桐朋学園小学校

桐朋だより

感覚が揺り動かされる一日 野焼き 5年生 

5年生が土器を焼きあげる野焼きに挑戦しました。

野焼きの火は自分たちで起こします。

3人1組になり、木の摩擦で小さな火の粉を生み出します。

何千年前の縄文人もやっていたこと。

身体の中にあるだろう遠い記憶を呼び起こすように、何度も木に巻き付けたひもを押したり引いたり。

そう簡単には火はつきません・・・

のはずでしたが、なんと開始わずかな時間で火を起こすことに成功しました。

これには驚きました。縄文人にだって、きっとひけをとらないあまりの早さでした。

小さな火の粉を麻に包み、膨らんだ火を薪につけ、大きな焚火になりました。

そこへ少しずつ土器を近づけ、乾燥させていきます。

焚火に近づくたび、熱さで肌がやかれ、薪の燃える音が耳に届き、煙の臭いが鼻の奥をつき、炎のまぶしさに目を細めずにはいられません。

縄文人と同じ方法の野焼きは、人間の本来持っている身体の感覚、五感を大いに刺激するのです。

いよいよ大詰めです。焚火の中心に土器を並べ、大きな炎を起こし、一気に焼き上げます。

炎がおさまったところで、焦げた薪をのぞいていき、土器を取り出していきます。

全部の土器が同じように上手くは焼きあがりませんでした。自然のなかで物を創ることの難しさを感じます。

でも、夏の考古館でのスケッチから始まった土器作り。

みんなの感性や感覚が揺り動かされる活動になったことでしょう。(11月21日)

賑やかな1日

お昼前に校内を歩くと、あちらこちらから賑やかな声が聞こえてきました。

 

多目的ホールからはおはやしの音が聞こえてきました。

そっとドアを開けると、3年生が笛や太鼓で落語の発表会のための音楽を演奏していました。

読書の時間に触れた落語を、実演や紙芝居で表現する発表会です。

 

桐の庭では5年生が野焼きを行っていました。

5年生の生活科の一番大きな活動です。

真っ赤な炎が手作りの土器を焼きあげようとしていました。

 

調理室では1年生の真剣な表情を見ることができました。

ポップコーン作りです。

油をひいたおなべにコーンを入れ、ふたをして火にかけると…

コーンがはじけるたびに、おなべを持つ手にも手ごたえが伝わり、うれしそうな表情があふれました。

 

2年生の教室では毎月恒例のお誕生会が開かれていました。

誕生月の友だちを祝うため、子どもたちが企画したお楽しみ会でとても盛り上がっていました。

 

あちらこちらで素敵な子どもたちの姿を見ることができました。

にぎやかな校舎とは対照的に、中庭は静かに子どもたちが来ることを待っていました。

あざやかに色づいた木々が秋の深まりを教えてくれました。

花育 1年生

1年生の授業でゲストティーチャーを招いて花育が行われました。

まずは紙芝居からです。

種から芽を出し、花をつけ、そしてまた種をつける循環を分かりやすく教えていただきました。

さあ、次は実際に花の苗をプランターに植えていきます。

たくさんの種類の苗を用意してくださいました。

心をこめて植えていきます。

体験を通し、これからよりいっそう愛着を持って花を愛でていくことでしょう。

 

子どもたちが植えた花は、1年生の教室から中庭に出るところに並んでいます。

とても華やかです。ぜひ学校にお越しの際は見て頂きたいと思います。

子どもたちの活動 児童会朝礼

秋らしくさわやかに晴れた昨日の朝は、週1回の児童会朝礼でした。

児童会朝礼では、5・6年生の児童会委員の子どもたちが全校に向け連絡や報告をします。

まずは朝の体操です。

桐朋体操という、音楽に合わせた学校オリジナルの体操をします。

体操の随所に様々なスポーツの動きが取り入れられています。

実はこの動き、歴代の体育委員の子どもたちのアイデアが活きています。

全校の前でお手本を見せる体育委員は左右逆さに動きます。

難しいことですが、それを感じさせない、とても凛々しい動きでした。

学級委員の子たちの司会で朝礼がすすみます。

今日は図書委員の子どもたちがおすすめの本を紹介してくれました。

「精霊の守り人」「ともだちは海のにおい」「チビ竜と魔法の実」「千と千尋の神隠し」「忍者サノスケじいさん」

5冊の本のそれぞれの魅力をみんなに伝えます。

一番真ん中で聞いていた1年生は、お兄さんの上手な語り口に思わず驚きの声や恐怖の声がもれていました。

この日は出番はありませんが、このほかにも校内の美化活動をすすめる美化委員、生きもののお世話やそのやり方を伝えていく生きもの委員、けがや病気の予防をよびかけたり、手当の手助けをする保健委員があります。

