桐朋だより

願いごとは空へ向かって 1・2年生 笹燃やし

7月、1・2年生のそれぞれの教室の軒下に笹が出ていました。

もちろん、七夕のためです。

手作りのもので飾られた笹には、子どもたちの分だけ短冊がかけられていて、そこにはとびきりの願いごとが書かれていました。

「でんしゃのうんてんしになりたいです」

「みんながげんきにすごせますように」

「まほうつかいになれますように」

「せんそうがなくなりますように」

「なまずがとれますように」

この日はその願いごとを空に届ける日です。

笹燃やしの日。

直前までふっていた雨が、すっと止みました。

おりひめとひこぼしの二人も、みんなの願いが届けられることを待っていてくれたのでしょう。

笹が燃え、炎とみんなの歌声もいっしょにお願いごとが天に向かってのぼっていきました。