民舞を踊る演技種目とともに、運動会には赤白で競い合う競技種目があります。
まずは2年生の「くるくるリングリレー」。
できるだけ小回りで、でも目は回さぬよう、まあるいリングを片手にがんばりました。
それから1年生の「タッチでGO!GO!」。
一生懸命に手と足を大きく動かして走り抜けました。
5・6年生の委員の子が考え出したのは「LET’S TOHO COOKING!」。
これは3種類のうちからくじで引き当てた調理道具を使って、4人1組でボールを運ぶ競技です。
どうやら鍋がもっとも速く走れるそうです。
逆にまな板やさいばしだとどうにもスピードは出ず…
単純な足の速さだけでは勝負は決まりません。練習のたびに変わる着順。
本番はもちろん大いに盛り上がりました。
3・4年生は「未来へつなごう!ミャクミャクリレー」。
なんと9人1組で横向きになって足首をバンドで結び、それでリレーをしていきます。
頭がもこもこと動くその様は、まさにミャクミャク。
声と心を合わせてがんばりました。
1・2年生でいっしょにやる種目は「なかよし大玉コロコロ」。
低学年の子どもたちにとっては、とっても大きな大玉を、4人で力を合わせて運びます。
急いで運んだその先で、車のタイヤに大玉をのせるのですが、これも力を合わせなくてはなりません。
4人の息を合わせました。
そして、3年生から始まって、最後の6年生までバトンをつなげていく伝統の「全員リレー」。
4色のバトンはそれぞれ70回以上ものバトンリレーを経て、ゴールにとびこんできます。
今年はアンカー勝負となりました。
最後の最後までどの色が勝つのかわからず、思わずさけぶような応援の声がグラウンドで走る子どもたちに降り注ぎました。
たとえ声がかれたって、応援でその背中を押そうとしたのでしょう。
最後の競技は全員で「大なわ2025」です。
この本番で自己ベストの回数を出すチームが続出し、練習を重ねたからこそ、その回数がどれだけすごいことかを分かっている子どもたちは、かれた声でさらに歓声をあげていました。
正々堂々と競うみんなの姿は曇天の空の下、ひときわまぶしく見えました。



















