桐朋学園小学校

桐朋だより

3年生発表会

緊急事態宣言の延長により、残念ながら学校行事としての発表会は中止となりました。

しかし形を変えて、学年行事として3年生の発表会が先日行われました。

 

3年1組

朗読劇

「猫の事務所 ~ある小さな官衙に関する幻想~」

 

3年2組

見て楽しむ落語劇

「てんしき」「平林」「ぞろぞろ」

 

ご家庭の方々に見守られながら、3年生の子どもたちも役になりきって、精一杯演じることができました。

第59回卒業式

桜の開花宣言翌日、いつも前向きに力強く学校を引っ張ってきてくれた6年生が卒業しました。

 

卒業制作「桐朋ベストショット」も、59期の思いがつまった作品となり、卒業式翌日には早速在校生も作品を見に来る様子がありました。「今年だからこそ表せるもの」を精一杯表現した作品から、在校生も感じるところがたくさんあったことでしょう。運動会や特別遠足、音楽会のことは、これからも語り継がれていくはずです。

 

新たな一歩を踏み出す59期のみなさんのことを、これからも応援しています。

ご卒業おめでとうございます。

ありがとう6年生

卒業式を間近に控えた先週金曜日、お世話になった6年生に、2年生がこれまでの感謝の気持ちを伝え、お手紙を渡しました。特別にビデオメッセージも流れ、6年生もパートナーとの大切な日々をかみしめる時間になったことと思います。6年生からも、2年生にメッセージカードが手渡されました。

 

一年生送りのときからずっと頼りにしてきた6年生と過ごせるのも、この日で最後となります。楽しかった日々のことを振り返りながらの、午後のひとときでした。

 

ここで一度お別れとなりますが、お互いの思い出はこれからもずっと続くものです。感謝の気持ちを伝え合い、また会える日を心待ちにする気持ちも強まったことでしょう。

今年度最後の児童会朝礼が行われました

毎週金曜日の朝は、児童会朝礼が行われます。
「児童会」という名の通り、学級委員会を中心に子どもたち主体で行われます。

普段であればグラウンドや体育館に全学年が集い、行われるのですが、現在は緊急事態宣言が発出されているということもあり、テレビ放送となっています。全学年の反応を見ながら話ができないところに、もどかしさも感じているでしょうが、今できることを精一杯やろうとする高学年の人たちの姿に、ただ感心するばかりです。

この一年間、新しいことを模索しながら前に進もうとリーダーシップを発揮してきた6年生も、3月15日に卒業の日を迎えます。6年生みなさんの姿を目に焼き付けておきたいと思います。

ともに支え合い、安心して生活できる社会へ

駅の券売機、エレベーターのボタン、手すり、よく見てみるとあるのが「点字」です。

これはいったい何のためにあるものなのだろうか。そういった疑問から始まったのが、4年生の「障がいのある方から学ぶ」授業です。

 

最初は、実際に点字を打つという活動を行いました。点字の仕組み、読み方について学びました。自分の名前や単語を打つことにも挑戦しました。

 

次に行ったのが、二人一組での「ブラインドウォーク」です。

 

「目の不自由な方が困る場面はどういったところなのだろう。」

「私たちにも、できることはあるのかな。」

 

一人がアイマスクをして、もう一人がガイドを務めて学校内を歩きます。ブラインドウオークの活動は普段歩いている場所でしたが、実際に知らない場所で同じような体験をしたら・・・。様々思いを巡らせたことでしょう。

 

そして最後に、これまでの授業のまとめとして、盲導犬と生活されている澤田さんをお招きし、お話を聞きました。澤田さんに自分の名前を打ったカードを読んでいただき、一つ一つの質問にも丁寧に答えてくださいました。澤田さんがお話をされている間ずっと横におとなしく付き添う盲導犬の姿も、印象に残りました。

 

人と人との距離を保つことや、公共の場での大きな声での会話は控えることが呼びかけられている昨今ですが、こうした状況下でもできることがあると、改めて学ぶ機会となりました。

今週の風景から

小学校本館玄関を出てすぐのところに、「こころの泉」と呼ばれる小さな池があります。

今週は、毎朝そのこころの泉を見るのを楽しみにしていました。カルガモが2羽、お出迎えをしてくれるのです。朝から動物たちの様子を見ることで、気持ちも和みます。2羽でのんびりと過ごす日もあれば、エサを探しているような様子も見られます。その様子はずっと見ていても飽きないものですが、ずっと見続けられるとカモもリラックスできないでしょうか。少し距離を置いて、見守りたいと思います。

 

学校の敷地内では、春の気配を感じられるところも、たくさん出てきました。3月になったことを実感する今週の日々でした。

次の代にバトンを

3年生の生活科では、大学通りの桜を見守る「桜守」の活動を続けてきました。

そのまとめとして、先日肥料づくりを行いました。

 

米ぬかに樹液を混ぜ、かたまりを作って丸めていきます。それをしばらく寝かせ、次の3年生がまた夏に肥料としてまくのです。桜守の活動がこうして代々受け継がれていることを実感するとともに、未来の桜が満開となって咲いている様子を、子どもたちも思い浮かべていることでしょう。

 

今年もまた、大学通りの桜がほころび始めるその日を楽しみに待ちたいと思います。

いつも見られる光景

2月の登校も最終日となりました。3学期も、残すところあとわずかです。

緊急事態宣言下での1、2月となりましたが、子どもたちの学びに向かう姿、友達と遊びに夢中になる姿はこれまでと何ら変わることはありません。

 

毎年この時期になると、中庭で遊ぶ6年生が多く見られます。普段の中庭は1・2年生の遊び場ですが、1・2年生が下校した後にかつての低学年の頃の生活を懐かしむかのように6年生がやってきます。ブランコ、ジャングルジム、砂場遊び、こうしたいつもの光景が見られることに喜びを感じるとともに、残り半月となった小学校生活を存分に楽しんでもらえたらと思っています。

毎日の積み重ね

休み時間、外の様子を眺めていると子どもたちが一列に並んでいる場所があります。

毎年この時季になると見られる、なわとび練習台の順番待ちです。

 

3学期になると、体育の授業では全学年でなわとびに取り組んでいます。

新しいことに挑戦したり、今できる技に磨きをかけたり、子どもたちは空いている時間を見つけては練習に励んでいます。

 

お互いの頑張りに刺激を受け、来週もまた熱心に練習する光景が見られることでしょう。

最後の仕上げ

4年生の授業での様子です。

何をしているところなのか、手元を見てすぐに気付いた人もいたのではないでしょうか。

 

昨年7月27日にご紹介した、羊の毛のその後です。

 

2学期に、媒染、学校内の草木を使っての染色と、一つ一つの作業を進めてきました。

そして3学期には、いよいよ織物にしていきます。図工の授業で織機を作ることから始め、丁寧に仕上げます。一学期から続けてきたことが、こうして一つの作品として完成しました。

2月も半ばを過ぎ、他学年でも一つ一つの学びがまとめの時期を迎えています。

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