10月中旬に土器作りに取り組んだ5年生。
1か月があまりが経った先週に、自分たちが作った土器を焼き上げる「野焼き」を行いました。
土器を焼くために必要な火も、自分たちの力で起こします。
火おこしについては、何週間かかけて練習してきた5年生。野焼き当日も何とか火を起こそうと
一生懸命取り組みました。
あきらめない気持ちが通じたのか、自分たちの力で火を起こすことができ、その後は目の前に
勢いよく燃える日を見ながら、一日の活動が続きました。
今年も、卒業生の方に見守っていただきながら、土器を焼き上げるところまで行うことができ
ました。自分たちが作った土器が焼いていく途中で割れてしまうということもありましたが、
「失敗だとして忘れてしまうのではなく、体験を通して学びにできたら」
というメッセージをいただくことができました。
2年生の生活科では、小麦についての学習をします。
私たちの食生活において欠かすことのできない小麦。どのようなものに使われているのかを考えてみると、実に様々なものに使われていることに気付きます。
私たちがよく目にするのは小麦粉ですが、収穫されるときの小麦は違う姿です。小麦が実際にどのようなものなのかを自分の目で確かめ、小麦を挽く体験をした2年生。
小麦を材料に使っているクッキーづくりにも挑戦しました。
オーブンでクッキーが焼き上がるのをじっと待つ2年生の様子が、印象的です。
1年生の調理実習のときと同じように、2年生のクッキーづくりでも、調理室の前はいい匂いに誘われた他学年の子どもたちが多くいました。