桐朋学園小学校

桐朋だより

イノベーターに出会う 4年生

4年生社会科では、郷土の発展につくした人として、多摩川上水をひいた玉川兄弟について学びました。

この日の授業では、今、社会をよりよくしようとしている現代の玉川兄弟として、若き起業家である井上雄介さん、須知高匡さんを招き、ご自身の事業と目指す社会についてお話をしてもらいました。

井上さんは、ダチョウが作る抗体を食品に添加することで花粉症などを減らしていくことを目指しています。

また、冬に目の当たりにしたインドの貧困を解決するため、新たにテーラーメイドのスーツを作る会社も立ち上げました。

須知さんは、より快適で安全な交通手段として、自走型のロープウェーの開発をしています。

さらに、最大の目標として、宇宙エレベーターの開発を挙げています。

 

夢のようなことを、しっかり現実に手繰り寄せようと、ひたむきに楽しそうに努力している大人の話は、子どもたちにどう響いたでしょうか。

「私たちひとりひとりには、社会をよくしていく力がある」そんな実感を少しでも持てたならうれしいです。

現代の玉川兄弟に出会う学習は、来週も続きます。(1月29日)

なぜ?から始まること 1年生 氷の学習

朝が来ました。

いつもは中庭で遊んでいる1年生が、とびだすようにグラウンドに出てきました。

一目散にグラウンドの端まで走っていきます。

しゃがみこんで、何やら見ています。

いっしょにしゃがんでみると

「えー!なんで?」

「こんなに寒いのに!」

「どうしてだろう?」

そんな声が聞こえてきます。

昨日のうちに、水を張った容器をグラウンドのあちこちに置いていたみたい。

ゆうべは雪も降るくらい寒かったから、みんな氷になっていると期待していたのです。

「葉っぱのベッドがあったかかったのかな。」

「田んぼは今日もこおっているよ。」

「畑にしもばしらはたくさん出ているよ。」

「なぜだろう?」

なぜ?から始まることを大切にしていきたいです。

 

と、まとめましたが、実は私も、なぜ田に張った水はこおり、容器に入れた水がこおらないのか、そのわけが分かりません。

子どもといっしょに考えていきたいと思います。

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