桐朋学園小学校

桐朋だより

うれしくてさびしいおいしさ 2・6年生 お別れ会食

この日は、卒業していく6年生が、2年生にサンドウィッチを作ってふるまう日でした。

作ってあげる相手は、昨年度、1年生送りでペアを組んだ相手です。

この日より前に、好きなものや苦手なものを聞いておきました。

相手を思う気持ちの大きさを表すかのように、たくさんのサンドウィッチができました。

いっしょにいただきます。

2年生と6年生がいっしょにゆっくりすごすのは、とてもひさしぶり。

そして、すぐあとに、6年生は卒業していってしまうのです。

サンドウィッチはおいしいし、おしゃべりはとっても楽しいけれど、どこかさびしいお別れ会食でした。

(3月6日・7日)

6年生だった君たちをここにのせようと、写真を選んでいたら、少しばかり感傷的になってしまいました。

みんなももう少しで中学校の入学式ですね。

新しい場所を楽しんでほしいと思います。

小学校ももう少しで入学式。新しい1年生が入ってきます。

私も、感傷は胸にしまって、新しい出会いを心待ちにしようと思います。

新1年生のみんなへ

こんにちは。
10日の入学式を待つ、桐朋学園小学校の1年生たち。
ぼくは学校に咲くさくらの花です。

みんなが入学する日に合わせて、うんとたくさん花をさかせるつもりでした。
でも、みんなと会えることが待ち遠しくて、はりきりすぎて、気がついたら、もうたくさんの花をさかせてしまいました。
満開のぼくのすがたをみんなには見てほしかったんだけど…
あわてんぼうでごめんなさい。
入学式の日には、もう黄緑色の葉っぱがついているかもしれません。
みんなをさわやかですがすがしい元気な気持ちにできるよう、あざやかにつけるから、楽しみにしていてね。

みんなは今、どんな気持ちでいるのかな?
入学式にわくわくしていますか?
きっと、ちょっと不安な人もいると思います。
今までいた場所をはなれ、新しい場所に行くときは、誰だって胸がドキドキ、ちょっぴりこわくなるもの。
でも、だいじょうぶ。
学校の花も緑も生き物たちも、それからお兄さんお姉さんも先生たちも、みんなを待っています。
安心して学校に来てくださいね。

みんなと会えることを楽しみにしています。

学校のさくらより

(1年生の保護者のみなさま、ぜひ読んであげてください。)

笹の葉 さら さら

明日は特別な1日。七夕です。

織姫と彦星が1年で一回だけ会える日です。

きっと2人は今ごろたくさんおめかしをしていることでしょう。

どうか2人がとっておきの時間を過ごせますように。

 

それから、みんなが願い事をする日でもあります。

低学年の4クラスの軒下には、笹の葉が揺れています。

もちろんそこには短冊がかかっています。

 

わたしも2つお願い事をしました。

1つは「桐朋学園小学校に通う子どもたちが健康で幸せでありますように」。

もう1つは…とってもよくばりなお願いなのでないしょにします。

 

みんなはどんなお願い事をしましたか?

どうか、明日は2人が会えますように。

心をこめてゴシゴシゴシ 6年生 プール掃除

週明けの月曜日のプール開きにむけて、6年生と教員でプール掃除を行いました。

最後のプールの授業から、半年以上が経ったプールは…

「うわー!」

子どもたちから思わず大きな声が出ました。

でも、来週からみんなで使うプールです。

「これまでの6年生もこんなふうに掃除してくれていたんだな。」

そんなつぶやきも聞こえてきました。

掃除を始めて1時間が経つころには、目立つよごれはすっかりなくなりました。

 

月曜日はプール開き。6年生に感謝し、今年もプールの季節を始めたいと思います。

優しく見守るまなざし 1・5年遠足

4月の終わりに1年生と5年生は昭和記念公園に遠足へでかけました。

1年生送りをしたペアでいっしょに遊びます。

いつもは元気いっぱいに遊ぶ5年生が、今日は自分が遊ぶより、1年生を見守ることを優先しています。

ブランコを後ろから押してあげる姿は、まるで本当の兄弟姉妹のように見えました。

「うれしかった。1年生が楽しそうだったから。」

はにかみながら、5年生がそんな感想を述べました。

つないだ手と手 1年生送り 5年生

5年生が1年生の下校に付き添う1年生送りが続いています。

1年生をそれぞれの最寄の駅まで送るのは今日が最後でした。

春、というよりは、初夏を思わせるような緑のまぶしい道を、5年生が1年生の手をとり歩きました。

 

むじゃきに笑う1年生のとなりで、おだやかにほほえむ5年生。

ふだん学校でみせる表情より、ずっと大人っぽく見えます。

誰かに頼られ、誰かを助けることで、自分自身が成長していくのだと、5年生の姿を見ていると思います。

 

ああ、それにしても、なんと優しい光景でしょうか。

 

これからも学校の様々な場面で、よき兄、よき姉として1年生を助けてくださいね。

さあ 新しい1年の始まりです 2018年度始業式

「みや林では木々の枝先からみずみずしい若葉がいっせいに芽吹き、ハナミズキは華やかに街を彩っています。歩きながら気をつけて見れば、もう藤の花も咲き始めていますね。11日の入学式まで桜が咲いてくれたら良かったのにと思う一方で、あらゆる色彩が花籠からあふれ出すような春の風景も、何だか新学期にとてもふさわしく思えます。」(始業式 校長の話より)

喜び、興奮、緊張、安心と不安…あらゆる感情が表情からあふれ出すような、そんな1年のはじまりの校舎の風景です。

ひとつひとつの感情を包み込むよう、子どもたちと接していきたいと思います。

今年度もよろしくお願いします。

 

「新学期 さっそく朝から うふふふふ」(片岡 哲郎)

 

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