国語の授業で「ちいちゃんのかげおくり」というお話を読む3年生。
これからその授業が始まるのを前に、東京大空襲を経験された二瓶治代さんからお話を聞きました。
3月9日の夜から翌日の朝にかけて空襲による火災から何とか逃れたこと、怪我をしていたご家族を
病院に連れて行ったときに、見ず知らずの方が親切にしてくださったことなど当時のことを一つ一つ
教えてくださいました。
お話が終わった後も、何人もの3年生が二瓶さんのところに行き、質問をする様子が見られました。
世界では心が痛む状況も続いていますが、一人ひとりが「二度と戦争をしない」という気持ちをもつことが、
世界の平和につながることを願ってやみません。
「防災の日」の翌日、地域別保護者会と引き取り訓練を行いました。
大地震等で公共交通機関が利用できなくなった場合を想定し、保護者の方にお子さんを引き取りに来ていただきました。
本校では、様々な地域から児童が登校してくることから、方面別に18の縦割りグループを編成しています。今回保護者の方に来校していただいた際には、お子さんを引き取っていただく前に地域別グループの保護者の方同士で顔合わせをする機会も設けました。普段同じ路線を利用するご家庭同士の顔が分かっていることは大きな安心につながります。お忙しい中、ご来校いただきありがとうございました。
子どもたちにとっても、もしものときにどのように行動するか、じっくり考える一日となりました。