桐朋学園小学校

桐朋だより

おめでとう! お誕生会 2年生

2年生では、月ごとにお誕生会が行われます。

子どもたちがかざりつけた教室に、その月に生まれた子の保護者もお招きします。

保護者の方からは、生まれたときや赤ちゃんのころの話をうかがいます。

心のこもった話を聞くと、ひとりひとりが大切な存在だということに、あらためて気づくことができます。

そう考えると、誕生日以外の日だって、今日みんなでただここにいること自体が素敵なことに思えます。

毎日「おめでとう!」と言いたくなります。

が、なかなかそうもできないので、特別なこの機会にみんなで大きな声で言うのです。

「おめでとう!」

 

後半は、係の子たちが中心になって考えたお楽しみの時間があります。

みんなで工夫しながら、お互いが今ここにいることを、楽しく温かく笑顔で讃えあっています。

クラブ活動 5・6年生

毎週水曜日は、5・6年生のクラブ活動の時間があります。

が、今年は水曜日に雨が降ることが多く、外での活動のクラブに所属する子はうずうずしていました。

この日は、しっかり晴れて、やっと思いっきり体を動かすことができました。

 

桐朋学園小学校のクラブ活動は、6年生の子どもたちが考え、5年生に声をかけ、立ち上げます。

今年度は15のクラブが立ち上がりました。

料理・サイエンス・手芸・読書・ボードゲーム・イラスト・バスケットボール・卓球・バドミントン・遊部・一輪車・野球・ダンス・サッカー・体操。

自分たちで充実した時間を作っていってほしいと考えています。

汲めども尽きぬ知の泉 図書室

普段はしっとりとおだやかな雰囲気の図書室が、今日はにぎやかな活気にあふれていました。

授業中だというのに、どうしたことでしょう。

入ってみると、そこでは、4年生と5年生の2つのクラスの子どもたちが話し合いながら、それぞれの課題に取り組んでいました。

4年生はごみの処理について、5年生は農作物について、資料を選び、まとめていきます。

図書室には物語の本だけでなく、資料的な読み物も多くあります。

図書室の扉を開ければ、未知の物語の世界へ飛び立つこともできますし、自分が知りたいことを深めていくための知の泉にもぐっていくこともできるのです。

胸に抱くあたたかさ 1・4年生 ふれあい動物園

この日は4年生が1年生に学校の飼育動物の紹介をするふれあい動物園が開かれました。

4年生は4月から飼育係として、交代で動物たちの世話をしています。

係が始まってから、まだ2ヶ月しか経っていませんが、チャボを抱き上げるその姿は堂々としたものです。

チャボを興奮させない様に、やさしくなでながら、1年生と目線を合わせるようしゃがみます。

「同じようになでてごらん。」と4年生。

おそるおそる手を伸ばす1年生。

「大丈夫だよ。こわくないから。」

「うん… あ、あったかい。」

 

慣れてきた1年生がチャボをだっこしました。

チャボも気持ちよさそう。

チャボたち、にわとりのリオ、うさぎのさくら、ヤギのさつき。

学校にいる動物たちと仲良くしていきましょう。(6月4日)

 

