桐朋だより

みんなのために 運動会③ 係活動

運動会について、これまで演技や競技を紹介してきました。

けれど、子どもたちが力を発揮する場は、演技や競技の種目だけではありません。

特に6年生には、大切な役割があります。

それは、自分たちが活躍するだけでなく、全校のみんなが力いっぱい運動会に取り組めるよう、運動会を支えることです。

 

まずは選手団長。みんなの代表として、頼もしい姿でそれぞれの色を引っ張ってくれました。

大縄まわし係は、低学年の子どもたちが跳ぶ大縄を回します。小さな子たちの「とべた!」という喜び。それを生み出したのは、縄を回してくれた君たちです。

以前紹介した白組「ウィリア・ガデス」 赤組「紅蓮獅子」、素晴らしいマスコットも、係の子どもたちがアイデアを出し、形にしてくれたものです。

運動会に向けた気持ちを盛り上げてくれたのは、新聞報道係。運動会新聞を通して、みんなの期待を膨らませてくれました。このあとも新聞が出るのでしょうか。楽しみです。

当日の音楽やアナウンスを担った放送係。音楽や熱のこもった声の響きが、運動会ならではの特別な雰囲気をつくってくれました。

今年も熱戦が続き、1着と2着の差がほんのわずかという場面がありました。そんなとき、先生たちが安心して正確な着順を判定できた審判係のみんなの支えがあったからです。

めまぐるしく変わる得点を集計していたのは、記録係。正確に、公平に、そして冷静に。競技の行方を左右する大切な仕事に向き合う姿が、かっこうよかった。

競技に使うゼッケンを準備し、運動会を支えてくれたゼッケン係。熱戦のクライマックスを彩る場面にも、みんなの仕事がありました。

みんなが一生懸命に体を躍動させれば、すり傷や打ち身などのけがをすることもあります。そんなときに力になってくれたのが救護係。手当てを受ける子に優しく声をかけ、励ましてくれました。痛みや不安を抱えた子にとって、その言葉は心強かったことでしょう。

そして、道具係。競技に使う道具の出し入れからライン引きまで、次々と仕事をこなしてくれました。みんなが競技に集中できるのも、こうして準備を整えてくれる人たちがいたからです。

最後は応援係。9月に係が決まってから、何度も何度も練習する声が聞こえてきました。どうすればみんなの気持ちが一つになるのか。そんなことを考えながら、練習を重ねてきたのでしょう。当日、響き渡る応援の声が、420人の背中を押しました。

 

運動会で目立つのは、美しくしなやかな演技や力いっぱい競技に取り組む姿かもしれません。

でも、その一日が充実したものになるように、力を尽くしていた子どもたちがいます。

自分が活躍することだけでなく、誰かの力になり、みんなのために働くこと。

そんな子どもたちの姿も見られた運動会でした。

 

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