桐朋だより

劇の喜び 1・3・5年生 発表会

先週末は1・3・5年生による劇の発表会でした。

インフルエンザの流行による学校の休校などがあり、きちんと劇ができあがっているのか心配でしたが、それは私の杞憂でした。

6クラス、すべての劇に良さがつまっていました。

月曜朝礼の原口校長のお話を載せたいと思います。

 

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みなさん、おはようございます。

先週末の発表会。どの学年も、舞台上で実に堂々としていましたし、自分たちの劇を披露できる喜びがあふれていたように感じました。

みなさんの演技で講堂全体が大いに湧きましたし、ぼくも存分に楽しみました。

 

1年生のみなさんは初舞台で、ドキドキワクワクだったと思いますが、元気いっぱいがんばっていましたね。

1組の「森の中は大さわぎ」。

何かわからないものを確認しようと、こわごわ近づいていく様子や、人間のワナと考え、やっつける様子をユーモラスに演じていて、楽しかったですし、舞台の最後、みんなのポーズがピッタリ決まっていて、かっこよかったです。

2組の「おうさまはだれ?」。

おでんのタネ、大根や卵などの魅力をアピールする熱弁ぶり、みなさんの気持ちがこもっていて、ぼくも思わず、「そうそう」とうなずきながら見ていました。全部のタネが煮込まれてすべてのうま味がつまったおでん、実においしそうでしたね。

どちらのクラスも、聞き取りやすいようにセリフを大きな声で、はっきり話していて立派だなぁと感心しました。

 

次に、3年生。

1組の「うさぎとかめの物語」。

勝ち負けに対するとらえ方、フェアプレイにまつわる真実など、さまざまな視点が盛り込まれたお話で、考えさせられる場面、数多くありました。

「自分は正しいことを言っている」と強く思っていると、つい攻撃的になってしまうもの。

相手の思いをきちんと理解するために、相手の言葉にしっかり耳を傾ける大切さを教えてもらったように感じます。

2組の「マジックカラーストーリー」。

色の持つイメージを活かした物語がたいへん興味深かったですし、色とりどりが魅力的だし、ふさわしいというお話の大事なポイントが舞台からしっかり伝わってきました。

印象に残る見せ場も多く、演奏を交えたはなやかなエンディングもステキで、演劇の持つ魅力満載のお芝居でした。

 

最後に、5年生。

1組の、「アイスどろぼう大ピンチ!!!!」。

登場する一人ひとりのキャラクターが立っていて、美容院、カラオケ、迷宮アトラクション、お母さん教室、ゴリラの飼育、そして、ボスのアジト、すべてがインパクト強く、すばらしかったですし、場面転換で流れるBGMによって舞台の世界が一変し、その世界にひたることができる音楽の力を実感しました。

曲を選ぶセンス、さすがですね。

2組、「使いすぎにもほどがある」。

何でも教えてくれるし、アドバイスしてくれるAI。

だから、ついAIに頼ってしまう社会からタイムスリップして、今を飛び越した25年前、自分で考え取り組むのが当たり前だった世界に突入し魅力やおもしろさに気が付いていく2126年の子どもたちの姿、印象的でした。

こうした発想や観点、桐朋で過ごしているみなさんならでは、みなさんだからこそと言えるのかもしれません。

 

1年生、3年生、5年生のみなさん、学級閉鎖、さらには学校閉鎖もあった中、準備は大変だったと思いますが、演劇を楽しみ、みんなで創り上げてきた様子がしっかりと伝わってくるステキな発表会。ありがとうございました。

みなさんのユーモアに力をもらい、残り1ヶ月ほどとなった3学期、ぼくもしっかりがんばれそうです。

 

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