受け継がれているイベント
雨の日が続いています。
室内でできることは何だろうと考えたときに、「よし、本を読もう」と思う人もいることでしょう。
図書委員のみなさんが、本と仲良くなるためのきっかけとして「しおり祭り」を開いてくれました。
学年ごとで指定された日に本を借りに行くと、くじを引くことができます。そのくじの内容によって、様々なしおりの中から一つを選ぶことができるのです。図書室を利用するのは2年生からということで、初めてしおり祭りに参加できた2年生は、朝から早く本を借りに行きたい気持ちでいっぱいに。しおり祭りが始まると、カウンターの前にはすぐに行列ができていました。そして、いざくじを引き、中身を確かめると、
「特賞だ!」
「1等だ!」
と歓声が聞こえてきます。
1年生は、教室横のワークルームにある本を借りることになっています。ですが、図書委員のみなさんは1年生の分のしおりも準備をしていて、お昼休みに1年生のところを訪ねてプレゼントする様子が見られました。
このしおり祭り、すくなくとも10年以上は続いてきたイベントです。
歴代の委員のみなさんが企画してきたイベントが、これからも大切に受け継がれていきますように。