桐朋学園小学校

桐朋だより

上高地の秋に浸る 6年生 修学旅行前半

6年生の修学旅行で、子どもたちは奥飛騨と信州の秋の美しさに浸ります。

直前の台風の影響で、大きく迂回して初日の目的地、奥飛騨平湯温泉に向かうことになりました。

長いバスの旅、最後のトンネルを抜けると、そこは奥飛騨の秋でした。

宿舎の穂高荘さんがの湯の温泉は、とっておき。

なんと、学年全員でいっしょに入ることができる大きな露天風呂があるのです。

長い道中の疲れを、温かくやわらかなお湯と、夕日に照らされた色づく山々の美しい秋がいやしてくれたことでしょう。

2日目は朝の体操から始まります。

外へ出ると、ひんやりとした清廉な空気に、思わず身をすくめます。

まだ目が覚めていない静かなまちのあちらこちらから、温泉の湯気が立ち上っています。

山間の温泉地の朝です。

この日は上高地に散策に出かけました。

空、山、木々、川、池、それらを輝かせる陽の光。

雄大な美しさ、そのなかに居ることのできる喜び。

秋に浸ることはできたでしょうか。

世界一長いへび 1年生 図工

今日の図工の時間は、世界一長いへびづくりに挑戦です。

まずはひとりで粘土をこねこね。

となりの人の粘土と合わせて、うまくこねこね。

「あっ、つながった。」

班のみんなのへびがつながりました。

これだけでも、ずいぶん長いへびになりました。

でも、今日目指すのは世界一長いへびです。

班と班のへびを合わせていきます。

こねこね

こねこね

「できたー!」

世界一長いへびが、図工室にあらわれました。

世界一大好きなへびになったかもしれません。(10月18日)

専門家から学ぶ 3・4年生 社会科

先週、今週の3・4年生の社会科の授業では、それぞれ専門家から学びました。

3年生の授業には、東京農業活性化ベンチャー 株式会社エマリコくにたちの菱沼さんが来てくださいました。

国立とその周りで、野菜の直売所やその野菜を使ったレストランを経営する菱沼さんから、国立市の農業のこと、そして農業に関わる仕事を始めた思いなどを伺うことができました。

