「わあ!」
子どもたちの口から驚きと喜びが入り混じった大きな声がもれました。
4年生は今日から西湖湖畔学校。
到着しておいしいカレーをおなかいっぱいに食べて、さっそく宿のうらにある原っぱに来たのです。
「ここでこれから遊びます」
先生の言葉に、驚きと喜びがあふれたのです。
大きな大きな原っぱで、これからたーっぷり遊ぶのです。
「では、約束ごとを守って遊びましょう!」
その言葉が終わるやいなや、子どもたちは四方八方に飛び散っていくように走っていきました。
フリスビーを思い切り飛ばす子たち、鬼ごっこを始める子たち、奥のほうでは野球が始まりました。
しばらくすると
「見て見て」
引っ張られるまま行くと、そこには木の枝や葉、石を組んで作られたフルコースの食事にキャンプファイアーのミニチュアが。
すばらしい作品ができていました。
教員が持ち込んだロープを使ったスラックラインに、それからロープに加えハーネスを使ったツリークライミング。
周りの山々に見守れながらダイナミックに遊びます。
大きな原っぱで、大きな声をあげながら、思い切り大きく遊ぶ子どもたち。
「西湖最高さあ行こう!」の合言葉そのままに、楽しい時間が過ぎていきました。
気づくとなんと2時間半をこえた遊びの時間。
たっぷり遊ぶ西湖時間を満喫した1日目でした。
2日目、天気が危ぶまれましたが、朝起きて、宿舎である魚眠荘を出ると、西湖の向こうに雄大な富士山が悠々と鎮座している姿が見えました。
この日はハイキング。
西湖の湖畔を周り、方向を変えると、緑の深い富士の樹海に入っていきます。
途中、竜宮洞穴に寄ります。
その昔は冷蔵庫がわりに氷の保存にも使われたというこの洞穴。
階段状になった岩場を降りていくと、一段一段でぐっと冷たい空気になっていくことを感じました。
さらに樹海を抜けて登り道。
急に開けたところに出たと思うとそこは紅葉台。
360度パノラマの展望台です。
目の前には腕を広げみんなを抱きしめるような富士山。
振り返ると西湖があり、そのほとりに、「あっ、きっとあれだよ」魚眠荘の屋根が見えます。
それにしても、出発の前の天気予報では雨模様だったのに、どうしてこんなに天気が良いのでしょうか。
日差しに体力をけずられ、宿に帰るとそのままたおれこみたくなったのですが…
それでも原っぱに出ていく子どもたち。
ハイキングのあったこの日だって、たっぷり遊んだのです。


















