かけがえのない6日間
7月1日の入学式の翌日から6日間、「一年生送り」が行われました。
本校では、1年生と5年生がペアとなり、様々な活動を通して、交流を深めていきます。その第一歩として行われるのが「一年生送り」です。下校の際、5年生がパートナーの1年生を送ります。
一年生送りでは、大学通りの歩き方や公共交通機関におけるマナーを伝えることはもちろんのこと、学校生活や自分の好きなことにいたるまで、様々な話をしながら下校をします。今年の5年生も、歩道を歩く際や電車に乗るとき等、どのような場面でも、1年生のことを最大限に考えながら行動をしていました。
4月に行われる予定だった一年生送り。7月に延期となったこともあり、5年生はパートナーの1年生がどんな子なのか、ずっとずっと気になっていました。3ヶ月越しで出会えたパートナーとの時間は、5年生にとってかけがえのないものになったはずです。
一年生送りが始まると、5年生の教室に向かう階段で、1年生の姿を多く見かけます。頼りになるお兄さん、お姉さんと授業の合間も会いたい。一年生送りを経て築かれた関係は、これから先にもつながっていきます。そして4年後、今の1年生が5年生になるとき、送ってくれた5年生の存在の大きさを感じながら、新たなパートナーを送ることになるのです。
今日も廊下から
「5年生のところに行こう。」
という1年生の声が聞こえてきました。