桐朋学園小学校

桐朋だより

みんなの作品展㉘

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第28回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているた
め、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「ソーラー扇風機」(2年生)
夏に役立つものを作りたいと思いました。
頑張ったのは自作プロペラで、風を扇風機のように前に送り出すようにしました。そこを
見て欲しいです。
キットで作ったソーラーカーを一度解体して、その中から、モーターとソーラーパネルと
車体を使い、養生テープやストローで段ボールの筒とつなぎました。

2、「迷路新聞」(6年生)
制作理由:長くて緻密な迷路を作って、みんなに挑戦して欲しかったから。
苦労した点:地道な作業で時間がかかったこと。

3、「たべたくなっちゃう ねんど」(2年生)
ぼくが大すきなたべものを、ねんどで本ものみたいに見えるようにつくりました。
クレープやイチゴにかけたチョコレートの色をつくるのが一ばんむずかしかったです。
(材料:かみねんど)

4、「ポケモンねんど」(2年生)
ポケモンがすきなので作りました。
ねんどをつかって、いろやかたちをほんものみたいにしました。
ベトベトンのいろをくふうしました。
トリトドンのせなかにぎんいろのかみをつかいました。

5、「森の中のくじゃく」(4年生)
木の板に紙粘土を押し付けて、わざとデコボコになるようにととえたら、その上に絵を描き
ました。
くじゃくのふさふさした毛や、森の草が立体に見えるように、デコボコにして、色を何色も
重ねて自分のオリジナルの色で描きました。
色を重ねる順番や、平らな紙に書くようにうまく書けない所が難しかったけど、楽しかった
です。

みんなの作品展㉗

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第27回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているた
め、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「メガテリウムに へんしん!」(1年生)
たぬきが恐竜時代にタイムスリップして、慌てて変身したらおもしろいだろうなぁ・・・
と思って変わり絵を作りました。
(見てほしいところ)
メガテリウムのしっぽが、たぬきのままで、葉っぱがそばに落ちているところ。カラフル
なプテラノドン。
(作り方)
画用紙に切り込みを入れ、長方形に切った画用紙を互い違いにはさみ込んでから、クレヨ
ンで絵を描きました。
(発見したこと)
ブラキオサウルスの鼻が、頭の上にあること。

2、「コンゴウフグ」(2年生)
今は、すいぞくかんにも行けないので大好きなフグを見に行けません。
図鑑のコンゴウフグを見ながら、クレヨンで大きなスケッチブックにかきました。

3、「スティッチ&ハイビスカス」(5年生)
スクラッチアートを作りました。
1から絵や配置を考えました。難しかったところは、スティッチとハイビスカスのバランスです。
カラフルな色を活かしたいと思ったので、ハイビスカスをたくさん彫りました。

4、「ゴーグル」(2年生)
病院で足りないものがたくさんあると聞いたので、ゴーグルをつくってみました。
鼻にあたるところを切ることが大変でした。

5、「布マスク」(4年生)
(頑張ったこと)
ツーパンに教わった並縫を細かくやることができた。布を二枚重ねて縫うこと、真っ直ぐに
縫うことが大変だった。
(材料:ランチョンマットの残り布、ガーゼ、ゴムヒモ)

みんなの作品展㉖

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第26回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているため、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「深海生物のコンサート」(1年生)
深海生物が大好きです。
ミツクリザメとオウムガイの楽しい演奏に、ナマコとメンダコとギガントキプリスが応援しているところです。
色鉛筆で描きました。

2、「ちっぽけな無人島」(4年生)
あつまれどうぶつの森が好きなので、その世界のジオラマを作ってみようと思いました。
小物や細かいところを作るのが大変だったけど、最後まで頑張りました。
(材料:のびる粘土・絵の具・画用紙・針金・ボンド)

3、「手づくり布マスク」(4年生)
初めてミシンを使ったのでドキドキしながらやりました。
だけど、だんだんどきどきしなくなりました。

4、「ゆめがいっぱいのだがしやさん」(2年生)
雨の日にそとであそべないときに少しずつつくりました。
(ざいりょう)
いんさつようのクラフトペーパー14まい、ハサミ、テープのり
(がんばって作ったところ)
やねの、なみなみをきるところとやねのくみ立てです。
(見てほしいところ)
おみせの中にもいっぱいおかしをおいてるので見てほしいです。

