
今日は終業式です。
登校後すぐの教室をのぞくと、みんなの元気な笑顔に出会うことができました。
みんなの1学期が、思わず笑顔になる機会でいっぱいの1学期だったらうれしいです。
さあ、長い夏休みです。
くれぐれも健康には気をつけて過ごしてください。
9月にまたみんなの笑顔に会えることを楽しみにしています。
「1年生のみなさんは、4月の入学式の時に比べてずいぶんと大きくなりました。
岩井の遠泳に挑む6年生も、東天狗岳に登る5年生も、やるぞ、という気持ちが伝わってくるような表情をしていますね。
2年生・3年生・4年生のみなさんにとっても、夏休みは自分を成長させるチャンスです。
自分なりに決めた目標に、挑戦してみて下さい。
一回りたくましくなったみなさんと、9月に会えることを楽しみにしています。
ではみなさん、どうぞ元気で夏休みを過ごして下さい。」
(終業式 片岡先生の話より)
6年生は夏休みに大きな挑戦をします。
それは、千葉県の岩井海岸での遠泳。
その挑戦に向かって、練習を積み重ねています。
先週からは、小学校のプールではなく、隣の中学・高校のプールでの練習が始まりました。
普段は水球部が練習で使う、足がつかないところのある深いプールです。
2人一組でバディというペアを組み泳ぎます。
息を合わせ、顔をあげたときに、お互いを見合います。
泳ぐことは、自分の力でやることです。
でも、隣で泳ぐバディの存在が、見えない力で自分を支えてくれている、それを実感した人も多いのではないでしょうか。
同じように、あなたが息を合わせようと送った視線が、隣のバディを勇気づけたことでしょう。
来週のいまごろは岩井海岸にいます。
大きな挑戦へ向け、みんなで支え合っていきましょう。
先週1週間は、いつも以上に図書室が盛況でした。
人だかりの中心には、むらさき色のはっぴを着た図書委員の5・6年生の姿がありました。
図書委員の子どもたちによる、しおり祭りが開かれていました。
本を借りると、図書委員お手製のしおりを手に入れることができます。
さすが図書委員の子どもたち。
大人よりもずっと素敵に、子どもたちの心を捉えるようなしおりを作るのです。
これが欲しくて、図書室のカウンターには長蛇の列が生まれました。
「本に親しんでほしい。図書室に足を運んでほしい。」
そんな図書委員の思いがこめられたお祭りです。
子どもたちは、この日手にした本を、特製のしおりを使って、少しずつ読み進んでいくのでしょう。
そして、本の世界に迷い込んで抜けられなくなった子が、次の図書委員になるのでしょう。
本の世界へようこそ。
「えー!今日も赤なの?」
玄関の表示が赤のときにはグラウンドで遊ぶことができません。
このところ梅雨空が続き、グラウンドが水浸しになることが多く、子どもたちの残念な声を聞くことが増えてきました。
晴れをのぞんでいるのは、桐朋学園小学校の子どもたちだけではないはずです。
「えー、今日も天の川がかからないの?」
きっと天空では、織姫と彦星がため息交じりにそんなことをこぼしているころでしょう。
低学年の軒端に笹の葉が揺れています。
7月7日の七夕に向け、笹に笹飾りとそれぞれのお願い事がかけられています。
どうか7月7日の夜は、夜空にきれいな天の川がかかりますように。
織姫と彦星が1年ぶりの再会に心をときめかすことができますように。
子どもたちの願いごとがかないますように。
「桐朋学園小学校の子どもたちが、心身ともに健やかに幸せにすごせますように」という私の願いもかないますように。
(「おいしいお肉と桃を思いっきりほおばりたい」という願いごとは後回しで構いません。)
6月には、6月の花や生き物が見られるだけでなく、6月の音も聞こえてくる、そのような学校です。
空から見る私たちの学校の姿を、ぜひご覧ください。
下のリンクから見ることができます。
調布市仙川にある桐朋小学校との交歓会が開かれました。
年に1度、6年生同士が出会います。
今年は、桐朋小におじゃましました。
鬼ごっこ、リレー、バスケットボール、大縄、ドッジボール。
桐朋小の6年生が工夫をこらした種目を考え、用意してくれました。
「チーム分けをして、試合に入ろうとした時に、早速友だちができた。
その子は、すごくやさしかった。
ぼくは、桐朋小に来るまでは仲良くできるか心配だったけれど、その「Y君」のおかげで、不安は一気にかき消された。
<中略>
代表の人が話した「最後の感想」だって、途中からぼくが言いたくなるくらい、桐朋小での時間は楽しかった。
「また四月に会いたいな」と、あらためて思った。」
(児童の日記より一部抜粋)
10か月後は、桐朋中学校、桐朋女子中学校でともに学ぶ仲間になります。
ひょっとしたら、この日に会った人のなかに、未来の親友がいたかもしれません。
再会する日が今から楽しみです。(6月13日)
2年生の生活科では、月に1度、お誕生会を開きます。
その月に生まれた友だちを、クラスみんなでお祝いします。
お祝いされるのは、子どもだけでなく、保護者もです。
友だちに「おめでとう!」って言えるのは、支えてくれる人がいるからですもの。
子どもたちがかざりつけた教室に、保護者を招きます。
保護者の方からは、子どもが生まれたときや赤ちゃんのころの話をうかがいます。
どの子にもひとりひとりそれぞれに、大切な物語があるのだなと、あらためて気づきます。
「おめでとう!」の言葉にも、よりいっそうの心がこもります。
子どもたちの司会で、子どもたちの用意した出し物で、大切なクラスメイトが今ここにいることをお祝いします。
みんながいてくれて、うれしいです。
「おめでとう!」