桐朋学園小学校

桐朋だより

手と鼻・目、五感を使って 4年生 羊の毛の染色

4年生の生活科では羊の毛に色をつけました。

5月の西湖湖畔学校で自分たちの手で刈ってきた羊の毛です。

夏休み前に糸に紡ぎました。

羊の毛の染色には校内の木々の葉を使います。

前の日から校内のあちこちで葉っぱ集めをする子どもたちの姿が見られました。

普段見慣れているはずの校内の緑を、改めてよく見る機会になりました。

びわに桐に梅にかりん、しゅろ…グループで使う葉は様々です。

さあ、いよいよ染色が始まりました。

ホウロウの鍋に水を入れ、火にかけ、葉を煮出していきます。

実習室には何とも形容しがたいにおいがたちこめます。

「えだまめ」「やきいも」「○○○(ここには書けません)」「山が爆発するときっとこんな風」「幻想的」

子どもたちから次々とにおいを形容する言葉が飛び出してきます。

葉によってにおいも変わります。子どもたちの口から出てくる表現もそれぞれです。

すっかり色がついたお湯に、いよいよ羊の毛を沈めていきます。

事前に、色がつきやすくなるよう、媒染剤というものをしみこませています。

この媒染剤と葉の色の組み合わせで、毛の色は決まります。

染め上った色は、葉の色そのままのものもあれば、思いもよらなかった色まで。

自然の持つ意外さへの驚きとともに、自分の手を使って創り上げていく喜びを感じた1日になりました。

春から始まった羊の毛の授業はまだ続いていきます。

最後の宿泊行事 6年生 修学旅行 後半

3泊4日の修学旅行の3日目は、安曇野にでかけました。

まずは、安曇野ちひろ美術館を見学しました。

水彩画のやわらかいタッチで描かれたいわさきちひろの作品。

幼いころから慣れ親しんでいる子も大勢いました。

多くの作品に魅了されるとともに、当時の歴史背景やちひろさんの思いに触れました。

家に帰ったあと、絵本をふたたび手にとった人もいることでしょう。感じ方に違いはあったでしょうか。

午後はアルプス安曇野公園に出かけました。

雨天のため、工作室で安曇野の木の実などを使ったクラフトを楽しみました。

独創的な作品の数々に「こんな立体的なクラフト、見たことがありません。」と係の人が感嘆の声をもらしました。

夜はお楽しみ会。

係の子たちがこの夜のためにとっておきのレクリエーションを用意しました。

最後の宿泊行事の最後の夜にふさわしい、笑顔にあふれた楽しい夜となりました。

最終日は松本城と開智学校の見学。

天気があやしく予定していたスケッチはできませんでした。

でも、この修学旅行の数々の思い出とともに、色あせない魔法の絵の具で、心のスケッチブックに鮮やかに描きとめたことでしょう。

I can ~.  Can you ~? 5年生 E.C.

校内を歩いていると、多目的ホールからにぎやかな声が聞こえてきました。

そっとドアを開けて中をのぞいてみると、授業時間にも関わらず、野球をやっている男の子が。

そもそも、室内でバットとボールを使うなんてもってのほか。

あわてて止めようとすると

「(先生、いま授業中だから静かにしていてください。)」

近くにいた子どもに小さな声でたしなめられてしまいました。

野球をやっていた子が、少しほこらしげな表情で見ていた人たちに言います。

「We can play baseball.Can you play baseball?」

「O.K.」

ALTの2人が立ちあがってバットを手に取ります。

「I can understand.」なるほど、E.C.の授業の一幕でした。

自分の特技を披露することで、助動詞の「Can」を使う場面が作られていました。

ほがらかに英語を口にする子どもたちの姿がありました。

秋に出会いに 6年生 修学旅行 前半

6年生は最後の宿泊行事である修学旅行に出かけました。

最後の宿泊行事にして、初めての特急での移動。

友だちと向かい合いながらおしゃべりに花が咲きます。

 

初日の楽しみはりんごがり。

陽の光を、その中にいっぱいにためたような赤い実を、自分の手でもいでその場で食べます。

甘さに思わず頬がゆるみます。

 

宿泊するホテルには大きな大きな露天風呂。

学年のみんないっしょにひとつのお風呂につかるのも最初で最後の経験です。

夕刻の奥飛騨の風に冷えた体もぽかぽかになりました。

お互いの笑顔が心も温めたことでしょう。

 