「買う人も農家の方も笑顔になるようにしたい。」

若い社長がいきいきと話す姿は、子どもたちも強い印象を受けたことでしょう。

4年生は学校に近い立川消防署国立出張所に見学に出かけました。

災害や病気・けがから人の命を守る消防・救急の仕事について、消防士の方から学びました。

消防車やたくさんの道具や、施設を実際に見て、説明を聞きました。

「火のなかに飛び込むことはこわいです。それでも、人を助けるために日々しっかりと訓練をし、準備をしています。」

私たちの日々の安全を守る人たちの誇りが垣間見えた気がしました。

実際に働く人たちから聞く言葉は、その人の思いが表れるようで、言葉以上に強く伝わってきました。

秋がやってきました 学びの風景

うんどうかいがおわって、

『あき』がやってきました。

先週の良く晴れた朝、あるクラスの黒板にそんな言葉が書かれていました。

すっかり秋らしくなりました。

○○の秋。みなさんならどんな言葉を入れますか。

学びの実る秋になりますように。

運動会③ 係の子どもたち

今年の運動はいつにもまして、最後のフォークダンスの輪が大きかったように感じました。

たくさんの保護者の方が輪に入り、子どもたち、保護者の方、教員、みんなが笑顔になる輪ができました。

それは素敵な光景でした。

よい運動会だった、そう言えると思います。

この運動会を作り上げたのは、子どもたちです。

特に、6年生を中心とした係の子どもたちの力がなくしては、運動会は成り立ちませんでした。

私は教員ですが、ひとりの参加者として、運動会を満喫していた瞬間が、今年の運動会にはありました。

子どもたちにありがとうと伝えたいです。

桐朋学園小学校の運動会は、子どもたちがつくるのです。

保護者のみなさま、たくさんの応援、ご協力ありがとうございました。よい運動会でしたね。

運動会② 競技種目

運動会の競技での子どもたちの姿を、たくさんのせたいと思います。

写真を見ていると、あの日の興奮が思い出されます。

一生懸命なみんなの姿に、思わず「がんばれ」と何度も声を出していました。

応援する声で、少しでもみんなを力づけたい、そう考えていました。

でも、ひょっとしたら、力づけられていたのは私のほうかもしれません。

少しでも速く強く、自分の力を振り絞り、仲間と声と心を合わせるその姿に、私が力づけられたのです。

きっと会場で応援をしていたすべての人が、同じことを感じたと思います。

一生懸命に力を出すみんなの姿は、とてもまぶしくうつくしかった。

赤組のみんなの笑顔はもちろん、白組のみんなのくやしそうな顔も、同じくらい大切なものだと思った。

それから、なんだかうらやましかった。

みんな、よくがんばったね。

運動会① 演技種目

10月6日、天候が危ぶまれましたが、無事に運動会が行われました。

1・2年生、3・4年生、5・6年生がそれぞれ演技種目を披露しました。

演技種目の一番手は3・4年生。

山形の伝統的な民舞である「花笠おどり」を舞います。

ともに練習をした3年生と4年生が重なり合うように踊ります。

あざやかな花が二重になってグラウンドに舞いました。 

次の出番は1・2年生「風をさがして」。

手にもった4色のボンボンがはずむと、見ている私たちの心もはずみます。

お気に入りのTシャツに身を包み、軽やかに踊ることができました。

そして5・6年生は伝統の「TOHOソーラン」。

一曲目は伝統的な北海道のソーラン節。

ひとつひとつの動きに意味を込めて踊ります。

荒海で力強く漁をする勇壮な漁師たちを表現しました。

その迫力。

二曲目は、高知の鳴子を使ったよさこいソーラン。

鳴子の音がリズムに合わせ、歯切れよく響きます。

その清々しさ、凛々しさ。

心からの拍手を送りたいと思います。

秋風に揺れる稲穂 5年生 稲刈り

「気持ちいい!」

裸足で入る水田の泥の感触を、足の裏で楽しむ子どもたちの大きな歓声が桐の庭に響きます。

「気持ちいい!」

今度の気持ちよさは、実った稲の束を稲刈り鎌で刈る気持ちよさのようです。

初めての感触に、また歓声があがります。

6月の田植えから、暑い夏の稲当番を経て、今日はいよいよ稲刈りです。

収穫の喜びと、思いもよらない気持ちよさで、水田には笑顔があふれました。

私たちが日々食べているお米。

稲を育て収穫することを通し、子どもたちは人が生きるために必要な「食」について、体験を通し丁寧に学んでいきます。

まだ、収穫した稲は、調理するためのお米にはなっていません。

炊き立てのご飯を口にするまでに、さらにどんな作業が必要なのか、生活科で実際に自分の手を動かしながら学んでいきましょう。

(10月2日)

実りの秋 ふくらむ気持ち 1年生 とうもろこしの収穫

「あっ!出来てる。あった、あったよ!」

1年生の教室の脇にあるテラスから、元気な声が聞こえてきました。

その声にさそわれて、渡り廊下を左折し、テラスにやってきました。

子どもたちはテラスにある花壇の周りに集まっていました。

花壇には5月に植えたとうもろこしが育っています。

暑い夏を越え、収穫のときをむかえました。

ふだん食べているものとは違う、ある食べ物のための特別なトウモロコシ。

たくさん収穫することができました。

食べるまではまだ時間がかかります。

楽しみな気持ちをどうぞふくらませていてください。

はじけるほどふくらんだそのときに、とうもろこしも、ポンッとおいしくはじけることでしょう。

さあ、本番へ 運動会リハーサル

先週末に運動会のリハーサルがありました。

リハーサルでは、本番で使う中高グラウンドでの位置や、当日の動き、係の仕事について確認しました。

どれも大切なことですが、特に5・6年生の係の子どもたちの仕事の確認は大切です。

なぜなら桐朋学園小学校の運動会は、係の子どもたちによって支えられているからです。

ラインをひき道具の準備をすること、放送をすること、得点をつけることなど、様々な役割があります。

それは目に見えるものだけでなく、一見して目立たないものもあります。

でも、そのひとつひとつの役割で、運動会が支えられます。

日曜日に応援に来てくださる保護者の方も大勢いらっしゃることでしょう。

子どもたちは運動会本番、競技、演技ともに、それまでの努力の成果を実らせるでしょう。

心からの拍手をお願いします。

そしてぜひ、それぞれの役割に汗を流す5・6年生の姿にも注目していただきたいと思います。

彼らの働きもまた、私たち桐朋学園小学校の運動会の見どころなのです。

どうか晴れますように!

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