400人以上の児童が入った満員の講堂に、大きな歓声が響きます。
今日は演劇鑑賞教室。
オペレッタ劇団ともしびの方が、「トラの恩がえし」という韓国・朝鮮の民話をもとにしたお話を演じてくれました。
歌を使って演じるオペレッタ。
普段見慣れないたくさんの楽器から、軽快な音色が響き、さらに歌声が重なっていきます。
時にコミカルな動きやセリフがあり、ひきこまれればひきこまれるほど、驚きの声や思わず笑ってしまう声が止まりませんでした。
1時間をゆうに越える上演時間でしたが、あっという間でしたね。
肝心の物語。
最後は考えさせられました。
私が木こりだったら、最後の場面でトラをどうしたでしょうか。
みんなが木こりだったら、どうしましたか?
見終わった後に、みんなにそれを聞きたくなる、そんなお話でした。
昨日は地域別保護者会と引き取り訓練を行いました。
本校では、子どもたちが住む場所を18のグループに分け、地域別グループとしています。
子どもたちは学期ごとに集まりをもち、ふだんの登下校で気を付けることを確認したり、上級生は下級生の顔と名前を覚えたり、安全な通学を支えるつながりを育んでいます。
保護者も年に一度、地域別に保護者会を行います。近くに住む保護者同士が連携を持つことで、万が一の場合に助け合えるようにしています。
今年も、それぞれの地域ごとに、子どもたちの安全を支えるための有意義な時間がもてたようです。
下校は、保護者が子どもを迎えに行く、引き取り訓練を行いました。
災害は予告なしにやってきます。そのときにどんな行動をとるべきか、家庭と学校で協力しながら考えていきましょう。