
毎年4、5、6年生を対象に行われる「国際理解教室」。
世界の国々の方をお迎えしてお話を伺ったり、外国で活動されている日本人の方からお話を聞いたりしています。
お話を聞くことで、世界の国々の文化や歴史、日本との関係などについての理解を深めたり、自分の生活や日本の社会・文化などを見つめ直したりする貴重な機会となっています。
今年は、本校卒業生でもいらっしゃるNPO法人ACE代表の岩附由香さんから児童労働についてのお話を伺いました。
児童労働について考えるきっかけとなった子どもたちとの出会いや、NPO法人を立ち上げようとしたときの思いについて、4、5、6年生に熱くお話してくださいました。大先輩でもある岩附さんのお話から、子どもたちも様々なことを考え、家に帰ってからも家族の人たちにお話をしたことでしょう。
子どもたち一人ひとりの質問にも丁寧に答えてくださった岩附さん、どうもありがとうございました。
1月13日、人形劇団「ひとみ座」の方々による大江戸人形喜劇『弥次さん 喜多さん トンちんカン珍道中』を鑑賞しました。
「東海道中膝栗毛」というタイトルだけを聞くと難しそうなお話なのかなと思った人も、始まってみるとすっかりその世界に入り込んでしまったのではないでしょうか。
移動が簡単にできる現代とは違って、多くの人たちが何日もかけて歩いて旅をする時代。道中では、様々なことが起こります。旅をするのも命がけだったことが伝わってくるとともに、そのような中でも何か楽しみを見つけて目的地を目指そうとする登場人物の姿が印象に残りました。
三味線や太鼓の生演奏に合わせての人形劇、楽しめるところがたくさんの時間となりました。
「ひとみ座」のみなさん、ありがとうございました。
感染状況が厳しい中で始まった2学期、これまで以上に感染対策が求められる中での学校生活となりました。10月以降、感染状況が落ち着いてきたことでそれまでできなかった授業や行事にも取り組むことができ、仲間との時間も充実したものにできたように思います。こうして2学期を終えた今、みなさんが学校生活の中で楽しかったことをたくさん振り返られているのであれば、嬉しいかぎりです。
2019年度2学期の終業式以来、久しぶりに講堂での終業式も行うことができました。まだ半分の学年のみで、残りの半分は教室のテレビで校長先生のお話を聞く形となりましたが、こうして一つの場を多くの人たちと共有できたことは大きな喜びです。
今年も「桐朋だより」を読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。
どうぞよい年をお迎えください。
※前回のクイズの答え
④ ③ ③ ④ ② ②