10月7日、青空の下、運動会が行われました。
1・2年生、3・4年生、5・6年生がそれぞれ演技種目を披露しました。
1・2年生はお気に入りのTシャツを着て、「ココロのちず」を踊りました。
歌を口ずさみながら踊る子もいて、楽しい雰囲気に会場が包まれました。
指を天に向かって指すポーズ、みんな、とってもかっこうよかったです。
3・4年生は「花笠おどり」。
山形の伝統的な民舞です。
練習のはじめには、4年生が3年生に踊りを教えました。
曲とはねる太鼓の音に合わせて、花笠があざやかに咲きました。
みんなの心がひとつになっていましたね。
5・6年生は「TOHOソーラン」。
前半は伝統的な北海道のソーラン節。
圧巻でした。
ニシン漁の漁師たちの力強さとしなやかさが、子どもたちの踊りで表現されていきます。
威勢の良さに、圧倒され、心が震えました。
後半は、高知の鳴子を使ったよさこいソーラン。
4つのクラスの子どもたちが全員で、波の動きのように、鳴子を頭の上で鳴らしていく流れの見事さに息をのみました。
すばらしい「TOHOソーラン」でした。
暑い8月、台風の9月を乗りこえ、桐の庭にある水田の稲が実りました。
6月の終わりの田植えから、5年生がずっと世話をしてきた稲。
当番を組み、暑い夏休みも毎日学校で水やりをかかさずに行いました。
今日はその稲刈りです。
田んぼに入るのは田植え以来。
裸足になった足の裏を、台風の雨のせいでぬかるんだ土がくすぐります。
ぐっとふんばって、腰をかがめ、稲の根元をしっかりとつかんで刈っていきます。
毎日食べるお米の姿に変えていくには、まだまだ作業が必要です。
まずは刈った稲穂をしっかり干します。
陽の光にしっかりあてたいのですが、あいにくの天気が続いているので室内干しです。
早くゆうやけに照らされる稲穂の姿が見たいと思います。
先週金曜日に運動会のリハーサルが行われました。
天気のすぐれない日が続いていましたが、この日は驚くほどの快晴でした。
普段の練習は小学校グラウンドで行いますが、本番は隣接する中高の大きなグラウンドを使います。
リハーサルで大切なことは、大きなグラウンドでの位置を知ること。
特に低学年、中学年、高学年、2学年ごとに踊る演技では、位置は大切です。
汗をかきながら、どの学年の子どもたちも、本番に向けた確認をいっしょうけんめい行いました。
委員会や係の高学年の子どもたちは、競技や演技以外も大忙しでした。
本番ではそれぞれの役目があります。
今日は、その役目、動きを本番さながらに行いました。
教員ではなく彼らが運動会を運営していきます。
次の日曜日はいよいよ本番。
てるてるぼうずにも活躍してもらいましょう。
中学年の社会科では、身近な戦争経験者の方から話を聞き取り作文にする、「戦争の記憶を聴く」という課題を、夏の自由課題として課しました。
今週はその作文の朗読を聞く授業でした。
空襲や原爆、戦地からの帰還といった実際に戦争を経験された方の話は、どれも重みがあり、聞いている私たちもつらく苦しい気持ちになりました。
それでも、今ここにいる友だちのおじいさんやおばあさんが経験した本当の話。
誰もが真剣に作文の朗読に耳を傾けていました。
朗読を聞いたあとに、戦争と平和をテーマに自分の意見を書きました。
「今から30年後、地球はより平和になっているか?」という問いに対して、平和になっている、平和になっていない、両方の未来を想像して書いた意見がありました。
社会をつくるのは、他ならぬ私たちです。
私たちはどのような未来をつくっていくのか、まずは大人として自分自身が考え、実行に移していきたいと思います。
低学年の教室を出るとすぐに、それぞれのクラスの花壇があります。
夏の間、1年生はとうもろこしを、2年生はひまわりを植え、育てていました。
暑い夏にすくすく育ち、気が付くと子どもたちの背より、うんと大きくなりました。
今日はとうもろこしの実とひまわりの種をとる日です。
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
大きなかぶを抜くように、力を入れて、花壇からくきを引き抜きます。
とうもろこしの実は、教室のはじのほうで干します。
とってもおいしいものをこの先作るのです。
ひまわりの花は教室に持ち帰って、真ん中にたくさんできた種を引き抜いていきます。
おどろくほどたくさんの種が、ひとつの花につまっていました。
いったいいくつくらい入っていたのでしょう。
ぜひ、2年生に聞いてみてください。