2学期の6年生の生活では「社会課題を知る・向かい合う」というテーマで学んでいます。
この日は、実際に社会課題に向き合っている大人を教室に招きました。
忙しいなか足を運んでくださったのは、株式会社ゼロボードを立ち上げた渡慶次道隆さんです。
渡慶次さんは、それぞれの会社による環境への取り組みを分かりやすく視覚化することで、世界が脱炭素に向け力強く動いていくことを目指しています。
「大人も知らない脱炭素の授業」と銘打ち、なぜ気候変動が起きるのか、気候変動が何をもたらすのか、気候変動をもたらす温室効果ガスはどうして化石燃料を燃やすと出てくるのか、実に分かりやすく教えてくれました。
「それは難しいことだけれど」と前置きをして渡慶次さんは子どもたちに語ります。
「環境のためだからと言って、君たちのような未来の人々に無理な我慢を強いるやり方を選ぶのか。
そうではなく、生活の快適さを保つ方法を模索し、さらに前向きに環境をよくするような、そんなやり方を探していきたい」
その言葉は力強く響きました。
社会は変わる。社会を変える。
社会課題に真正面から取り組む大人の姿は子どもたちにどう映ったのでしょうか。
渡慶次さん、どうもありがとうございました。