中学年の社会科では、身近な戦争経験者の方から話を聞き取り作文にする、「戦争の記憶を聴く」という課題を、夏の自由課題として課しました。
今週はその作文の朗読を聞く授業でした。
空襲や原爆、戦地からの帰還といった実際に戦争を経験された方の話は、どれも重みがあり、聞いている私たちもつらく苦しい気持ちになりました。
それでも、今ここにいる友だちのおじいさんやおばあさんが経験した本当の話。
誰もが真剣に作文の朗読に耳を傾けていました。
朗読を聞いたあとに、戦争と平和をテーマに自分の意見を書きました。
「今から30年後、地球はより平和になっているか?」という問いに対して、平和になっている、平和になっていない、両方の未来を想像して書いた意見がありました。
社会をつくるのは、他ならぬ私たちです。
私たちはどのような未来をつくっていくのか、まずは大人として自分自身が考え、実行に移していきたいと思います。
低学年の教室を出るとすぐに、それぞれのクラスの花壇があります。
夏の間、1年生はとうもろこしを、2年生はひまわりを植え、育てていました。
暑い夏にすくすく育ち、気が付くと子どもたちの背より、うんと大きくなりました。
今日はとうもろこしの実とひまわりの種をとる日です。
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
大きなかぶを抜くように、力を入れて、花壇からくきを引き抜きます。
とうもろこしの実は、教室のはじのほうで干します。
とってもおいしいものをこの先作るのです。
ひまわりの花は教室に持ち帰って、真ん中にたくさんできた種を引き抜いていきます。
おどろくほどたくさんの種が、ひとつの花につまっていました。
いったいいくつくらい入っていたのでしょう。
ぜひ、2年生に聞いてみてください。