用の美に触れる 5年生 日本民藝館見学
6月最後の日、暑さのなか、5年生は日本民藝館見学にでかけました。
日本民藝館はその名の通り、民芸品を展示した美術館です。
民藝とは人々の生活のなかで使われていた手工芸のこと。
その美しさを見出したのが、この民藝館を作った柳宗悦さんでした。
「用の美」という言葉にその考えがあらわれていると言えます。
民藝館に入ると、まず感じるのが建物自体の美しさ。
感じた涼しさは、その建物の凛とした静謐さによるものかもしれません。
子どもたちも民芸品のスケッチに没頭できました。
飾られているものは、その時代、その場所で生活の中で人々が実際に使っていたもの。
ひょっとしたら私たちが今手にしているものにも、自らは主張しない優しい美しさがしとやかにあるのかもしれません。
その美しさに気づいていきたいと思いました。