命のあたたかさ
本館玄関前にある飼育小屋。
1年生も、グラウンドに行くときには、その飼育小屋の前を必ず通ります。
動物たちのことが気になっていた1年生も、いたことでしょう。
先週の木曜日、飼育動物の世話を担当している4年生が、1年生とペアになり、動物たちとふれ合う時間をとりました。1年生にとって、チャボを初めて抱く瞬間は、緊張する場面でもあります。隣に付き添う4年生は、最初からチャボを抱かせるのではなく、まずは自分が抱いてみて、ふれてみるように声をかけるところから始めます。1年生のペースに合わせて少しずつチャボとの距離を縮めていき、安心して抱けるように見守ります。最初は戸惑いを見せる1年生も、命のあたたかさを肌で感じて安心するのか、チャボを抱いてしばらくすると笑顔が見え始めます。動物たちとふれ合う中で、4年生と1年生の距離も縮まっていくひとときでした。