特別授業 サンゴとサンゴにすむ生きもの
「おうちから海に出かけませんか。」
この言葉にひかれて、参加を決めた人もいたのではないでしょうか。
5月29日に、秘密研究機関イノカのなおきんぐハカセから桐朋学園小学校に招待状が届きました。海の生きものたちの秘密を解き明かす特別授業を開いてくれるというのです。参加した小学生は、300人以上。一つの授業にこれだけ多くの人たちが参加できるというのは、オンラインならではなのかもしれません。
授業の最初は、5台のカメラでハカセ自慢の海を紹介。中には20年後には絶滅してしまうと言われているようなサンゴも見せてくれました。水槽の中を泳ぐフレームエンゼル、テバスズメダイなどの様々な魚についても、お話をいただきました。
授業のメインテーマは、「サンゴ」についてです。サンゴマスターになってほしいとのハカセからの思いに応える形で、小学生のみんなが5問のクイズに挑戦しました。「サンゴは動物でしょうか。それとも植物でしょうか。」「サンゴは生きるための栄養をどうやってとっているのでしょうか。」といったクイズに回答していく中でサンゴについての理解を深め、最終的に授業に参加したみんながサンゴマスターとして認められました。
20年後に絶滅してしまうと言われているようなサンゴもいる中で、サンゴをどのようにして守っていくか。ハカセからは最後に
「生きものをもっと好きになろう。できるところからやってみよう。」
とのメッセージがありました。私たちにできることから、始めていきましょう。
秘密研究機関イノカ(株式会社イノカ)のみなさん、すてきな時間をありがとうございました。