オンラインでできることは何か、オンラインだからこその良さは何か。反対に、オンラインではできないこと、直接のやりとりを大切にする場面とはどのようなときなのか。この1年、そのようなことを考える機会が大幅に増えました。
小学生にとっても、インターネット環境がより身近に感じられるようになったことは間違いありません。
本校では、3年前から高学年を対象としたインターネット利用講習会を始めました。インターネット環境に囲まれて生活するようになった今、その便利さだけではなく、使い方についての理解を深めておくことは欠かせません。講習会では、いくつかの動画を交えながら、トラブルに巻き込まれないようにするためにはどうしたらよいのか、じっくり考えることができました。
対面でもオンラインでも、やりとりをする相手のことを思いやる気持ちは変わりません。一人ひとりが適切な使い方を心がけることで、安全・安心なインターネット環境が広がっていってほしいとの思いが強くなった一日でした。
私たちに大きな力を与えてくれるもの、その一つが音楽である。
先週の音楽鑑賞会は、そのことを実感するひとときとなりました。
この一年、生演奏を聴く機会が減ってしまった人は、多かったのではないでしょうか。
バイオリン奏者の川畠成通さんの演奏が始まると、その音色にすぐに引き込まれてしまいました。静かな雰囲気の曲から、思わず体が弾んでしまうような曲まで、様々な曲を聴くことができました。
演奏の間には、楽器についての説明や、川畠さんが音楽を始められたきっかけなどについてのお話がありました。子どもたちの質問にも丁寧に答えてくださった川畠さん、そのお人柄が音色や言葉にも表れていたように思います。
学年ごとでの開催ということで、6回ものステージ演奏をしてくださいました。
川畠さん、素敵な時間を本当にありがとうございました。