
普段は小学生の姿のない中高の野球グラウンドに、2年生と中高のお兄さんたちの笑顔がはじけました。
今日は、桐朋中高の野球部のお兄さんたちが野球の入門であるティーボールを教えてくれたのです。
まずは体を温めるための大縄。
お兄さんが縄を回してくれます。
うまく跳ぶことができない子には「ここで跳んでごらん。ほら!」。
お兄さんのアドバイスで跳べました。にっこり笑顔がはじけます。
4つのグループに分かれて、ティーボールの練習が始まります。
メニューもお兄さんたちが考えてくれました。
あるグループは、ボールを投げる練習。
鬼役のお兄さんに向けて、ボールをぶつけます。
大歓声をあげながらボールを投げる子どもたち。
笑いながら逃げるお兄さん。
なんと優しい鬼でしょうか。
試合形式のグループでは、打つたびに守備役のお兄さんたちの
「すごーい!」という声があがり、これまた笑顔がはじけます。
最後は代表のお兄さんがバッティングを見せてくれました。
打球はグラウンドの端の緑のネットまで届きました。
「すごーい!!」今度は子どもたちが言う番でした。
子どもたちはもちろん、お兄さんも笑顔の時間になりました。
そして、お兄さんとなった教え子の成長に、実は私たち教員も笑顔になった時間でした。
ただいまホールでは桐朋学園小学校60周年記念展示会が開かれています。
展示会では、これまでの卒業アルバムや卒業文集、創立当時からの様々な場面の写真が展示されています。
子どもたちに人気があるのは卒業アルバム。
担任の先生の若かりし頃の写真を探すことが楽しいようです。
「先生、若かったんだね。」
そりゃそうです。
学校に歴史があるように、人にも歴史があるのです。
他にも新校舎建築の歩みのスライドショーを上映しています。
「桐朋林を作ろう」の展示では、児童、教職員が学校への想いを書いて、青々とした葉の茂る林にしました。
ぜひ保護者の方、卒業生の方もご参加ください。それぞれの想いを葉っぱにのせてください。
20日まで開催しています。
PTAリコーダー・サークルのリコーダーアンサンブル。
たくさんの種類のリコーダーの音が折り重なって混ざり合い、豊かな音が奏でられました。
私たちの教員合奏では、みなさまの心を躍らせることができたでしょうか。
PTAコーラス・サークル。
いつも以上に心がこもって聞こえる1曲目でした。
2曲目の「365日の紙飛行機」は子どもたちも大好きな歌。
会場みんなで歌いました。
そして、音楽会の最後に登場するのは6年生。
2部合唱の「地球星歌~笑顔のために~」。
舞台袖から、歌う君たちひとりひとりの表情を見ていました。
本当に素敵な表情でした。ぐっと大人っぽく見えた。
伸びやかで美しく、どこまでも届いていくような歌声が、今から未来に向かっていくように思いました。
最後の器楽合奏。
曲が始まる直前。
指揮台に上った指揮者を見上げた君たちの真剣なまなざし。
舞台上の静寂。
そこに君たちの気持ちがすべて表れたような気がしました。まさか音楽会で、静寂に心を震わされるなんて。
その後の演奏について、言葉で表すことは、あきらめます。
素晴らしい時間をありがとう。
先週の金曜日・土曜日の2日間、2・4・6年生による音楽会が開かれました。
まずは2年生、笛と箏による合奏。
笛と箏、ペアで並んで座ります。
音色も奏で方も、楽譜も違う2種類の楽器による音が混ざり合い、1つの音楽となって客席に届きます。
息と心を合わせるために、きっとたくさん練習したのでしょう。
雅やかでいて、2年生らしい優しさもいっぱいに感じられました。
歌は「ツリーハウスにおいで」「空より高く」。
歌詞に合わせた歌い方ができましたね。
歌詞の持つ意味を自分でしっかりと理解したのでしょう。
心にすっと届いてきました。
「ツリーハウスにおいで」は作曲者の春畑セロリさんにも聞いていただくことができました。
4年生はリコーダーと木琴による合奏。
例年はリコーダーのみですが、今年は木琴も加わりました。
キキが空に飛び立つ軽やかさが見事に表現されていて、気持ちのよい演奏でした。
そして、歌はメリー・ポピンズからの2曲。
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」
思わずはねてしまうような1曲。
速くなっていくリズムが心地よく、すっかり魔法にかけられてしまいました。
そして、2曲目「チム・チム・チェリー」。
いつも元気な4年生から、穏やかでとても丁寧な歌い出しに心を一気に掴まれました。
ソプラノとアルトが美しく重なる曲の最後は、思わず鳥肌が立つほどの美しさでした。
調理室から香ばしいにおいがただよってきます。
1年生のポップコーン作りです。
初夏に植えた種を、大切に大切に育てました。
実ったとうもろこしを乾燥させ、それも使ってポップコーンを作っていきます。
とうもろこしを鍋で炒るために、コンロに火をつけます。
炎の姿を見せるために、学校では調理に電気ではなくあえてガスコンロを使っています。
コンロがない家庭や自分では初めて使う子も大勢います。
緊張のおももちでつまみをひねって、「ボウッ」火がつきました。
鍋を火にかけて、とうもろこしを炒ります。
なかなか変化は起きませんが…
「ポンッ」
透明のふたの向こう側で、とうもろこしがはねると同時に、ポップコーンがひとつぶできました。
「わあっ」
笑顔もいっしょにはじけます。
「ポンッ ポンッ ポンッ」
それからは次々に鍋のなかに白いポップコーンがはじけながらできていきます。
味見をしてみると、また笑顔がはじけました。
あれあれ?味見が止まらない子がいます。
おいしくできたポップコーンは、おみやげにしました。
それから校内案内やラジオを体操を教えてくれた2年生のペアの子に心をこめて渡しました。