よく動き回っていました。

 

何をしているのか様子を見てみると、影ふみをして遊んでいます。

 

生活科の授業、「かげ遊び」での一コマです。

 

日陰になる場所もちょうどあり、自分のかげを踏まれないように、一生懸命逃げる子どもたち。晴れの日だからこその遊びを、存分に楽しんでいました。

 

影ふみの他にも、友達や先生と一緒に、体を使って様々な形のかげをつくって楽しむ一年生。

 

日に日に寒くなっていく今日この頃ですが、青空のもと、いつもとはまた違ったことをして外で過ごすのも、また良いものです。

 

お気に入りの場所を見つけて

学校から歩いて20分ほどの谷保天満宮に、4年生がスケッチに出かけてきました。

自分が描きたいと思うところを探し、「ここにしよう」と決心をしたら、スケッチの始まりです。

細かなところまでじっくり見ながらスケッチをする4年生の様子は、真剣そのものです。
いつもの図工の授業とは違う、屋外での活動。少しひんやりとした中でスケッチをするのも、それはそれで貴重な体験です。

学校に戻ってきた4年生からは

「描けましたあ。」

と満足そうな声が聞かれました。

1・5年遠足

外で過ごすのに気持ちのよい日々が続く中、5年生もようやく遠足に出かけてきました。

ただ、この遠足は5年生だけで行くのではなく、一年生送りからのつながりとなるパートナーと一緒のお出かけです。5年生以上に待ち遠しく思っていたのが、1年生だったかもしれません。

 

行き先は、多摩六都科学館。プラネタリウムを鑑賞したり、様々な展示物を一緒に見たり、1・5年生ともに楽しむことができました。展示物を見る際は、まずは1年生が楽しめることを第一に考える5年生の姿が。その様子があまりにも自然で、見ているだけでこちらも温かな気持ちになりました。(11/18)

 

ECの授業より②

言葉を学ぶ上でのいちばんの喜びは、自分が話した言葉が相手に伝わること。そして、相手の言葉が理解できることではないでしょうか。

 

先日、6年生の授業で「EC交流会」が行われました。日本で生活をしている外国人の方々をお招きし、様々な活動を通して、交流を深めました。

 

外国人の先生方がずらっと並んだ様子に、最初は緊張していた6年生も。しかし、英語でお互いの自己紹介をし、外国人の先生方が用意してくださったゲームをする中で、自然と和やかな雰囲気になっていきました。

 

交流会の後半は、6年生側が主体となって、様々な遊びを外国人の先生方に紹介し、一緒に楽しみました。今回、6年生が紹介した遊びは、かるた、五目並べ、折り紙、羽根つき、射的、すごろく、ちゃんばら、金魚すくいなどです。

 

伝えようとする気持ちをもつことの大切さ、言葉を学ぶ喜びを改めて感じるひとときとなりました。(11/24)

火と土器がふれあう瞬間に何がおきるか

朝からたっぷりの日差しがふりそそぐ中、5年生の「野焼き」が行われました。

 

この日に向けて、5年生は2学期のはじめから、準備を進めてきました。

土器のデザインを考え、粘土をつくり、自分が思い描いた土器を形にしていきます。

そして、形になった土器をしばらく乾燥させ、いよいよ最後の仕上げとなる野焼きの日を迎えるのです。

 

野焼きをする上で欠かすことができないのは、「火」です。この火をどのように用意するかというと、ひもぎり法という方法で、5年生自身が火をおこします。事前に、生活科の授業で方法を学んだ後は、あとはひたすら練習にはげみます。

 

練習の成果もあり、今年も火起こしに成功しました。その後はクラスごとの火床で、自分たちの土器を少しずつ火に近づけていきます。

 

「火と土器がふれあう瞬間に何がおきるか。」

 

野焼き当日の朝、片岡校長先生から5年生に向けて語られた言葉です。

土器を温めながら、火の中心に近づけていき、最後は高温で一気に焼き上げます。

5年生一人ひとりが火や土器を見つめ、じっくりと過ごす一日となりました。(11/17)

 

ECの授業より

本校では、全学年でEC(English Communication)の授業を行っています。

1~4年生までが週1時間、5・6年生は週2時間、英語を通じてのコミュニケーションを楽しんでいます。最近のECの授業の様子から、今回は2、6年生での共同授業の様子について、お伝えします。

 

一年生送りのときからのつながりとなる、2年生と6年生。この2学年の関係を生かして、今回は6年生から2年生に英語での読み聞かせを行いました。2年生に楽しんでもらえるようにとの思いをもって6年生は練習に取り組み、読み聞かせの当日を迎えました。

 

2年生は、パートナーとなる6年生と一緒に過ごせることで、喜びいっぱいです。

読み聞かせの後は、2年生からもお礼の気持ちを込めて、英語の歌に合わせたダンスを披露。

 

いつもとは違った活動を通して、交流を深める機会になりました。(10/26)

 

矢川・谷保遠足

3・4年生の秋の遠足として、学校を出発点として矢川・谷保方面に出かけてきました。

 

3年生は、社会科の学習として国立について学んできたことを、自分の目でたしかめる機会となりました。「はけ上」と「はけ下」の様子をくらべたり、国立の農業の様子についても理解を深めたりすることができました。

4年生は、雨で一度延期となってしまいましたが、10月下旬に雲一つない青空のもとで出かけることができました。ママ下湧水に足をつけても気持ちのよい一日で、水の中にいる生きものをじっくりと観察する人たちもいました。

 

中学年のみんなにとって、今年初めての遠足。学校のまわりの様子を改めて知ることができ、国立の自然ともたっぷりふれあえる一日となりました。

(3年生・・・10/15 4年生・・・10/29)

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