足のうらで感じる 3年生 土づくり
「いい湯だった!」
教員室のとびらを開けた3年生が元気よく言いました。
学校にはおふろはないはずだけれど…
そう思って顔をあげると、ひざの上までズボンをまくった3年生の姿。
手にはおふろあがりのようにタオルがにぎられています。
そうでした。
今日は土づくりの日。
学校の畑に、稲わらやとりのふんなどで作られたたい肥をまいて、土に栄養を与えるのです。
3年生は裸足になって畑に入りました。
今日の陽の光をたっぷりにあびた畑の土。
それはとてもあたたかく、やわらかかったことでしょう。まるでおふろのように。
「いい湯だった」その言葉に納得しました。
いろいろな学年が、栄養たっぷりになったこの畑で作物を育てます。