桐朋学園小学校

学級委員会 田老訪問 2日目(8月23日)

朝を迎え、前日からの雨は多少残っていましたが、その後すぐに雨はあがり、青空も顔を見せ始めた中で、2日目最初は、新三王団地に向かいました。

ここは、震災で住まいを失った方々が新たな住居を持つために、山を削って開発された団地で、高台の上に家々が建設されています。震災の復興が着実に進んでいることを実感しました。

そして、いよいよ田老訪問の核ともいうべき田老第一小学校へ。到着すると、筒井裕一校長先生が待っていてくださり、震災の概要や田老一小の震災後の歩みを、スライドを使いながら詳しく教えてくださいました。

その後、場所を移動して6年生17名との交流会。桐朋側からの学校紹介等の発表に続けて、田老一小側からは田老地区の歴史や文化等の発表の後、田老一小の卒業生が作った「津波防災カルタ」を一緒にやりました。

交流会の後は、6年生教室で給食を一緒にいただきました。この日のメニューは「夏野菜カレー」。偶然にも田老の地元で取れた食材を使った特別メニューでした。給食をおいしくいただきながら、互いに趣味や好きなことを話したり、質問をしあったりして、交流を深めました。お別れでは、6年生のみんなが人垣を作って見送ってくれました。

田老一小を出発し、いつも真崎わかめを送ってくださる田老漁協加工工場へ。真崎わかめについて説明をしていただいた後、わかめの芯取り体験をしました。

田老第一中学校では、校内にある震災資料展示室「ボイジャー」を見学させて頂き、震災当日、中学生を懸命に避難させた用務員の琴畑さんから、貴重なお話を伺うことができました。

2日目最後は、宮古市内にある浄土ヶ浜へ。リアス式海岸がつくり出す見事な景観を味わうことができました。

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