桐朋学園小学校

桐朋だより

一緒に出かけよう

1学期も残りわずかとなった7月6日、1・2年生は学校から歩いて40分程のところにある城山公園に出かけてきました。

 

本来は4月下旬に予定していましたが、3回目の緊急事態宣言により延期。二度目は、雨のため延期。1、2年生の強い願いが通じたのか、三度目でようやく出かけることができました。

 

歩いて行くことができる範囲の場所ですが、学校とはまた違った環境で、存分に公園での時間を楽しむことができました。

 

また一つ楽しい思い出をつくることができた一日でした。

実のなる木から

桐朋学園小学校には、実のなる木がたくさんあります。

そのうちの一つが、夏みかんです。

 

6月下旬、その夏みかんをテーマに2年生で様々な活動が行われました。

夏みかんに関係したお話を聞いたり、夏みかんをテーマに作品づくりをしたり、夏みかんの歌を歌ったり。

 

実のなる木としてしか見ていなかったものが、これからは「こんなこともできそうだなあ」「あんなこともできそうだなあ」と、まわりのものを見る目が変わりそうな気がします。

描いた人・描いてもらった人の気持ち

写真は、6年生の図工の授業での一コマです。

この日は、アーティゾン美術館の貝塚さんにお出でいただき、ルノワールなどの作品についてのお話をしてくださいました。

 

お話を聞く中で、絵を見ることの面白さを感じるとともに、それぞれの時代でどのような思いで作品が描かれたのか、モデルになった人はどのような気持ちでいたのか、じっくり考えることもできました。ルノワールの「すわるジョルジェット」について、子どもを描くことの難しさについてのお話も大変興味深かったです。

 

授業の最後に、質問の時間をとったところ、多くの6年生の手が挙がりました。

そのうちの質問の一つです。

 

「貝塚さんのいちばん好きな絵は何ですか。」

「日によって変わります。」

 

一時間じっくりと絵について考えることで、美術館に行って直接絵を見てみたい気持ちも強くなった一日でした。

貝塚さん、ありがとうございました。(6/24)

羊の毛から

毎年1学期、実験実習室からはにぎやかな声が聞こえてきます。

 

5月中旬から、4年生の生活科で「羊の毛から」の授業が始まりました。

私たちが普段身につけている衣服でも使われている羊の毛。

その羊の毛がどのようにして生活に役立つものに変化していくのか、一つ一つの工程を体験しながら学んでいきます。

 

実際の作業は、刈り取られた羊の毛を洗うことからです。

お湯につけた羊の毛からは…。子どもたちのにぎやかな声がしたのはこのタイミングです。

どのような色であったかは、その反応のとおりです。

 

見事きれいになった羊の毛は、次に繊維をそろえる「カーディング」という作業に移ります。カーダーという道具で、4年生は意欲的に取り組んでいきます。

 

そして、ここからがまた集中力を要する作業となる「糸紡ぎ」です。繊維をそろえた羊の毛を糸にしていきます。今年はこの糸紡ぎについて、特別講師として杉山先生をお迎えし、直接教えていただきました。

 

杉山先生からは、動物の毛の種類についてのお話を聞いたり、紡毛機を使って動物の毛を糸にする様子を見せてもらったりしました。

そしていざ、自分たちで糸紡ぎをやってみます。

スピンドルという道具を使ってやってみますが、これが杉山先生の見せてくださったようには、なかなか進みません。しかし、4年生は粘り強く取り組んでいきます。少しずつ糸になっていく喜びを感じながら、また2学期の授業へと続いていきます。

受け継がれているイベント

雨の日が続いています。

室内でできることは何だろうと考えたときに、「よし、本を読もう」と思う人もいることでしょう。

 

図書委員のみなさんが、本と仲良くなるためのきっかけとして「しおり祭り」を開いてくれました。

学年ごとで指定された日に本を借りに行くと、くじを引くことができます。そのくじの内容によって、様々なしおりの中から一つを選ぶことができるのです。図書室を利用するのは2年生からということで、初めてしおり祭りに参加できた2年生は、朝から早く本を借りに行きたい気持ちでいっぱいに。しおり祭りが始まると、カウンターの前にはすぐに行列ができていました。そして、いざくじを引き、中身を確かめると、

