桐朋学園小学校

桐朋だより

春が 来た

今年は、いつになく寒さが厳しく、雪の多い冬でした。

分厚いコートの襟を口元にまで引っ張り上げ、何度「春よ 来い」と願ったことでしょう。

願いが叶いました。

いや、叶ってしまいました。

通学路である大学通りの桜が満開になりました。

まさか、こんなに早く満開になるなんて思ってもいませんでした。

ああ、この美しい桜の姿を、新入生にも見せたいのです。

桜の花びらが舞う道を歩いてほしいのです。

春よ 踏みとどまれ。

障がいを持つ方から学ぶ 3学期の授業から 4年生

4年生の3学期生活科では、障害を持つ方から学ぶという単元があります。

この単元では、まず、ブラインドウォーク体験と、それを補助するガイドヘルプの練習をしました。

アイマスクを着けて、みやばやし、正門広場、それから、正門から通用門への短い距離ですが路上に出ます。

視覚をさえぎられると、地面の細かい凹凸が気になります。階段が残り何段あるかも分かりません。

車の音がやけに大きく聞こえ、簡単に歩けていたはずの道なのに、時間がかかります。

その体験がガイドヘルプの練習に活きます。

「階段が始まるよ。」「あと3段だよ。」そんな声が聞こえました。

短い時間ですが、目が見えない世界を体験しました。

次に視覚障がいを持つ方を学校に招き、お話をうかがいました。

思い込みに気づいたり、温かい人柄に触れ、身近に感じたり、子どもたちは多くのことを知りました。

学校の近くにある東京都多摩障害者スポーツセンターにも見学に行きました。

施設にあるたくさんの工夫を知り、それがあれば障がいがバリアにはならなくなることが分かりました。

そして、実際にそこを利用する人たちに出会うことができました。

 

この学習を通じ、社会にいる多くの人たちとともに生きる感性が磨かれることを望んでいます。

わたしと誰か、ではなく、わたしたちの輪が広がっていく社会を担う人を目指していきたいと思います。

春風のもとで会いましょう 修了式

今日は2017年度の修了式でした。

みんなにとって、2017年度はどんな1年でしたか。

笑顔で振り返ることができるといいなと思います。

私もみんなといることで、笑顔になることがいっぱいありました。

どうもありがとう。

 

今度は気持ちいい春風のもとで会いましょう。(3月20日)

渡り廊下の向こうの次の教室へ

金曜日と今日はどの学年もお引越しをしました。

これから過ごすことになる教室へ、一足早く移動するのです。

1年生から5年生までのなかで、移動する距離がいちばん長いのは2年生。

なにせ、渡り廊下を通って、北館から本館へと行かなくてはならないからです。

大荷物を両手に抱えて移動です。

大変そうだけれど、その表情はうれしそう。

新しい教室での新しい生活は、きっと新しい発見と喜びがあふれることでしょう。

 

明日は修了式です。

未来への扉

開け放たれた扉の向こうに、幾重もの深さと広がるような爽やかさを持った青い春が見えます。

彼ららしい希望に満ちた作品を残し、56期生72名が桐朋学園小学校を巣立っていきました。

巣立ちを目の前にして 6年生

明日が卒業式です。

6年生は、まるで何でもないようにいつも通りの朗らかな姿で学校にいます。

その、いつも通りの姿が、うれしくもあり…

 

昨日は高学年が行う委員会活動の最後の活動日でした。

活動の終了時刻がきたときに、部屋の掃除を忘れていたことに気がつきました。

「ごめん。掃除をするのを忘れてた。

そうだ、6年生。卒業までにきれいに片づけておいてもらえるかな。」

「えー、なんで僕たちが…まだ残る5年生に任せるよ。」

「そう言わずに、立つ鳥あとをにごさずって言うでしょ。」

「その言葉、聞きあきました…」

 

今日、子どもたちが帰ったあとに、その部屋に行ってみました。

昨日までの雑然さが一変しており、すみずみまで掃除がなされ、整然と片付けられていました。

ふだんの掃除よりも、きっと一生懸命やったことが伝わってきました。

整った部屋の様子から、卒業していく子どもたちの成長と思いが感じられ、感傷的な気持ちになってしまいました。

 

明日は卒業式です。

第56期生たちが、この学校を巣立っていきます。

深い眠りを覚ますには… 5年1組 発表会

学級閉鎖の影響で延期になっていた5年1組の発表会が行われました。

初めの予定からずいぶん日が経ってたので、子どもたちの気持ちが保たれているか、実は心配でした。

でも、それは杞憂に終わりました。

幕が開く少し前、舞台では輪になって最後の確認をする子どもたちの姿がありました。

みんな真剣な表情でした。

 

劇が始まりました。

シリアスな展開に手に汗を握ります。

熱の入った演技に加え、よく工夫された音響、照明が場面に説得力を持たせます。

子どもたちの辿りついた答えが、いったんは解決にたどりつかなかった時にはどうなるかと思いました。

全部をいっぺんにすることで、ようやく効果が生まれるのですね。

 

学校への愛着を感じる傑作でした。

みんなで見ることができ、うれしかったです。

そうそう、もし校内で寝ている人がいても、くれぐれもお地蔵さんは動かさないようにお願いします。

楽しくおいしく少しさびしい会食 6年生 2年生

6年生が2年生にサンドウィッチを作り、いっしょに食べるお別れ会食が開かれました。

この日のために、6年生は事前に2年生に好みを細かく聞き取り、グループで話し合って、2年生が喜んでくれるサンドウィッチを作ることを目指しました。

この会食の6年生と2年生のペアは、昨年度の入学式翌日から始まった1年生送りのペアです。

それは子どもたちにとって特別なペアです。

 

ご家庭にも協力してもらい、心のこもったサンドウィッチが並びました。

「うわあ、おいしそう!早くいただきますをしようよ!!」

2年生の言葉を聞いて、6年生もうれしそう。

ひさしぶりのペアでの時間を大切に過ごせたでしょうか。

 

来週木曜日が卒業式。6年生が巣立っていきます。

 

心をこめて 役になりきって 朗読発表会 2年生

2年生の両クラスが保護者招いて朗読発表会を催しました。

グループごとに作品を朗読していきます。

ひとりで読むところ、何人かで読むところ、グループ全員で読むところ、みんなで相談して決めました。

練習も、お互いに見合って、上手に読めるようにがんばりました。

道具を使ったり、歌をうたったり、聞いている人が物語の世界にひたれるように工夫しました。

役になりきって、心をこめて読んでいると、その作品が大好きになっていきました。

やさしさとは 6年生

卒業が目前までせまってきた6年生に、片岡校長が授業をしました。

片岡先生は、もともと中高の倫理という教科の先生です。

倫理という教科は、人はどう生きるかを学ぶ教科です。

 

さて、片岡先生が6年生に行った授業はどんなテーマだったでしょうか。

それは「やさしさ」でした。

吉野弘の2編の詩に気持ちを寄せていくような授業でした。

卒業を前に、片岡先生がみんなに考えてもらいたかったことは「やさしさ」だったのです。

 

この学校で学んだ子どもたちはやさしい人であってほしいと思います。

また、そうありたいと願う人であってほしいと思います。

そして、巣立った子どもたちが、時に羽を休めに帰るこの学校もやさしい学校であり続けたいと思います。

私たちも「やさしさ」について考えていきたいと思います。

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