あたたかな日差しがつくるしかめつら
1月の終わりの日は、真冬とは思えないくらい日差しがあたたかで気持ちの良い日になりました。
お昼休みのグラウンドや中庭には、たくさんの子どもたちの笑顔がありました。
笑顔につられて外に出てみると、やわらかな陽の光に、心まであたためられるような、そんな気持ちになりました。
でも、中庭にはしかめつらの1年生が…
何かあったのでしょうか。
心配して声をかけてみました。
「氷ができていないの。」
1年生は今、生活科の学習で氷づくりをしていたのです。
小さな器に入れた水を、それが凍る場所を自分で考えて、校内のところどころに置いています。
「日陰に置いたつもりだったのに、お日様がこんなところにまで届いているんだもん。」
そうか、そういうことだったのですね。
あたたかな日差しがつくるしかめつら。
ようやくわけが分かりました。(1月31日)