桐朋学園小学校

桐朋だより

階段をおりた先に 4年生

社会科で水のことを学習している4年生は、この日、学校の水の秘密にせまりました。

これまでの学習で、小学校の本館と北館を合わせて、なんと○○○個もの蛇口があることが分かりました。

(答えはぜひ4年生に聞いてみてください。)

それだけ多くの蛇口に、いったいどうやって水を送っているのでしょうか。

実は桐朋の水の秘密は、中高事務室の地下にあります。

管理をしている大石さんに、特別に案内してもらいました。

多くの驚きと発見があったのですが、これからそれを学ぶ人たちのために、内緒にしておきます。

当たり前の生活を支える特別な仕組みを知る1日となりました。

優しく見守るまなざし 1・5年遠足

4月の終わりに1年生と5年生は昭和記念公園に遠足へでかけました。

1年生送りをしたペアでいっしょに遊びます。

いつもは元気いっぱいに遊ぶ5年生が、今日は自分が遊ぶより、1年生を見守ることを優先しています。

ブランコを後ろから押してあげる姿は、まるで本当の兄弟姉妹のように見えました。

「うれしかった。1年生が楽しそうだったから。」

はにかみながら、5年生がそんな感想を述べました。

動物たちのお世話 飼育活動 4年生

「ぼくは、走った。息が切れて苦しかった。

でも、ぼくは走り続けた。

今日は、ぼくのはじめての飼育当番だからだ。」

こんな書き出しの日記が、4年生の学級通信にのりました。

 

小学校で飼育しているチャボやうさぎ、にわとり、やぎのお世話は、4年生の役割です。

張り切って活動をしている姿を毎朝見ることができます。

1年間、今の気持ちを大切に活動を続けていってください。

 

みんなの人気者のやぎのさつきは、5月2日で1歳になりました。

さつき、おめでとう!

足のうらで感じる土のやわらかさ 土づくり 3年生

「うわあ!やわらかい!」

「ふかふか!」

今日は畑の土づくりの日です。

はだしになって畑に入った3年生から歓声があがりました。

「それじゃあ、これから肥料をまきます。肥料はたいひ、油かす、ぎゅうふん、けいふんです。」

「えー!ふん!?さわりたくないよ。くさいんでしょ。」

たしかににおいのある肥料です。

でも、初めはいやがっていた子どもたちも、気が付くと笑顔で畑に肥料をまいていました。

 

ふだんの生活で排出されたものが、おいしい野菜を作るための肥料にかわる。

自然や生活における循環については、これからの理科や生活の授業で学んでいきます。

畑ではこれから、多くの作物を作っていきます。(4月20日)

 

空を泳ぐこいのぼり

雲一つない晴天に恵まれたこの日、朝から学級委員の子どもたちがグラウンドに集まっていました。

こいのぼりをあげるためです。

5,6年生の委員の子どもたちが、悪戦苦闘しながら、何とかあげることができました。

 

こいのぼりは、川をのぼり、滝をのぼった鯉が龍になるという言い伝えが由来と聞いたことがあります。

でも、今日の空は、滝というより、本来鯉はいないはずの、雄大な大海原を思わせる空でした。

どこまでも広がる大海原を、ゆうゆうとおおらかに泳いでいく。

そんなこいのぼりの様子は、どこか本校の子どもたちに似ているような気がしました。(4月26日)

たのもしい2年生 学校案内

「ここは調理室だよ。ポップコーンを作るからね。」

2年生が1年生の手をひき、校内のあちこちを案内しています。

その声はどこかほこらしげで、いつもより2年生がたのもしく見えます。

「ここは3年生の教室。授業中だから静かにしててね。

ここがワークルームで、休み時間に遊べるよ。」

2年生もまだ3年生のワークルームでは遊んだことはないはずですが…

 

次は1年生にラジオ体操を教えるそうです。

がんばれ、2年生。

 

本物に触れる1日 6年生

良く晴れた先週の木曜日、6年生は上野の国立科学博物館・国立西洋美術館に見学にでかけました。

西洋美術館では、モネの「睡蓮」、ロダンの「考える人」など、有名な作品ともじっくり向き合うことができました。

グループごとにスクールガイドの方がついてくださり、作品の説明や鑑賞の味わいについてお話しをうかがいました。

ポール・シニャックの「サン=トロぺの港」、その点描という表現に込められた作者の想いには、思わずため息がもれました。

ただひとりで絵を眺めているだけでは気づくことができない視点へ、ガイドの方にいざなわれることで、よりいっそう深い鑑賞ができたように思います。

子どもたちが自分自身の表現を模索していくきっかけになりますように。

4月19日(木)午後 学校の風景

夏があわててやってきたような日でした。

学校のいつもの風景です。

あたたかな図書室 2年生 6年生

図書室の使用が始まる2年生に、6年生が使い方を教えました。

2年生と6年生のペアは、ちょうど一年前に1年生送りを行ったペアと同じです。(1年前の光景

まずは2年生の教室に6年生が迎えに行きます。

待っている2年生のうれしそうなこと、うれしそうなこと。

 

「この本読んで。」

「いいよ。じゃあ、ここに座って。」

 

図書室はあたたかな表情であふれました。

これからたくさんの本に親しんでいってほしいと思います。

 

(1年生は、図書室には行きませんが、教室に隣接したワークルームにたくさんの本があります。)

つないだ手と手 1年生送り 5年生

5年生が1年生の下校に付き添う1年生送りが続いています。

1年生をそれぞれの最寄の駅まで送るのは今日が最後でした。

春、というよりは、初夏を思わせるような緑のまぶしい道を、5年生が1年生の手をとり歩きました。

 

むじゃきに笑う1年生のとなりで、おだやかにほほえむ5年生。

ふだん学校でみせる表情より、ずっと大人っぽく見えます。

誰かに頼られ、誰かを助けることで、自分自身が成長していくのだと、5年生の姿を見ていると思います。

 

ああ、それにしても、なんと優しい光景でしょうか。

 

これからも学校の様々な場面で、よき兄、よき姉として1年生を助けてくださいね。

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