演じ、伝えること 発表会 後編
発表会、いよいよ5年生の出番です。
5年生は、両クラスとも創作劇。
自分たちで台本を書きました。
それだけでなく、演出、照明、音響も自ら行います。
1組は「不思議な裁判~鬼と四人の子どもたち~」。
彼らの演じる先生たちの恐いこと恐いこと。
あんな先生にはなりたくないと心から思いました。
力でおさえつけてくる先生たちに、力でやり返すのではない方法を考えるシーンが印象的でした。
先生と鬼、子どもたちとの裁判に、最後に現れた桃太郎に、会場は興奮に包まれました。
鬼と桃太郎は素敵な関係を築いていたのですね。
そういえば、もとの先生はどこへ行ってしまったんだろう。
2組は「忘れ去られた君とぼく~大切なもの~」。
不思議な話のはじまりから、中盤で話が急展開を見せます。
まさか主人公が、周りの友人だけでなく、家族からも見えない存在になるなんて。
見ていた低学年から悲鳴が聞こえてきました。
実は私も舞台袖で悲鳴をあげました。だって怖かったんですもの。
でも、舞台上の子どもたちは怖さに立ち向かっていきます。
そして最後には心が温められました。
なんて怖くて、なんて優しい話だったでしょうか。
保護者のみなさまには、急なお願いにご協力いただきました。
ありがとうございました。