いくつもの学びと出会う午後1時半

朝から雨の1日でした。

お昼のあとの5時間目。

校内を歩くと、いろいろなことを学んでいる子どもたちに出会うことができました。

高らかに響く歌、1年生は一足先に休み時間でボードゲーム、図工室では電のこの音が響きます。

肩を寄せ合ってホワイトボードにインタビューの結果を書きこむ子たち、廊下にはモーターカーが走ります。

難しい算数に挑む子の眉間には集中を物語る皺、隣の部屋では農作物の新聞を書く準備をしていました。

かいこを観察する視線には愛着が浮かび、理科室では色水を吸い上げた植物の輪切りとにらめっこ。

そして、友だちの書いた詩を読む横顔。

同じ時間に同じ屋根の下、学びはとても大きく広がっていました。

生活とともにある美しさ 日本民藝館見学 5年生

5年生は駒場にある日本民藝館に見学にでかけました。

まずは民藝館の初代館長、民藝運動の祖である柳宗悦が生活した西館を見学します。

和洋折衷が調和した食堂や障子の幾何学的なデザイン等、生活とともにある美しさに触れました。

本館に移動し、展示された民芸品を見て回り、心に響いたものを選んで、スケッチをします。

静謐な空間の中で向かい合い、じっくり描いたものは、日々の生活で実際に使われてきた民芸品です。

使う人のことを考え、心をこめて作られたものに宿る「用の美」を、子どもたちも感じたことでしょう。

この見学を通じて、身近なものの見え方が少し変わっていくかもしれません。

Wiggle wiggle E.C. 低学年

渡り廊下を歩いていると、中庭から耳慣れない言葉が聞こえてきました。

賑やかで楽しげな声に誘われて、教室をのぞくと…

「Wiggle wiggle…♪」

子どもたちが英語の歌に合わせて、身体をくねくねさせています。

今年から、低学年でもE.C.(English communication)の授業が始まりました。

初めのうちは、歌やゲームで英語のリズムに慣れていきます。

「I’m a rabbit!」

笑顔のうさぎさんたちが、教室いっぱいに飛び跳ねています。

わたしもうさぎになりました。なれていたかな?

 

緑のなかでたくさん遊ぶ 4年生 西湖湖畔学校 後半

西湖湖畔学校の3日目は、スケッチの日です。

スケッチ道具を持って、近くのグラウンドにでかけました。

目の前には豊かな緑と青空、白い雲が広がります。

それはそれは気持ちの良いながめに、子どもたちの創作意欲が大いに刺激されました。

そして、この日もまた、午後は緑の原っぱにとびだして遊びの時間です。

遊び疲れた(疲れることはない!という声も聞こえそうですが…)子どもたちに、とっておきのおやつが。

それはソフトクリーム!

夜はキャンプファイアーです。みんなで火を囲みながら、ここでもたくさんのお楽しみがありました。

遊びに遊んだ湖畔学校最終日。

牧場に行き、羊のトマトの毛刈りをしました。

ご主人のお手本を見た後、ひとりひとりが少しずつ、トマトの伸びた毛を刈っていきます。

みんなが思っていたよりずっと多くの毛を刈ることができました。

トマトの毛とたくさんの思い出をおみやげに、国立に帰ってきました。

緑のなかでたくさん遊ぶ 4年生西湖湖畔学校 前半

5月22日から25日まで、4年生は西湖湖畔学校に出かけました。

バスに乗って宿舎に着くと、目の前が西湖です。

西湖の向こうの富士山が美しく水面にも映り、2つの富士山に見守られながら湖畔学校がスタートしました。

 

この湖畔学校の1番の目的は、遊び浸ること。

宿舎のうらには芝生の原っぱが広がります。

子どもに原っぱ、それは鬼に金棒をこえるような力強い組み合わせです。

初日からめいっぱい子どもたちは遊びました。

2日目はハイキング。午後に天気がくずれたせいで、予定より短い行程となりましたが、そのぶん、宿舎でたっぷりと遊びの時間。

笑顔 笑顔 笑顔 どこを見ても笑顔だらけの前半2日間でした。

英語で日本の遊びを伝える E.C.交流会 6年生

ネイティブの方を招いて、交流会が開かれました。

今回は、何かを習うのではなく、子どもたちが日本の文化を英語で伝える会でした。

あやとりに福笑い、だるま落とし、あっち向いてほい、けん玉などむかし遊びを伝えます。

言葉と身振り手振りを交えていっしょうけんめいに伝えていきます。

そもそもが楽しい遊びです。

気がつくと笑顔にあふれていました。

伝えること、同じ気持ちを共有すること、そのような経験をした交流会でした。

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