学級委員会 2016田老訪問2日目
起床後、男子も女子もそれぞれの部屋で、田老フラワープロジェクトの活動発表をするための練習を自主的に始めていました。
宿を出発し、高台移転先の三王団地を見学しました。まだ建設途中の建物も多くありますが、たくさんの住宅が完成し、町ができ始めていました。
田老第一小学校では、田中真喜子校長先生が待っていてくれました。校長先生からは、田老の津波や防潮堤の歴史、「心をみがくこと」についてのお話を聞きました。
その後、5年生18人との交流会です。これまでの「田老フラワープロジェクト」の活動について、私たちが発表をしました。たくさんの感想や質問を出してくれました。
5年生とは、田老第一小の卒業生が作った津波防災カルタも一緒にやりました。津波と防災について学びながら、田老第一小学校の5年生とカルタを楽しみ、仲良くなることができました。
そして、5年生の教室で、給食も一緒に食べました。お互いに質問をしあって、交流が深まりました。最後に、五年生のみんなが玄関の前まで見送りに来てくれました。
次に田老漁協に行き、わかめのくき取り体験をした後、いつも食べている真崎わかめについて鳥居さんから詳しく教えてもらいました。真崎わかめ、とろろ昆布のお吸い物、そしてウニも味見をさせてもらいました。
1日目に田老第一中学校の三浦副校長先生と出会い、田老第一中学校内にある震災資料展示室「ボイジャー」を見学させて頂くことができました。震災当日のことを知っていらっしゃる用務員の琴畑さんから震災当日の貴重なお話も聞くことができました。
宮古魚菜市場を訪問しました。閉店時間が近かったことに加え、台風が連続で来ていた為、地元で取れた魚はとても少なく、買い物を楽しみにしていた児童は残念そうでした。昨年も立ち寄ったお店でお話していると、サーモンのお刺身をプレゼントとして頂きました。
最後に、浄土ヶ浜を訪れました。日が沈んでしまうぎりぎりのタイミングだったので、浄土ヶ浜全体がオレンジ色に照らされている美しい光景を見ることができました。