「特賞だ!」

「1等だ!」

と歓声が聞こえてきます。

 

1年生は、教室横のワークルームにある本を借りることになっています。ですが、図書委員のみなさんは1年生の分のしおりも準備をしていて、お昼休みに1年生のところを訪ねてプレゼントする様子が見られました。

 

このしおり祭り、すくなくとも10年以上は続いてきたイベントです。

歴代の委員のみなさんが企画してきたイベントが、これからも大切に受け継がれていきますように。

お引っ越し

子どもたちのお話ではありません。

 

チャボのひなたちのことです。

 

5月に誕生して、しばらく屋内で見守ってきましたが、先日飼育小屋の仲間に加わりました。大人のチャボから離れたくないのか、羽の下に潜り込もうとするひなたち。その様子があまりにも微笑ましくての紹介でした。

2021年のプール開きです

緊急事態宣言の解除を受けて、先週の月曜日にプール開きを行いました。

原口校長先生からのお話の最後に、プールの授業での安全を願って鐘が鳴らされました。

 

5月前半に6年生がプールを掃除し、準備は万全。ようやく授業開始となりました。2年ぶりのプールとなることから、先週は高学年のみの授業でした。6年生は早速、平泳ぎの練習です。キック、手のかき方、伸びる時間を長くしてゆったりと泳ぐこと、各自の目標に向かって一生懸命取り組んでいます。

 

今週より1~4年生の授業も始まります。

水にふれることの楽しさを感じつつ、安全第一でプールの時間を進めていきたいと思います。

待ちに待ったクラブ活動

6年生が中心となって立ち上げたクラブ活動。

緊急事態宣言が解除されたことで、ようやく活動を開始することができました。

今年は、以下の16クラブが成立し、5・6年生が一緒になって活動していきます。

 

・遊部

・アンサンブル部

・家庭科部

・かるた部

・サイエンス部

・手芸部

・将棋 ボードゲーム部

・書道部

・卓球部

・ドッジボール部

・なわとび部

・軟式テニス部

・バドミントン部

・バレーボール部

・美術部

・文芸部

 

1学期は今週を含めて2回の活動ですが、高学年ならではの時間を楽しんでほしいと思っています。

体験を通して分かること

6月初めに「桐朋だより」で紹介した田んぼで、今週5年生が田植えを行いました。

(6月初めの記事はこちらです)

 

社会科の授業でも、これまでに米づくりについて学んでいた5年生は、実際に手作業で田植えをしてみることで、感じることがあったと思います。苗をしっかり土の中に差し込んだときの感触、体をかがめて植えることの大変さ、体験してみることで気付くことがあります。

 

田植えが終わった田んぼを上から眺めてみると、苗がきれいに並んでいました。

 

これからは、苗の様子を見守ることが、5年生の生活の一部分となりそうです。

1年生の様子

1学期も残すところ、1ヶ月を切りました。

今年の4月に入学した1年生も、小学校の生活に少しずつ慣れてきているようです。

今回は、1年生の図工の授業での様子を紹介します。

 

クレパスとティッシュを使って描いているのは、くるくるの○○○○。

写真でも、その○○○○をじっくりと見る1年生の様子をご覧いただけるかと思います。

 

一人ひとりが、どんなアジサイになるのか、わくわくしながら作品づくりに取り組んでいます。そして、できあがった作品を友達と見せ合うことで、また新たな発見があります。どの教科にも共通することですが、みんなで同じことに取り組むからこそ、学べることがあると思います。思い思いのアジサイを描きながら、1年生もまた一つ学びを深めていることでしょう。

普段の教室でも、集中して授業に臨む1年生。その後ろにも、図工の授業でつくった一人ひとりの顔が飾られています。様々な教科を通じて日に日に変わっていく様子を、またお伝えしたいと思います。

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