桐朋学園小学校では、ふだんは子どもたち同士が競い合うことには積極的ではありません。
人は競争ではなく、ともに力を合わせることで成長すると考えるからです。
でも、運動会は別です。
1つのクラスを赤と白に分けて、2チームで戦います。
この日ばかりは、おたがいに力を出し合う清々しさを存分に感じてほしいのです。
2年生の「グルグルリングリレー」では、うまくコーナーを回ろうとする姿が見られました。
1年生の「タッチでGO!GO!」。次の人にちゃんとタッチする。タッチで気持ちも伝えていたんじゃないかな。
5・6年生は「乗り越えろ!TOHO障害物競争!」ただの障害物競争ではありません。5年生と6年生でペアを組み、行く手を阻む障害物を乗り越えていくのです。息をぴったりで立ち向かう姿がかっこうよかった。
3・4年生は「回せ!DJ大バトル!」往復の道のり、折り返しのときにくじをひいて、出た数字だけみんなでレコードを回すのです。力を合わせるその様子、ナイスDJでした。
1・2年生は「うんとこしょ どっこいしょ」大きなかぶを思わせるみんなでのつなひき。力を合わせたあとのごはんはきっとおいしく感じたでしょう。
そして、伝統の「全員リレー」3年生から6年生までが4色のバトンを渡していきます。70人以上でバトンを回す全員リレーは、誰かひとりが速いからといって勝てる競技ではありません。ひとりひとりそれぞれが出せる力を目いっぱい出して、そして相手に気持ちを込めてバトンを渡す。それを70回繰り返してようやくゴールに飛び込みます。
今年も全員のがんばりと出会えた「全員リレー」でした。
最後の競技は大縄。「いち に さん し…」回数が増えていくたびに声も大きくなっていきます。「ひゃくいち ひゃくに…」百回を越えるグループも出てきました。
勝った色の人たちは大いに喜びましょう。そして負けてしまった色の人たちは大いにくやしがりましょう。
勝ちの喜びも、負けのくやしさも、全力で戦ったから、そして本気の相手がいたからこそ感じられる特別な気持ちです。
それを味わいましょう。
運動会ではみんなひとりひとりのいっしょうけんめいな姿が見られました。みんなのその姿に思わずこぶしを強くにぎり、胸を熱くしました。
みんな、よくがんばりました。




