5、「手作りソーセージ」(5年生)
最近僕は焼きそばや、イチゴ飴や味噌などを作っています。今回は、ソーセージを
作ってみました。
(大変だったところ)
お肉を混ぜる時に冷たくて混ぜにくかったです。お肉を羊の腸に入れる時に腸から出てしまって難しかったです。
(材料)
豚挽き肉800g・氷水200g・塩20g・スパイス8g・砂糖30g・羊の腸4m
(感想)
食べてみるとお母さんがスパイスを入れすぎてしまい、僕の口には合いませんでした。
今度はスパイスを少なめにして作りたいです。

みんなの作品展㉕

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第25回目です。

作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。

(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているため、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

 

1、「宇宙」(5年生)

DAISOの3Dパズル(宇宙シリーズ)を、4つ組み立てて、テーブルに並べたり、タコ糸でつるしたり、ロケットのくぼみに綿をつめて、煙のようにしました。

写真撮影をし、画像をパソコンで編集しました。

難しかったのは背景を消して、宇宙の画像を合成することでした。

工夫したことは、背景の月と地球の位置を3Dパズルに合わせることでした。

<材料>

DAISOの3Dパズル(宇宙シリーズ)、(国際宇宙ステーション・スペースシャトル・アポロ11号・サターン5型ロケット)綿、タコ糸、PHOTOSHOP(画像編集ソフト)

2、「ナルト風魔手裏剣」(5年生)

図工だよりに載っていたつくるさんのYouTubeを見て、ダンボールで作りました。

左側のを開くと右側のようになります。色は絵具で塗りました。結構大きいです。

3、「うみでおよぐきんいろのさかな」(1年生)

うろこを「あまのがわ」みたいにきったところをくふうしました。

かみのうえにたててあります。

ふぐがかいそうをたべたいのにいるかがじゃまになっていてかわいそう。

4、「どこでもどうぶつえん」(1年生)

絶滅したニホンオオカミを展示しているのを見てほしいです。

がんばったのは、うつし絵と、いくつかのクーピーを重ね塗りして動物のからだの色をつくってぬったところです。

動物の大きさにあわせて厚紙を切るのがむずかしかったです。

(材料:トレーシングペーパー、厚紙、色画用紙)

5、「もんきり花」(2年生)

おねえちゃんのずこうのしゅくだいをいっしょにやってみました。

ピンク、きいろのおりがみはおてほんをみて、つくりました。

それいがいのいろは、じぶんとくせいです。

見てほしいところは、じぶんとくせいのもようをかんがえてつくったところです。

(材料:おりがみとハサミ)

みんなの作品展㉔

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第24回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているため、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「Villainの上陸」(4年生)
本当に存在していて、映画に出てきそうな感じで作りました。
持っているレゴのパーツを組み合わせてオリジナルの作品にしました。

2、「からふるギター」(1年生)
おともだちがおもちゃのギターをもっていて、じぶんもひいてみたいとおもってつくりました。げんをゴムがきれないようにつなげたところをがんばりました。
おりがみをはって、からふるにかざったところをみてほしいです。
(材料:あきばこ、サランラップのあきばこ、おりがみ、わごむ)
さいしょはタコ糸で弦をつくりましたが、音を出したくて、ゴムにかえたり、たくさん工夫しました。

3、「あなたにプレゼント」(5年生)
(材料:ドライフラワー・シリコンオイル)
苦労したのは、花を穴から入れる事です。入れてからの調整は、動かしたいもの以外も動いてしまい、作るのに2時間かかりました。

4、「ぬいぐるみのマスク」(3年生)
コロナが流行っているから、大好きなぬいぐるみたちがコロナにかからないように作りました。工夫したところは、目のところを切って見えるようにしたところです。
材料は、コーヒーフィルターと、毛糸です。
作り方は、コーヒーフィルターをひっくり返して、目のところを切って、毛糸を裏側にセロテープでくっつけました。

