5年生奥蓼科林間学校 後半
天狗岳登山、本番の朝を迎えました。
早めに起床し、朝食後にいよいよ出発です。
歩き始めてすぐに、滑りやすい場所など気を付けてほしいところがあると、列の前にいる人から後ろ
の人へ伝言ゲームのようにメッセージを伝えたり、「がんばれ」という声かけをお互いにしたり、み
んなで励まし合いながら登っていく様子が見られました。
森林限界を超えると、まわりの景色が一変します。自分たちが標高の高いところまで歩いてきたこと
を実感できます。ここからは、岩場の道を一歩一歩進んでいきます。
そして出発から4時間ほどかけて、ついに頂上に到着です。仲間とともに歩んできたからこそ、辿り
着くことができた場所です。
下山時は雨に降られることもありましたが、5年生は最後まで集中力を切らせることなく、帰ってくる
ことができました。
夜は、一日山で過ごしたことを振り返りながらのキャンドルファイヤー。火を見つめながら、特別な
1日を締めくくりました。
そして林間学校も4日目。
3泊4日の宿泊行事もあっという間に最終日となりました。お世話になった宿を後にし、この日は尖石
考古館に向かいます。縄文時代に栄えていた地に眠っていた土器を見て、自分が気に入ったものをじっ
くりスケッチすることができました。
昨年は1泊2日だった宿泊行事が今年は3泊4日となり、5年生にとっては大きなチャレンジがたくさ
んあった日々となりました。今回の林間学校を終えて、5年生の顔つきが一段と頼もしくなったように
感じられました。