そうそう、児童会朝礼で放送機器のセッティングをしていた放送委員は、お昼休みに放送室で何かのリハーサルをしていました。

近々何か素敵なことがあるかもしれません。

児童会活動は子どもたちによる子どもたちの生活を豊かにしていく活動です。

動かないで よく見せて 低学年 スケッチ遠足

10月の晴れた日に、1年生と2年生で多摩動物公園に出かけました。

ただの遠足ではありません。

みんなの手には、スケッチブックと鉛筆。

そう、この日はスケッチ遠足なのです。

普段、動物園に通いなれている子も、スケッチブックを持って動物を見ると、

いつもとは違う発見ができたようです。

「動かないで よく見せて」

子どもたちの心からのお願い。

言葉が通じないはずが、なんと一匹のチーターが完ぺきなポージング。

今日の力作をもとに、図工の時間に版画づくりをしていきます。

(10月24日)

それぞれの表現 6年生

ある日の多目的ホールでは、生活の授業が行われていました。

この日は、6年生が作文を発表していました。

作文のテーマは、いくつかのテーマの中から自分で選んだものです。

誰がどんなテーマを選ぶのか、そして同じテーマでも人によって書かれる内容は変わります。

クラスメイトが、何をどのような表現で書くのか、お互いに興味を持って発表を聞きました。

時にユーモアたっぷりの文章に笑いが起きたり、時に巧みな文章に感嘆の声がもれたり、

発表に緊張する子への応援の眼差しがあったり、多くの発見に満ちた豊かな時間になりました。

晴れた日の光景

先週の木曜日は天気がよく、休み時間に外で遊ぶ子どもたちの姿が目立ちました。

今週は入試のため、自宅学習期間となっています。

学校で友だちと遊ぶことはしばらくお休みになりますが、次の登校のときにもまた元気な姿で来られるよう、健やかに過ごしてほしいと思います。

手と鼻・目、五感を使って 4年生 羊の毛の染色

4年生の生活科では羊の毛に色をつけました。

5月の西湖湖畔学校で自分たちの手で刈ってきた羊の毛です。

夏休み前に糸に紡ぎました。

羊の毛の染色には校内の木々の葉を使います。

前の日から校内のあちこちで葉っぱ集めをする子どもたちの姿が見られました。

普段見慣れているはずの校内の緑を、改めてよく見る機会になりました。

びわに桐に梅にかりん、しゅろ…グループで使う葉は様々です。

さあ、いよいよ染色が始まりました。

ホウロウの鍋に水を入れ、火にかけ、葉を煮出していきます。

実習室には何とも形容しがたいにおいがたちこめます。

「えだまめ」「やきいも」「○○○(ここには書けません)」「山が爆発するときっとこんな風」「幻想的」

子どもたちから次々とにおいを形容する言葉が飛び出してきます。

葉によってにおいも変わります。子どもたちの口から出てくる表現もそれぞれです。

すっかり色がついたお湯に、いよいよ羊の毛を沈めていきます。

事前に、色がつきやすくなるよう、媒染剤というものをしみこませています。

この媒染剤と葉の色の組み合わせで、毛の色は決まります。

染め上った色は、葉の色そのままのものもあれば、思いもよらなかった色まで。

自然の持つ意外さへの驚きとともに、自分の手を使って創り上げていく喜びを感じた1日になりました。

春から始まった羊の毛の授業はまだ続いていきます。

最後の宿泊行事 6年生 修学旅行 後半

3泊4日の修学旅行の3日目は、安曇野にでかけました。

まずは、安曇野ちひろ美術館を見学しました。

水彩画のやわらかいタッチで描かれたいわさきちひろの作品。

幼いころから慣れ親しんでいる子も大勢いました。

多くの作品に魅了されるとともに、当時の歴史背景やちひろさんの思いに触れました。

家に帰ったあと、絵本をふたたび手にとった人もいることでしょう。感じ方に違いはあったでしょうか。

午後はアルプス安曇野公園に出かけました。

雨天のため、工作室で安曇野の木の実などを使ったクラフトを楽しみました。

独創的な作品の数々に「こんな立体的なクラフト、見たことがありません。」と係の人が感嘆の声をもらしました。

夜はお楽しみ会。

係の子たちがこの夜のためにとっておきのレクリエーションを用意しました。

最後の宿泊行事の最後の夜にふさわしい、笑顔にあふれた楽しい夜となりました。

最終日は松本城と開智学校の見学。

天気があやしく予定していたスケッチはできませんでした。

でも、この修学旅行の数々の思い出とともに、色あせない魔法の絵の具で、心のスケッチブックに鮮やかに描きとめたことでしょう。

I can ~.  Can you ~? 5年生 E.C.

校内を歩いていると、多目的ホールからにぎやかな声が聞こえてきました。

そっとドアを開けて中をのぞいてみると、授業時間にも関わらず、野球をやっている男の子が。

そもそも、室内でバットとボールを使うなんてもってのほか。

あわてて止めようとすると

「(先生、いま授業中だから静かにしていてください。)」

近くにいた子どもに小さな声でたしなめられてしまいました。

野球をやっていた子が、少しほこらしげな表情で見ていた人たちに言います。

「We can play baseball.Can you play baseball?」

「O.K.」

ALTの2人が立ちあがってバットを手に取ります。

「I can understand.」なるほど、E.C.の授業の一幕でした。

自分の特技を披露することで、助動詞の「Can」を使う場面が作られていました。

ほがらかに英語を口にする子どもたちの姿がありました。

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