5、「大雪がふった次の日の、さくらの公園」(2年生)
大雪がふったつぎの日のさくらの公園を作りました。
雲は液体のりで作っていてピカピカきれいなところがポイントです。
ほかに、材料は本物のさくらとタンポポの押し花です。

みんなの作品展㉓

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第23回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているため、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「部屋用名前プレート」(5年生)
四年生の時、羊の毛を織るときに使った織り機を使って、毛糸で作りました。アルファベットの位置を考えながら回りを先に織っていくのが、難しかったです。
お気に入りが出来ました。
(材料:織り機、毛糸2色、レース糸)

2、「お父さんへのお弁当」(6年生)
毎日仕事を頑張っているお父さんへのお弁当を作りました。献立を考えて、材料の買い物に行きました。
おかずはミートボール、蓮根と人参のキンピラ、大学いも、卵焼き、あとフルーツです。
卵焼きの卵を薄く巻くところで、火加減と流し入れる卵の量が難しかったです。
工夫したらところは、ごはんと卵焼きにのせた海苔アートです。
お父さんが「美味しかったよ」と喜んでくれて嬉しかったです。

3、「ペロの小屋」(1年生)
ぼくがペロ(ぬいぐるみ)を好きになった時に自然と小屋を作りました。
がんばったところはドアの取っ手とリードです。
[材料]
段ボール、片段ボール、ストロー、モール、サランラップ、紙ひも、ガムテープ、セロハンテープ、牛乳パック、クッキングシート

4、「ミニミニランドセル」(3年生)
早く学校に行きたいな。と思って作りました。
ふたの部分が難しかったけど頑張りました。横のポケットもつけました。
(材料:折り紙、セロハンテープ、のり)

5、「四きのうつりかわり 」(2年生)
四きのへんかを木であらわしました。
花や、はを、えのぐでかくところをがんばりました。下にさくチューリップとひまわりの花のはりえもがんばりました。
大きいがようしをおって、つなげて、四かくにして、それぞれのきせつをかきました。

みんなの作品展㉒

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第22回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているため、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「凄そうな船」(4年生)
紐を結ぶのが難しかったです。帆が張っているのを見て欲しいです。

2、「魔法の本」(2年生)
ハリーポッターをみていたら僕も本を作りたくなりました。
魔法ごっこは楽しかったです。

3、「大橋先生ありがとう」(4年生)
三年生でお世話になった大橋先生への感謝の意をこめてクラスみんなでメッセージカードを作成しました。その時に先生の絵を画用紙に色鉛筆、サインペンを使って描きました。
先生の似顔絵の周りには、三年生の理科の授業で学習したものを描いてみました。
大橋先生の髪型を思い出しながら、頑張って描きました。

4、「キャンパスデコ」(2年生)
キャンパスノートのロゴをテーマを決めたりしてデザインしました。
工夫したところは、ロゴからはみ出さないようにぬったり、色を重ねる時は、下の色がかわくのを待ったところです。
(材料:キャンパスノート、ポスカ)

5、「でんせつの鳥ファイヤー」(3年生)
大すきなでんせつのポケモン。でき上がるまでわくわくして作りました。
がんばったところは、羽のぶ分です。かいだんみたいになっているところが、上にいくほどおもくなるので、ブロックがすぐくずれてたいへんでした。
羽ばたくたびに、羽がもえるポケモンなので、羽が見どころです。
ぼくも、外に羽ばたきたいな。
(材料:ナノブロック)

みんなの作品展㉑

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第21回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているため、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「せんたくばさみの恐竜」(5年生)
せんたくばさみで恐竜を作ってみようと思って作ったが、せんたくばさみがすぐに外れて、付け直すところが大変でした。バランスを保って、2本足で立っているところや、尻尾の部分が動くように作ったところを見て欲しいです。
(材料:せんたくばさみ 20個くらい)
(作り方:骨格から作って行き、手や顔の部分を最後に付け足していく。)

