いつになく(なんて言ったら失礼ですね)真剣な表情で目の前に持ったものを見つめている3年生の姿がありました。
手にはえんぴつ、それにもう片方の手には小刀がにぎられていました。
そうです。今日は小刀の授業。
えんぴつを小刀でけずるのです。
しっかりと小刀をにぎり、えんぴつに添えて動かすと、えんぴつがうすくそがれていきます。
手に持っているものは刃物。
その危険性もしっかりと考えて、手を動かします。
使い方によっては便利で、使い方によっては危険になるもの。
使い方を実際に体験して学ぶことは、とても大切な学習です。
使い方によっては便利にも危険になるものは、今は一見して分からないものが増えている気がします。
だからこそ、刃物のようなそのことがしっかりと理解できるもので学ぶ必要がるのでしょう。
子どもたちの手に持たれたえんぴつからはだんだんと黒い芯が見えてきます。
自分でけずったえんぴつはとっておきの特別ですね。





