ささのは さらさら
「えー!今日も赤なの?」
玄関の表示が赤のときにはグラウンドで遊ぶことができません。
このところ梅雨空が続き、グラウンドが水浸しになることが多く、子どもたちの残念な声を聞くことが増えてきました。
晴れをのぞんでいるのは、桐朋学園小学校の子どもたちだけではないはずです。
「えー、今日も天の川がかからないの?」
きっと天空では、織姫と彦星がため息交じりにそんなことをこぼしているころでしょう。
低学年の軒端に笹の葉が揺れています。
7月7日の七夕に向け、笹に笹飾りとそれぞれのお願い事がかけられています。
どうか7月7日の夜は、夜空にきれいな天の川がかかりますように。
織姫と彦星が1年ぶりの再会に心をときめかすことができますように。
子どもたちの願いごとがかないますように。
「桐朋学園小学校の子どもたちが、心身ともに健やかに幸せにすごせますように」という私の願いもかないますように。
(「おいしいお肉と桃を思いっきりほおばりたい」という願いごとは後回しで構いません。)