2、「琴爪入れ」(2年生)
箏爪入れを無心に集中して作りました。
手作りなので、自分が思うように作れたので嬉しかったです。
開閉を簡単にできるようにマジックテープを付け、持てるようにヒモも付けてみました。

3、「春の花畑にチョウがやってきた」(5年生)
フェルト羊毛を針でつついて作りました。形になるまで時間がかかるので大変でした。
特にフェルト玉で作った花は、玉と玉をくっつけるのに苦労しました。
(材料:フェルト羊毛、フェルト用の針(ニードル))

4、「ナガミヒナゲシ」(3年生)
家の目の前に咲いていたナガミヒナゲシを描きました。
ナガミヒナゲシは種が多いので拡散されて町の色々なところで見かけます。
ポイントは、色をたくさん重ねたことです。

5、「ぼくのキャラ筆箱」(3年生)
ポケモンやライトセーバーを目じるしに、好きなキャラクターを3つずつ決めて作りました。
頭の形や目のところにどのようにのせるか工夫しました。
(材料:アイロンビーズ、クリアペンケース、強力接着剤)

みんなの作品展⑳

桐朋学園小学校のみなさんが送ってくれた作品展を開催します。今回は第20回目です。
作品のタイトル、がんばったところ、作品に込めた思い、作り方なども合わせて紹介します。
(何作品か送ってくれた皆さん、ありがとう。たくさんの人が作品を送ってくれているため、まずは1人1作品ずつ紹介したいと思います。)

1、「はじめてのあぶらえ」(1年生)
厚く塗ると絵の具が盛り上がって
さわるとボコボコするのが楽しいです。 

2、「ピラミッド」(3年生)
工作で使えるようにと、おじいちゃんがヨーグルトの空きカップをたくさんとっておいてくれました。おじいちゃんのお家に遊びに行った時に、それを使ってピラミッドを作ってみました。
積み上げていくのがとても大変でしたが、セロテープを少し使い、すぐに崩れないように工夫しました。完成した時は気持ちが良かったです。
(材料:空のヨーグルト容器384個)

3、「宇宙船」(5年生)
学校の休み時間に工作をしていたことを思い出しながら、細部までこだわった宇宙船(小型偵察戦闘機)の製作に挑戦しました。
先端部分の形をうまく組み合わせるのに苦労しました。写真では見えませんが、機体下面の着陸装置と銃口が格納出来るように工夫しています。「脱出装置」を作りたかったので、本体からコックピットが外せる仕様になっています。
(全長 25㎝、全幅36㎝、全高10㎝。)
(材料 : 工作用紙、クリアケースの廃材、セロハンテープ、両面テープ、はさみ、カッター)

4、「大こいのぼり」(2年生)
大変だったところはうろこです。
うろこが同じ形になるように、同じ大きさになるように工夫しました。
もうすぐ5月だからこいのぼりを作りました。
(材料:画用紙 折り紙 セロハンテープ)

5、「あやめ」(4年生)
今まで折れなかったあやめがついに折れました!!
何度も挑戦してもできなかったのに、不思議と、5回目の挑戦で折れました!
注目してほしいところは、お花の中です。4つに分かれているので、1つ1つを折るのが大変でした。

月曜朝礼 校長片岡先生の話⑧

【小学校のみなさんへ】

 今日は5月4日、ゴールデンウィークのただなかです。いつもの年なら、家族でさまざまなレジャーを楽しんでいる時期ですね。しかし今年に限っては、新型コロナウイルス感染症の流行を抑えるため、「STAY HOME(家にいましょう)」という合言葉のもとで、みなさんも私たちもじっと我慢の日々を過ごしています。

 この休校が始まって、もう2ヶ月が過ぎました。振り返れば、今年は3月の卒業式には早々と桜が開花しましたが、3月29日にはなんと雪が降って、桜並木もひとときの雪化粧を見せました。その後4月の上旬にはみやばやしをすっかり若葉が覆って、ウグイスのまだへたくそな鳴き声を聞きました。そんな、あざやかな季節の変化を楽しむこともできないまま、もう春は過ぎようとしています。

