桐朋だより

初めての宿泊行事 3年生 御岳林間学校1日目

この日から3年生の御岳林間学校が始まります。

晴れ渡る青空はこれからの2泊3日を楽しみにしているみんなの気持ちを表しているようでした。

 

バスで楽しい時間を過ごしていると、車窓から見える景色が変わっていました。

気が付くとみんなは緑のなかにいたのです。

バスを降りてケーブルカーに乗り換えます。

坂道をぐんぐん上がっていくケーブルカーのなかではみんなの歓声が響きました。

 

ケーブルカーがみんなを御岳山の中腹に連れてきてくれました。

空気がひんやり感じられます。

御岳山には神様が住んでいると言われています。

きっとみんなのことを歓迎してくれていたことでしょう。

お宿は御岳山荘。宿坊と呼ばれるもともとは御岳神社の参拝客のために作られたお宿です。

通された大広間にはその歴史を感じる地域ごとの参拝、講の記録が大きな木の板に彫られたものがたくさん飾られていました。

 

おいしいおいしいチキンライスを平らげたら、散策に出発です。

ロックガーデンと呼ばれる岩の間をせせらぎが流れる場所を目指しました。

木々だけでなく苔むした岩もまた緑です。そのなかをせせらぎが流れていきます。

清涼な空気をたっぷりと味わいました。

せせらぎに手を入れれば、その冷たさに驚きの声があがりました。

 

宿に帰ると初めてづくしです。

みんなでいっしょに入る初めてのお風呂。

タオル一本で体を洗い、拭かなくてはいけません。

夕ご飯の準備も自分たちでやります。ご飯とお味噌汁、右と左、どっちに置くかも約束ごとがあるんだね。

 

夕ご飯のあとは、お宿のご主人をはじめとした御岳の神主のみなさんが雅楽の演奏を聴かせてくださいました。

笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)などの普段目にしない楽器から、耳慣れない音が奏でられます。

それらの音が織り込まれていき、曲となっていきます。

初めてみんなで過ごす夜、御岳の夜はそんな特別な時間でした。

 

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