来週月曜日のプール開きに向けて、この日は6年生がプール掃除をしました。
秋と冬の間、使われなかったプールは、言葉で表現するには難しい状態になっていました。
勇気を出して、汚れの目立つプールにそっと下りていきます。
「ひゃあっ!」
手に持ったデッキブラシで、普段見ることのないプールの底を磨いていきます。
ごし ごし ごし
側面や、プールサイド、更衣室を掃除する人たちもいます。
6年生にとっては、5年間、プールを気持ちよく使えてきたのは、これまでの6年生のおかげだったと実感する時間です。
そして、私たち教員にとっては、6年生のたのもしさを感じる時間です。
1時間、みんなで手を動かし続けました。
はじめの状態より、それはもう、きれいになりました。
とりきれないがんこな汚れは、このあと、学校の建物を管理する職員が、仕上げの掃除をします。
それができるのも、今日の6年生のがんばりがあったおかげです。
気持ちのよいプール開きがむかえられそうです。
(5月14日)
今朝、1年生の教室のまどに、たくさんのてるてるぼうずがつけられていました。
そう、今日は1・5年生遠足の日。
でも、雨で中止になってしまったのです。
そのかわり、今日は1・5年生のパートナーと過ごす1日になりました。
まずは、ぶらり散歩。ふだんは行くことのない中学高校の校舎の奥の奥まで足を運びました。
最後はちょっとだけ外に出て、大学通りの歩道橋を渡りました。
ずっと手をつないで歩きました。
それから、教室に戻って、5年生から1年生に読み聞かせの時間。
いっしょにお絵かきをしました。
それに、お楽しみのレクも1・5年生のペアで挑戦しました。
最後はお昼をとって、手をつないで下校です。
遠足の中止は本当に残念だったけれど、なんだかあったかい1日でした。
たくさん、手をつないだね。
先週、6年生は都内見学に出かけました。
行先は上野の国立西洋美術館と国立科学博物館です。
美術館では、スクールガイドの方が班ごとについてくださり、ギャラリートークが行われました。
絵画や彫刻の前に立つと、その魅力が伝わってきます。
ガイドの方の説明が、その作品に奥行を加えていきます。
「あなたならこの作品にどんな題名をつけますか?」
問いかけに想像力がかきたてられます。
よりいっそう作品を味わうことができました。
スケッチをする表情が、いつも以上に一生懸命に見えました。
次は、科学博物館へ。
太古の生き物の巨大な化石に驚き、縄文時代・弥生時代といった人々の歴史に思いを馳せ、そして最先端の未来の技術を垣間見ました。
科学が明らかに、これから挑んでいく世界を知ることができました。