
本校では子どもたちをそれぞれが住む地域や利用する駅やに合わせ、17のグループに分けています。
登下校中に何かがあったときにはこのグループで集まってどうすればいいかを考えます。
たとえば電車が遅れてしまっているときなどは、上級生がグループの子どもたちを集め、いっしょに電車の再開を待つようなことがあります。
グループの子どもたち同士がお互いに知り合っていくため、学期ごとに集まる機会を設けていますす。
この日は今年度の1回目。
どのグループでも新しく加わった1年生の紹介が行われていました。
1回目の集まりの後はみんなでいっしょに帰ります。
1年生から6年生まで、みんなでいっしょに帰る姿を見せたかったのですが、写真を撮れませんでした。
かわりに真面目に学ぶ子どもたちの姿を載せたいと思います。
4月のはじめに1年生送りを行った1・5年生のパートナーで遠足に出かけました。
行先は昭和記念公園。
青いネモフィラの花が「ようこそ」と語りかけてくるように風にゆれていました。
たっぷりの自由時間、ふわふわドームにアスレチック、1年生は歓声をあげて遊びます。
5年生は自分の遊びは後回しで、1年生の遊ぶ姿をあたたかく見守っていました。
1年生を見守るまなざしは、1カ月前の彼らには見られなかったまなざしでした。
大切な人を守ろうとすることが5年生をぐっと大人にしたようです。
5年生のみんな、これからも1年生を見守ってください。
「パートナーの子は、私を「かりなさん」と最初は呼んでけれど、いつの間にか「かりなちゃん」にかわっていました。うれしかったです。
(5年生の日記より)