桐朋学園小学校

桐朋だより

舞う花の伝授 3年生 4年生

来月の運動会にむけて、どの学年でも練習が始まっています。

3年生と4年生は花笠おどりを舞います。

この日は、昨年も踊った4年生が3年生におどりを伝授する日です。

まずは4年生による見本。気持ちをこめておどります。

その後は、ペアになって、実際に手取り足取りおどりを教えていきます。

教える4年生も、教わる3年生も、その表情は真剣そのもの。

こうして毎年、おどりが伝授されていきます。

これから練習はより本格化していきます。

今日のペアではげましあい、当日は美しい花を咲かせてほしいと思います。

(9月12日)

新しいアスレチック

2学期から、1・2年生が主に遊ぶ中庭のアスレチックが、新しくなりました。

さっそく、休み時間のたびに大勢の子どもたちが歓声をあげながら遊んでいます。

感想を、2年生にインタビューしてみました。

「新しいアスレチックはどうですか?」

「すべり台が好きです。」

「縄で登るところの坂が急だから、腕の力を使います。」

「ボーリングじゃなくて、えーと、えーと。」

「ボルダリングでしょ!あそこもおもしろいよね。」

「うんていが新しくできたよね。私できるんだよ!」

「あみも新しくなって、楽しいよ。」

「先生もいっしょに遊ぼうよ!」

では、遊びに行ってきます。

興味から生まれるもの 夏休み作品展②

3年生以上の自由研究の成果が並ぶ夏休み作品展もいよいよ明日までとなりました。

今年も、様々な作品を見ることができました。

子どもの興味は、私たち大人が考えているよりずっと幅広いものだと、毎年感じます。

また、その興味から始まった探究のプロセスや成果を表現する方法も、多種多様で見ていて飽きません。

子どもの持つ力に、心から驚かされます。

普段の授業でも、子どもたちの興味が生み出すものをどうにか生かしていきたいと強く思います。

深淵なる探究の世界 夏休み作品展①

夏休みの作品展が行われています。

3年生以上の自由研究の作品が、多目的ホールに並びます。

小学生の作品などとあなどることはできません。

そこには、手作りの、その子の興味から始まった質の高い探究の成果が思い思いの方法で表現されています。

どの作品も興味深く、新しい発見をもたらします。

 

休み時間のたびに、多くの子どもたちがおとずれています。

まだ作品展には参加していない1年生や2年生の姿も目にします。

 

ぜひ、みなさま、足をお運びください。

来週火曜日の午前中まで開催されています。

※9月10日追記 申し訳ありません。11日火曜日の児童下校まで開催されています。

久しぶりの日常 授業風景

2学期3日目。

今日から平常授業が始まりました。

久しぶりにグラウンドに歓声があがった20分休み。

そのあとの3時間目に、校内をぐるりと一周してみました。

子どもたちの一生懸命な表情とたくさん出会うことができました。

学校の日常がかえってきました。

実り多き豊かな2学期

「あー!大きくなってる!」

教室に入ってきた1年生が、ベランダの花壇を見て、そんな声をあげました。

花壇には、1学期に植えたトウモロコシがあるのです。

夏の間に、子どもたちよりずっと背が高くなり、実もつけました。

 

2学期が始まりました。

学校にもみんなのにぎやかな声がかえってきました。

学校は、こうでなくっちゃいけません。

ひさしぶりにみんなに会えてうれしかった。

みんなもそんな気持ちならうれしいです。

 

実り多き豊かな2学期をいっしょにおくりましょう。

9月になりました

9月になりました。

みんなは元気ですか?

8月最後の日となった昨日は、学校のあちらこちらで、先生たちが2学期を始める準備をしていました。

みんなの準備はどうですか?

学校の主役は子どもたちであるみんなです。

学校は主役の登場を待っています。

始業式にみんなに会えることを、楽しみにしています。

白い花が咲きました 4年生 飼育当番 5年生 稲当番

夏休みも、飼育当番の4年生と稲当番の5年生が交代で登校します。

今年の夏は動物たちにとっても暑かったようです。

飼育当番を担当するなかで、楽しいことだけでなく、悲しい別れも子どもたちは体験することがあります。

動物の世話をするということは、命と接することと言えます。

学校は休みでも、命を守るために、子どもたちは一所懸命、動物たちのお世話をします。

5年生の当番の子どもと水田を見に行くと、今年も稲の花を見つけました。

稲の穂に小さな小さな白い花が、ぱらぱらと咲いています。

夏の穂が育ち始める時期にだけ咲く小さな花を、今年も見ることができました。

 

夏休みもあと10日間。

最後まで有意義に過ごしてください。

また暑くなってきました。くれぐれも体調には気をつけてね。

音楽を通して生き物に思いをはせる 2年生・5年生

6月の終わり、作曲家の春畑セロリさんを招いて2年生と5年生の音楽の授業が行われました。

今回の授業では、春畑さんが絶滅危惧種の生き物を取り上げて作った曲を聞くことで、子どもたちは生き物のつながりについて、感じ、考えました。

プレイルームからみやばやしの緑を片隅に眺めながら、ピアノの音に耳を澄ませます。

少し難しいけれど大切なことを、音楽がやわらかに伝えてくれます。

音遊びや朗読、理科の小野先生による学校の生き物の話などが間に挟まり、時に体を動かして楽しみながらテーマについて思いをはせました。

最後は元気な歌で先生をお見送り。

日々の生活が、身の回りの多くの生き物とともにあることを考えるきっかけとなる時間でした。

里山の風景 ハケ下散歩 3年生

国立市には「ハケ」と呼ばれる段丘崖があります。

7月の社会科の授業、地域について白地図の色分けをして学んだことを自分の目で確かめるために、3年生は散歩に出かけました。

学校から南にまっすぐ歩いて向かいます。

甲州街道を横切るための地下道をくぐると、入り口と出口の高さがずいぶん違うことに気が付きました。

地下道を出た谷保天満宮裏は、もうハケ下です。

湧水が用水となって流れています。

よく目をこらしてみると、サワガニの姿がありました。

道のつきあたりには田んぼが広がっています。

そこになんと白い鳥が飛んできました。さぎでしょうか。

右手には畑、左手には果樹園が見えます。

学校の周りの風景とはまったく違いますが、これも国立市の風景です。

「この辺りは、ずっと昔から人が住んでいました。人が暮らしやすかったのは、何がたくさんあったからだっけ?」

先生がたずねます。

「わき水!」

子どもたちが答えました。

たしかに子どもたちの目の前の用水路には、豊かな水の流れがありました。

天気の良い朝の時間。

里山と子どもたち。それはとてものどかな授業風景でした。

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