昨日は地域別保護者会と引き取り訓練を行いました。
本校では、子どもたちが住む場所を18のグループに分け、地域別グループとしています。
子どもたちは学期ごとに集まりをもち、ふだんの登下校で気を付けることを確認したり、上級生は下級生の顔と名前を覚えたり、安全な通学を支えるつながりを育んでいます。
保護者も年に一度、地域別に保護者会を行います。近くに住む保護者同士が連携を持つことで、万が一の場合に助け合えるようにしています。
今年も、それぞれの地域ごとに、子どもたちの安全を支えるための有意義な時間がもてたようです。
下校は、保護者が子どもを迎えに行く、引き取り訓練を行いました。
災害は予告なしにやってきます。そのときにどんな行動をとるべきか、家庭と学校で協力しながら考えていきましょう。
2学期が始まりました。
玄関の扉が開くことを待つみんなに「おはよう」と声をかけることも、それに「おはよう!」と元気な声が返ってくることも、いつものあたりまえが戻ってきたことがうれしかったです。
「さあみなさん、これから始まる2学期の生活の中で、きっと小さな奇跡がたくさん起こることでしょう。
それはみなさんにとって、とても大事な学びの機会です。
何かを発見する喜び、何かを成し遂げた感動、失敗を繰り返さないための努力、そうしたものをていねいに重ねて、この2学期を織り上げていきましょう。」
(始業式の片岡校長の話より)
「おはよう」のあいさつのやりとり
ハイタッチの手と手
「あのね、あのね」から始まるおしゃべり
はじける笑顔にはにかむ笑顔
日々の小さくてあったかいことを重ねながら、いっしょに2学期を織り上げましょう。
3年生の社会科では、国立市の学習をしています。
今日は教室で学んだことを、実際に目でたしかめに出かけました。
学校からまっすぐ南へ向かっていきます。
南武線の踏切を渡ると、急な下り坂。
甲州街道をくぐる地下道は、入り口と出口でまったく高さが違います。
これが「はけ」と呼ばれる段丘崖です。
このはけからは豊富なわき水が出ます。
わき水は豊かな恵みであるたくさんの農作物を生み出します。
国立市の中で、学校や国立駅の周りは新しい街であり、お店や家が立ち並びますが、このはけ下には水田や畑が広がっています。
この日は、水田にカモが泳ぎ、その向こうにはクロサギがやってきました。
これもまた国立市の姿です。
暑い夏は、はけ下のわき水が流れる風景を見て、涼んでみるのも良いかもしれません。
(7月5日)
今日は8月15日。
特別な意味を持つ日です。
1945年の今日、戦争が終わりました。
7月に6年生は、平田忠道さんという方の被爆体験を、その体験の継承語りをしている教員から聞きました。
広島での原爆でお母さんと弟を亡くした当時15歳の平田さんの体験は、今からは信じられないようなことばかりです。
でも、それは、今から74年前にたしかにあったことです。
今の当たり前の日々が、どれだけ尊いものなのか、考える機会になったかもしれません。
残念ながら、世界にはいまだ戦争があり続けています。
それを無くすことができていないのは、私たち大人の責任です。
みんなにどんな世界を残していきたいか、そのために私に何ができるのか、今日はそれを考える日にします。
あなたはどんな世界を作りたいのか、ぜひ考えてみてください。
夏休み、海や川などで水遊びを楽しんでいる人もいることでしょう。
1学期の終わりに水泳の授業では、着衣泳の学習がありました。
これは、洋服を着たまま誤って水中に落ちてしまったときの状態を体験し、自分の身を守るための方法を学ぶ時間です。
服を着たまま水に入るのは、何ともいえない不思議な気持ちです。
水を含んだ服が体にまとわりついていきます。
動きづらさを感じながら、身につけているいくつかの泳ぎ方をためしてみると、水着のときとは違った、泳ぎやすい泳ぎ方が分かってきます。
授業の後半では、ペットボトルやビニール袋、着ている服をうまく使って浮かぶ練習をしました。
夏休みです。
普段はできない遊びも思いっきりしてほしいと思います。
でも、水遊びはくれぐれも気を付けて。
万が一のときは、この学習を思い出してください。