関東大震災から100年が経ちました。
地震が多い日本では日頃からの備えが重要ですが、いざというときに落ち着いて行動ができるよう、今年も地域別保護者会・引き取り訓練を行いました。
本校は公共交通機関を利用する児童も多いことから、居住地域をもとに18の縦割りグループを編成しています。地域別保護者会では、グループごとで保護者の方どうしの顔合わせや、通学路の危険な箇所等についての確認をしていただきました。
その後は、大地震が発生するなどして子どもたちだけでの下校ができない場合を想定し、保護者の方に付き添っていただく形での下校をお願いしました。
今後も、防災について考える機会を大切にしていきたいと思っています。
天狗岳登山、本番の朝を迎えました。
早めに起床し、朝食後にいよいよ出発です。
歩き始めてすぐに、滑りやすい場所など気を付けてほしいところがあると、列の前にいる人から後ろ
の人へ伝言ゲームのようにメッセージを伝えたり、「がんばれ」という声かけをお互いにしたり、み
んなで励まし合いながら登っていく様子が見られました。
森林限界を超えると、まわりの景色が一変します。自分たちが標高の高いところまで歩いてきたこと
を実感できます。ここからは、岩場の道を一歩一歩進んでいきます。
そして出発から4時間ほどかけて、ついに頂上に到着です。仲間とともに歩んできたからこそ、辿り
着くことができた場所です。
下山時は雨に降られることもありましたが、5年生は最後まで集中力を切らせることなく、帰ってくる
ことができました。
夜は、一日山で過ごしたことを振り返りながらのキャンドルファイヤー。火を見つめながら、特別な
1日を締めくくりました。
そして林間学校も4日目。
3泊4日の宿泊行事もあっという間に最終日となりました。お世話になった宿を後にし、この日は尖石
考古館に向かいます。縄文時代に栄えていた地に眠っていた土器を見て、自分が気に入ったものをじっ
くりスケッチすることができました。
昨年は1泊2日だった宿泊行事が今年は3泊4日となり、5年生にとっては大きなチャレンジがたくさ
んあった日々となりました。今回の林間学校を終えて、5年生の顔つきが一段と頼もしくなったように
感じられました。
東京の梅雨明けが発表された翌週から、5年生の奥蓼科林間学校が始まりました。
この林間学校では、天狗岳登山に挑戦します。
国立市とは別世界の奥蓼科。宿舎がある場所の気温は、20度程。とても過ごしやすい環境です。
東京都と比べて気温が低くなっているということは、それだけ標高も高い場所です。初日は高地の
環境に体を慣らすための一日として過ごしました。
2日目は、3日目の天狗岳登山に向けての足慣らし。宿舎のまわりを隊列を組んで歩きます。途中、
見晴らしの良いところでスケッチをしたり、周りの自然の音に耳を傾けたり、奥蓼科の自然も味わい
ながらしっかりと歩くことができました。
午後は、おみやげの時間と明日に向けての登山道具の準備です。登山の準備については、班ごとに担当
の教員も一緒に、持ち物を一つ一つ確認しました。この日は、翌日の登山に向けて5年生自ら早めに床
に就く様子も見られました。(後半に続く)
臨海学校3日目、いよいよ遠泳本番の朝を迎えました。
子どもたちは、少し緊張した様子も見られます。
準備運動をして、いざ岩井の海へ。
この日の午前中も海は穏やかで、私たちの気持ちを後押ししてくれるかのようでした。
遠泳中は、浜からも仲間の応援の声が聞こえ、6年生一人ひとりが自分の力を出しきることができました。
午後は、海を楽しむ時間。
これまでは泳ぎの練習が中心でしたが、海で仲間と遊ぶ時間を思いっきり楽しみました。
夜は、学年全体でのキャンドルファイヤー。遠泳も終えてホッとした気持ちの中、仲間と一緒に楽しい
ひとときを過ごすことができました。
そして、臨海学校最終日。
浜での最後の時間を過ごし、その後は完泳証授与式。
校長先生から6年生一人ひとりに、完泳証が渡されました。
長い間泳ぎの練習を続けてきた6年生。頼もしい表情で今回の臨海学校を終えることができました。