桐朋学園小学校

桐朋だより

アサガオのふかふかのおふとん 1年生

ふだんは北館にいる1年生が、朝いちばんに本館の理科室の前にある畑に出てきました。

なんだかとってもうれしそう。

みんなの手には青くて四角い植木鉢があります。

今日はアサガオの種を植える日なのです。

種を観察してスケッチした日から、とっても楽しみにしていました。

栄養をたっぷりの土で育てたいから、畑の土に腐葉土を混ぜます。

張り切って土を入れたら、あらあら、植木鉢からあふれてしまいました。

土はふんわりと入れていきます。

アサガオも、ふわふわの土のおふとんで寝たいものね。

 

教室の前の中庭に、青い植木鉢が並びました。

早く芽が出ますように。(5月14日)

心をこめて ごしごしごし 6年生 プール掃除

来週月曜日のプール開きに向けて、この日は6年生がプール掃除をしました。

秋と冬の間、使われなかったプールは、言葉で表現するには難しい状態になっていました。

勇気を出して、汚れの目立つプールにそっと下りていきます。

「ひゃあっ!」

手に持ったデッキブラシで、普段見ることのないプールの底を磨いていきます。

ごし ごし ごし

側面や、プールサイド、更衣室を掃除する人たちもいます。

6年生にとっては、5年間、プールを気持ちよく使えてきたのは、これまでの6年生のおかげだったと実感する時間です。

そして、私たち教員にとっては、6年生のたのもしさを感じる時間です。

1時間、みんなで手を動かし続けました。

はじめの状態より、それはもう、きれいになりました。

とりきれないがんこな汚れは、このあと、学校の建物を管理する職員が、仕上げの掃除をします。

それができるのも、今日の6年生のがんばりがあったおかげです。

気持ちのよいプール開きがむかえられそうです。

(5月14日)

集団下校 

今日は集団下校の日。

子どもたちは様々な場所から学校に通ってきます。

通学地域を18のグループに分けて、学期に一度、グループごとに集まっています。

今日は今年度の1回目の集まり。

それぞれのグループで、新しくグループに加わった1年生の自己紹介がありました。

登下校中、困ったことがあったら、同じグループの上級生に相談してみてね。

この日は、それぞれの場所へ、1年生から6年生まで、いっしょに帰ります。

どんなことを話しながら帰ったのかな。

登下校路、公共の場でのマナー、ふるまいを、上級生から下級生に伝えていってほしいと思います。

(5月9日)

ラジオ体操伝授 1・2年生

「こうやるんだよ。よく見ててね。」

2年生の声が体育館に響きます。

今日はラジオ体操伝授。

毎朝おこなうラジオ体操を、2年生が1年生に教える日です。

「ちゃんと、ここは手を伸ばしてね。」

真剣な2年生。表情がどこかほこらしげにも見えます。

1年前に教えてもらったことを、今日は教えられることが、きっとうれしいのでしょう。

1年生が体操をする日を、1年生だけでなく、2年生も楽しみに待っています。

水はどこから 4年生

4年生の社会科では水の学習をしています。

調査の結果、学校には想像を上回るたくさんのじゃぐちがあることが分かりました。

そのじゃぐちから出る水は、いったいどうやって届くのでしょうか。

 

実は、桐朋学園小学校の水は、家庭の水道水とは違う経路を通っています。

どんな秘密があるのでしょうか…

その秘密を、今日は学校の建物の管理をしている大石さんが説明をしてくださいました。

 

ふだんは開けられることのないとびらが特別に開けられます。

その先には…

ここから先は4年生に聞いてみてください。

 

ふだんは気にすることもない水。

でも、それが当たり前に届くために、多くの仕組みと人々の力が関わっているのです。

こいのぼり

今日はこどもの日。

あちこちでこいのぼりを見ることができます。

学校でも、4月の後半から、学級委員の子どもたちが、毎日こいのぼりをあげています。

みんなが身も心も健康に育ちますように。

 

国民の祝日に関する法律によれば、こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日とされています。

子どもをひとりの人間として尊重できているか。

子どもが幸せであるために、何をすべきか。

ともに子どもの成長を支える保護者とできることは何か。

そのようなことを考える日にしたいと思います。

ある日の風景

連休が近づいた、ある日の授業の風景です。

まちたんけん 3年生

3年生は社会科でまちたんけんに出かけました。

学校のまわりを歩きます。

浄水場に消防署、スーパーマーケットに図書館。

それから福祉会館に児童館に障害者スポーツセンター。

最後は毎日歩いている大学通りを、歩道橋からながめます。

今日見たものの多くは、ふだんからきっと自分の住む街でも目にしているもの。

当たり前の風景です。

でも、その当たり前を当たり前にするために、たくさんの人が多くの工夫をしています。

それを、これから社会の学習で探っていきます。

日々の生活の当たり前を支える人々の働きや工夫。

楽しみにしていてください。

遠足には行けなかったけど… 1・5年生

今朝、1年生の教室のまどに、たくさんのてるてるぼうずがつけられていました。

そう、今日は1・5年生遠足の日。

でも、雨で中止になってしまったのです。

 

そのかわり、今日は1・5年生のパートナーと過ごす1日になりました。

まずは、ぶらり散歩。ふだんは行くことのない中学高校の校舎の奥の奥まで足を運びました。

最後はちょっとだけ外に出て、大学通りの歩道橋を渡りました。

ずっと手をつないで歩きました。

それから、教室に戻って、5年生から1年生に読み聞かせの時間。

いっしょにお絵かきをしました。

それに、お楽しみのレクも1・5年生のペアで挑戦しました。

最後はお昼をとって、手をつないで下校です。

 

遠足の中止は本当に残念だったけれど、なんだかあったかい1日でした。

たくさん、手をつないだね。

 

美術と科学の1日 6年生 都内見学

先週、6年生は都内見学に出かけました。

行先は上野の国立西洋美術館と国立科学博物館です。

 

美術館では、スクールガイドの方が班ごとについてくださり、ギャラリートークが行われました。

絵画や彫刻の前に立つと、その魅力が伝わってきます。

ガイドの方の説明が、その作品に奥行を加えていきます。

「あなたならこの作品にどんな題名をつけますか?」

問いかけに想像力がかきたてられます。

よりいっそう作品を味わうことができました。

スケッチをする表情が、いつも以上に一生懸命に見えました。

 

次は、科学博物館へ。

太古の生き物の巨大な化石に驚き、縄文時代・弥生時代といった人々の歴史に思いを馳せ、そして最先端の未来の技術を垣間見ました。

科学が明らかに、これから挑んでいく世界を知ることができました。

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