桐朋学園小学校

桐朋だより

水曜午後の夢中な時間 5・6年生 クラブ活動

毎週水曜日の6時間目は5・6年生のクラブの時間です。

クラブは6年生が仲間を募り、企画書を書いて立ち上げます。

今年は17のクラブが立ち上がりました。

毎年できるクラブもあれば、今年初めて目にする個性的なクラブまで。

みなさんに紹介したいと思います。

クラフト、料理研究、鉄道研究、サイエンス、カラオケ、ボード&アート、スポーツ、現代アート、アンサンブルブル、卓球、バドミントン、バスケットボール、ダンス、ドッジボール、サッカー、陸上、野球。

水曜日の午後、これからも子どもたちの夢中な姿が見られることが楽しみです。

見守るまなざし 1・5年生遠足

4月のはじめに1年生送りを行った1・5年生のパートナーで遠足に出かけました。

行先は昭和記念公園。

青いネモフィラの花が「ようこそ」と語りかけてくるように風にゆれていました。

 

たっぷりの自由時間、ふわふわドームにアスレチック、1年生は歓声をあげて遊びます。

5年生は自分の遊びは後回しで、1年生の遊ぶ姿をあたたかく見守っていました。

1年生を見守るまなざしは、1カ月前の彼らには見られなかったまなざしでした。

大切な人を守ろうとすることが5年生をぐっと大人にしたようです。

5年生のみんな、これからも1年生を見守ってください。

 

「パートナーの子は、私を「かりなさん」と最初は呼んでけれど、いつの間にか「かりなちゃん」にかわっていました。うれしかったです。

(5年生の日記より)

 

青空を泳いで

鯉が青空をゆうゆうと泳いでいます。

世界から姿を消しつつあるキンランが今年もみやばやしで花をつけました。

学校のしるしである桐の花 青空に向かって咲いています。

初夏の力強さ、美しさの真ん中に、子どもがいます。

 

今日はこどもの日。

みんなが主役の日です。

桐朋学園小学校は毎日がこどもの日です。

頼もしい姿 1・2年生 学校案内

「ここにお手紙が入るからね」

教員室にいると、そんな声が聞こえてきました。

顔をあげるとそこには1年生と2年生の姿が。

そうだ、今日は学校案内の日です。

2年生が1年生に学校のすみずみまで案内する日です。

「ここには欠席を書くからね」

「けっせき?」

「おやすみのことだよ。おやすみの人の数を書いてね」

2人は手をつないだまま、次の部屋へと向かっていきました。

2年生の声はどこか誇らしげ。いつもよりその姿も頼もしく見えます。

 

2年生、実は4月になってから、案内のために学校の地図を片手に準備を重ねてきていました。

その成果が頼もしい姿に表れていましたよ。

 

4月の風景

2025年度の始まりの4月が過ぎていきます。

授業でのみんなの姿を撮ってみました。

1年生は学校に慣れたかな。

2年生から6年生のみんなも、新しいクラスには慣れたかな。

それぞれのペースで慣れていきましょう。

みんな、どんな4月でしたか。

みんなの笑顔も、真剣な表情も、どちらも好きだなあ。

動物たちのお世話 4年生 飼育活動

校舎の前に広がるみやばやし、その一画に飼育小屋があります。

そこでは、ヤギのさつきにウサギのきなこ、そして7羽のチャボが暮らしています。

動物たちのお世話をするのは4年生。

動物たちが元気に過ごせるよう、雨の日にも学校が休みの土曜日にも飼育を交替で担います。

今日も当番のグループが朝から飼育小屋のおそうじとエサやりです。

丁寧な作業に動物たちもうれしそう。

昼はさつきの散歩。

くいしんぼうのさつきは散歩の途中にもすぐに食事が始まります。

新緑の草や芽はやわらかくておいしいんだね。

「さつき、早く行こうよ。私たち授業が始まっちゃうから」

そんな子どもたちのお願いもどことやら、さつきはのんびりもぐもぐもぐもぐ。

 

4年生、これから1年間動物たちをよろしくお願いします。

作品と会話する 6年生 美術館見学

作品と向かい合う6年生。

息を呑む音まで聞こえてきそうな、そんな静謐のなかにいます。

 

今日は6年生の美術館見学。京橋にあるアーティゾン美術館に来ました。

ここでは洋の東西、時代を問わず、また絵画から彫刻まで、実に様々な作品たちに出会うことができます。

学芸員の方のギャラリートークに耳を傾け、作品をじっと見つめれば、作品の奥行きが増していくような気がするのです。

 

普段はにぎやかな子どもたちが、この日ばかりは作品の美しさに魅入られたのか、口数が減っています。

子どもたちのそのまなざしは、作品とそこにやどる作者の精神までも見出そうとしているようです。

作品もまた子どもたちに話しかけているようにも見えます。

 

それは豊かな豊かな静謐でした。

 

 

 

足のうらで感じる 3年生 土づくり

「いい湯だった!」

教員室のとびらを開けた3年生が元気よく言いました。

学校にはおふろはないはずだけれど…

そう思って顔をあげると、ひざの上までズボンをまくった3年生の姿。

手にはおふろあがりのようにタオルがにぎられています。

そうでした。

今日は土づくりの日。

学校の畑に、稲わらやとりのふんなどで作られたたい肥をまいて、土に栄養を与えるのです。

3年生は裸足になって畑に入りました。

今日の陽の光をたっぷりにあびた畑の土。

それはとてもあたたかく、やわらかかったことでしょう。まるでおふろのように。

「いい湯だった」その言葉に納得しました。

いろいろな学年が、栄養たっぷりになったこの畑で作物を育てます。

わくわくもぐもぐ 4年生 食堂

4年生になると週に1回の中学高校校舎の食堂での昼食利用が始まります。

この日はその初日。食堂での4年生の様子を見に行くと、たくさんの笑顔を見つけることができました。

人気はラーメンやうどんなどの麺類のようです。

普段のお弁当だとなかなか食べられないものね。

自分の食べたいものを自分で選ぶ。

当たり前のことのようですが、実はとても大切なこと。

なんて考えちゃうのは大人だからでしょう。

「おいしいもので笑顔になる」それをただただ楽しみましょう。

 

人を助ける喜び 6年生 委員会紹介

「人を助けることができることが、委員会の楽しいところです。」

今日は今年から児童会委員を始める5年生に、6年生がその役割について紹介する日です。

「委員会の楽しさってどんなとこですか?」

その問いに、「人を助けること」という返事があったのです。

胸があたたかくなりました。

そのほかにも「自分たちで考えた企画でみんなが喜んでくれること」という意見もありました。

誰かのために汗を流すことが自分の喜びになる、それを実感できるのが委員会活動なのかもしれません。

児童会委員のみなさん、今年もよろしくお願いします。

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