描いた人・描いてもらった人の気持ち
写真は、6年生の図工の授業での一コマです。
この日は、アーティゾン美術館の貝塚さんにお出でいただき、ルノワールなどの作品についてのお話をしてくださいました。
お話を聞く中で、絵を見ることの面白さを感じるとともに、それぞれの時代でどのような思いで作品が描かれたのか、モデルになった人はどのような気持ちでいたのか、じっくり考えることもできました。ルノワールの「すわるジョルジェット」について、子どもを描くことの難しさについてのお話も大変興味深かったです。
授業の最後に、質問の時間をとったところ、多くの6年生の手が挙がりました。
そのうちの質問の一つです。
「貝塚さんのいちばん好きな絵は何ですか。」
「日によって変わります。」
一時間じっくりと絵について考えることで、美術館に行って直接絵を見てみたい気持ちも強くなった一日でした。
貝塚さん、ありがとうございました。(6/24)