4月の終わりに1年生と5年生は昭和記念公園に遠足へでかけました。
1年生送りをしたペアでいっしょに遊びます。
いつもは元気いっぱいに遊ぶ5年生が、今日は自分が遊ぶより、1年生を見守ることを優先しています。
ブランコを後ろから押してあげる姿は、まるで本当の兄弟姉妹のように見えました。
「うれしかった。1年生が楽しそうだったから。」
はにかみながら、5年生がそんな感想を述べました。
良く晴れた先週の木曜日、6年生は上野の国立科学博物館・国立西洋美術館に見学にでかけました。
西洋美術館では、モネの「睡蓮」、ロダンの「考える人」など、有名な作品ともじっくり向き合うことができました。
グループごとにスクールガイドの方がついてくださり、作品の説明や鑑賞の味わいについてお話しをうかがいました。
ポール・シニャックの「サン=トロぺの港」、その点描という表現に込められた作者の想いには、思わずため息がもれました。
ただひとりで絵を眺めているだけでは気づくことができない視点へ、ガイドの方にいざなわれることで、よりいっそう深い鑑賞ができたように思います。
子どもたちが自分自身の表現を模索していくきっかけになりますように。
図書室の使用が始まる2年生に、6年生が使い方を教えました。
2年生と6年生のペアは、ちょうど一年前に1年生送りを行ったペアと同じです。(1年前の光景)
まずは2年生の教室に6年生が迎えに行きます。
待っている2年生のうれしそうなこと、うれしそうなこと。
「この本読んで。」
「いいよ。じゃあ、ここに座って。」
図書室はあたたかな表情であふれました。
これからたくさんの本に親しんでいってほしいと思います。
(1年生は、図書室には行きませんが、教室に隣接したワークルームにたくさんの本があります。)