 桜のように注目を集める花もある一方で、ひっそりと開花し知らぬうちに散っていく花もあります。たとえば4月の中頃にたくさん咲いていた校内のカエデの花も、月の終わりにはすっかり散っていました。今朝は、11年前、校長として初めて迎えた月曜朝礼でのお話を紹介します。

片岡 哲郎

プレイバック月曜朝礼⑧

 

「花楓(はなかえで)」(2009年4月13日)

 

 みなさん、おはようございます。これから、毎週月曜日は、こうしてみなさんに、短いお話をしたいと思います。よろしくお願いします。

 金曜日の入学式から、まだ二日しか経っていないのに、すっかり街の景色が変わっていて、一年生のみんなは今朝学校に来て、驚いたのではないでしょうか。入学式の日、群馬県館林では29℃まで気温が上がり、東京でも土曜日は26℃と、まるで夏に入ったかのような週末でした。そのせいか桜の花もいっせいに散って、あっという間に若葉が枝先からあふれ出して来ましたね。

本当に今年は、小学校の入学式まで神様が桜の花を特別にとっておいてくれたかのような、そんな感じがしました。

 それにしても、国立の桜は今年も見事でしたね。全国各地の、桜の名所の様子がテレビや新聞で紹介されていましたが、NHKのニュースには国立の風景も出ていました。この季節はどうしても桜ばかりがもてはやされますが、大学通りを歩くと、桜の他にもいろいろな花が咲いていますね。なかでも、菜の花や山吹、チューリップやパンジーなどの色には、はっと目がいくような鮮やかさがあります。私たちは、鮮やかで華やかな花の色を見て、きれいだなあと思います。

でも、その反対に、ちっとも目立たない花もあるんですよ。みんなは、カエデの花って見たことありますか。カエデと言えば、秋の紅葉という印象が強くて、春咲く花というイメージはないかも知れません。でも、満開の桜のかげで、カエデの新しい葉っぱが枝先に開き始めた頃、その葉っぱの下にたくさん花をつけるんです。一つ一つの花はとても小さくて、地味な紅色をしています。枝先の、高いところに咲くので、気をつけて見ないと、咲いていることさえ気がつかないかも知れません。

 花というのは、人間を楽しませてくれるために咲いているわけではなく、本当は自分自身がやがて実や種をつけて、自分の子孫を増やす、そのために咲くのです。花は花自身のために咲くのです。きれいだとか地味だとか言うのは人間の側の感じ方であって、咲いている花自身にとってはあまり関係のないことです。どんな花でもその価値は一緒なんです。人間も、一人ひとりに性格や特徴の違いがあるけど、みんな同じだけの価値を持っているでしょう。それと同じです。

 でも、私たちが気をつけなければいけないのは、人間の社会ではどうしても、はっきりした性格の人や、声の大きい、思ったことを何でも口にする人ばかりが注目を集めて、その反対に、おとなしい性格の人は集団の中で目立たないですね。本当は、目立たない性格の人には、優しくて常に周囲に気を配り、他人を思い遣るといったことが出来る人が多いのだけれど、周りがそのことに気が付かないというケースも、しばしばあります。カエデの花もね、いつもは全然目立たないけれど、先生は前に一度、雨上がりのカエデの花が水分を含んでキラキラ輝いているのを見たことがあります。小さな赤い耳かざりのようで、そのわずかな一瞬、きれいだなあと心から思いました。

 俳句の世界では、カエデの花のことを「花楓」と呼びます。柴田白葉女という人の俳句に「花楓しずかに心燃ゆるなり」という句がありますが、目立たないカエデの花の、内に秘めた心を詠ったのでしょう。小学校の中庭の、タイヤブランコの隣りに立っているカエデの木は、先生が土曜日に見た時にはまだ少し花が残っていましたから、後で見て下さいね。カエデは、このあと種をつけますが、この形もちょっと変わっていて面白いんです。それはまたのお楽しみです。

それでは、一学期の最初の一週間、元気にやりましょう。

 

※わずかに咲き残るカエデの花と、プロペラ状の種子です。

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