桐朋学園小学校

桐朋だより

ぼくを見ていてね 1・2年生 ラジオ体操伝授

「ぼくを見ていてね」2年生が言いました。

前で座る1年生がうなずきます。

今日は2年生が1年生にラジオ体操を教える日。

張り切る2年生のほっぺたが少し桃色に色づいて見えます。

「次はいっしょにやろう」

「うん!」

 

「うまいうまい!もうできるようになっちゃった」

うまいのは、あなたの教え方だよ。心のなかでつぶやきました。

気が付くとがんばった1年生のほっぺも桃色に。

みんなの心もきっと色づいていたことでしょう。

声を掛け合って一歩一歩 5年生 倉岳山

5年生は倉岳山へ出かけました。

うっそうとしげる深緑のなかに子どもたちは入っていきます。

頂上に近づくにつれ、坂道が急になっていきます。

そこまでのゆかいなおしゃれべりも、息があがり途切れ途切れになっていきます。

それでも、一歩一歩頂上を目指します。

目指すは倉岳山の頂上。

そしてその先、夏の奥蓼科林間学校の天狗岳。

この遠足は2640mの天狗岳登頂に向けた練習でもあります。

みんなの足取りを見て、夏がいっそう楽しみになりました。

思いやりのリレー 3年生 桜守

お昼を食べ終わった3年生が玄関に並んでいます。

「あら、お出かけ?」

「これから私たち『さくらもり』に行くんだよ。」

ちょっと胸を張って3年生が答えました。

そうです。この日は桜守の日。みんなで大学通りの桜を守る活動に出かけるのです。

ずっと国立の桜を守ってきた大谷さんから桜の守り方を教えてもらいます。

今回は、昨年の3年生が作った自然から生まれた肥料をさくらのもとに巻きました。

そして、これもまた昨年の3年生が植えた花のタネをとりにきました。

そう、桜守の活動は自然への思いやりのリレー。毎年の3年生がこの活動に関わります。

たしかにこの日、67期の3年生がそのバトンを受け取りました。

友だちと出会い直す 6年生 自分新聞

「僕は一輪車が好きです。習っていました。」

友だちの知らなかった一面に触れたのか、それを聞いた子どもたちからどよめきが起きました。

6年生の生活の時間です。

この日は手作りの「自分新聞」を使った発表の日です。

いっしょに過ごすのは6年目。

もうお互いをたくさん知っているはずですが、それでもそれぞれ新しい発見があります。

友だちと出会い直す時間となりました。

後半も楽しみです。

 

いっしょに帰ろう 地域別グループの集まり

本校では子どもたちをそれぞれが住む地域や利用する駅やに合わせ、17のグループに分けています。

登下校中に何かがあったときにはこのグループで集まってどうすればいいかを考えます。

たとえば電車が遅れてしまっているときなどは、上級生がグループの子どもたちを集め、いっしょに電車の再開を待つようなことがあります。

グループの子どもたち同士がお互いに知り合っていくため、学期ごとに集まる機会を設けていますす。

この日は今年度の1回目。

どのグループでも新しく加わった1年生の紹介が行われていました。

1回目の集まりの後はみんなでいっしょに帰ります。

1年生から6年生まで、みんなでいっしょに帰る姿を見せたかったのですが、写真を撮れませんでした。

かわりに真面目に学ぶ子どもたちの姿を載せたいと思います。

水曜午後の夢中な時間 5・6年生 クラブ活動

毎週水曜日の6時間目は5・6年生のクラブの時間です。

クラブは6年生が仲間を募り、企画書を書いて立ち上げます。

今年は17のクラブが立ち上がりました。

毎年できるクラブもあれば、今年初めて目にする個性的なクラブまで。

みなさんに紹介したいと思います。

クラフト、料理研究、鉄道研究、サイエンス、カラオケ、ボード&アート、スポーツ、現代アート、アンサンブルブル、卓球、バドミントン、バスケットボール、ダンス、ドッジボール、サッカー、陸上、野球。

水曜日の午後、これからも子どもたちの夢中な姿が見られることが楽しみです。

見守るまなざし 1・5年生遠足

4月のはじめに1年生送りを行った1・5年生のパートナーで遠足に出かけました。

行先は昭和記念公園。

青いネモフィラの花が「ようこそ」と語りかけてくるように風にゆれていました。

 

たっぷりの自由時間、ふわふわドームにアスレチック、1年生は歓声をあげて遊びます。

5年生は自分の遊びは後回しで、1年生の遊ぶ姿をあたたかく見守っていました。

1年生を見守るまなざしは、1カ月前の彼らには見られなかったまなざしでした。

大切な人を守ろうとすることが5年生をぐっと大人にしたようです。

5年生のみんな、これからも1年生を見守ってください。

 

「パートナーの子は、私を「かりなさん」と最初は呼んでけれど、いつの間にか「かりなちゃん」にかわっていました。うれしかったです。

(5年生の日記より)

 

青空を泳いで

鯉が青空をゆうゆうと泳いでいます。

世界から姿を消しつつあるキンランが今年もみやばやしで花をつけました。

学校のしるしである桐の花 青空に向かって咲いています。

初夏の力強さ、美しさの真ん中に、子どもがいます。

 

今日はこどもの日。

みんなが主役の日です。

桐朋学園小学校は毎日がこどもの日です。

頼もしい姿 1・2年生 学校案内

「ここにお手紙が入るからね」

教員室にいると、そんな声が聞こえてきました。

顔をあげるとそこには1年生と2年生の姿が。

そうだ、今日は学校案内の日です。

2年生が1年生に学校のすみずみまで案内する日です。

「ここには欠席を書くからね」

「けっせき?」

「おやすみのことだよ。おやすみの人の数を書いてね」

2人は手をつないだまま、次の部屋へと向かっていきました。

2年生の声はどこか誇らしげ。いつもよりその姿も頼もしく見えます。

 

2年生、実は4月になってから、案内のために学校の地図を片手に準備を重ねてきていました。

その成果が頼もしい姿に表れていましたよ。

 

4月の風景

2025年度の始まりの4月が過ぎていきます。

授業でのみんなの姿を撮ってみました。

1年生は学校に慣れたかな。

2年生から6年生のみんなも、新しいクラスには慣れたかな。

それぞれのペースで慣れていきましょう。

みんな、どんな4月でしたか。

みんなの笑顔も、真剣な表情も、どちらも好きだなあ。

COPYRIGHT © 2017 TOHO GAKUEN PRIMARY SCHOOL. ALL RIGHTS RESERVED. ページトップへ
テキストのコピーはできません。