2日目は上高地に出かけました。

出発前は天気が心配でしたが、なんとバスガイドの方が驚くほどの好天になりました。

鏡のような大正池に穂高連峰が映ります。

グループごとに、思い思いの足取りで、いくつもの秋と出会いながら散策を楽しみました。

台風一過の青空の下で

今日は台風の影響で3時間目からの登校になりました。

3時間目の校内を回ってみると、いつも通りの子どもたちの姿があり、安心しました。

お昼前からは台風一過の青空の下、外で元気に遊ぶみんなの声を聞くことができました。

 

実は、朝早くから、道に横たわる木の枝や折れて垂れ下がった木の枝などの除去を

学校の設備を守る管財課の人が中心になり行ってくださいました。

みんなが安心して心豊かな毎日を送ることができるように、

見えないところで支えてくださっている人がいることを知ってほしいと思います。

 

人々を守る方たちの思い 4年生 消防署見学

4年生は昨日、学校の近くにある立川消防署国立出張所見学に行きました。

ポンプ車や連絡室や事務室、仮眠室などを見学しました。

その中で、若い消防士の方が、仕事に就いたきっかけについて話してくださいました。

「まだ将来何をしようか決められなかった大学生のとき、東日本大震災があり、ボランティアに行きました。

とても大変な現場のなかで、人々を助けている消防士の姿を見て、自分も人を助ける仕事をしようと思い、

この仕事に就くことを決めました。」

最後には、ベテランの消防士の方もこんなお話をしてくださいました。

「火のなかに向かっていくのが怖いか、という質問がありました。

それは、怖いです。

みんながすぐにでも逃げたくなる場所に、逆に向かっていくのだから、やっぱり怖いです。

でも、それができるように、今日話した訓練や点検をいつも繰り返しています。」

 

社会科見学は、社会の実際の現場に行き、見て学びます。

それだけでなく、社会で働く大人の方の話を聞き、気持ちを知ることが、何よりの学習なのだと思いました。

 

運動会④ 尊敬と共感の糸で編まれた運動会

運動会の様子について、最後に紹介したいのは、6年生を中心とした係の児童の姿です。

いつもより早めに登校した係の子どもたちは、誰かからの指示を待つことなく

役目である自分たちの仕事を始めました。

当日、運動会を見に来てくださった方の視線やカメラの先は、おそらく演技や競技に

一生懸命に打ち込む子どもたちに向けられていたことでしょう。

しかし、運動会の成功に向けやるべきことを考えながら動く係の子どもたちも同様に一生懸命でした。

 

開会式のあいさつで片岡校長は、沖縄の綱引きの話を引用し、こう結びました。

「巨大な綱を編むように、お互いの尊敬と共感の糸で、運動会を編み上げていきましょう。」

みんなは運動会を編み上げることができた、そう心から思います。

運動会③ 子どもたちの表情 後半

「情」とは心のはたらきという意味を持つ言葉です。

つまり「表情」とは心のはたらきが顔つきに表れることを言います。

運動会での子どもの表情から、どんな心のはたらきがうかがえるでしょうか。

運動会② 子どもたちの表情 前半

演技種目に続いて、得点種目での子どもたちの姿を記します。

 

というつもりでした。

でも、私の言葉より子どもたちの表情のほうが、より豊かに運動会を紹介するような気がします。

ぜひ写真をごらんください。

運動会① 3つの演技種目

10月8日に運動会が行われました。

放送委員の児童のアナウンスにあわせ、子どもたちがグラウンドに入場します。

先頭は赤と白の旗を持った応援団長。その後ろから選手団長が1年生を先導して入場します。

青空と並んだ子どもたちの間には、子どもたちひとりひとりが作った旗がはためきます。

 

運動会では、1・2年生、3・4年生、5・6年生がそれぞれ演技種目を披露しました。

1・2年生は忍者の衣装に身を包み、「勇気100%」を踊りました。

曲名を表した元気いっぱいの踊りに、周りで見ている上級生も、思わず体を動かしていました。

3・4年生は「花笠おどり」。山形の民舞です。

手作りの花笠がくるくるとはつらつに舞い、グラウンドいっぱいに咲き乱れました。

練習を通じて、4年生が3年生に踊りを教えてきました。

「やっしょーまかしょ」の掛け声が大きく響いたのは、子どもたちの気持ちが通じ合っていたからでしょう。

5・6年生は伝統の踊り「TOHOソーラン」です。

前半は伝統的な北海道のソーラン節を踊ります。

大漁旗が振られ、力強い太鼓の音が響く中で、その動きのひとつひとつに力と心をこめ、勇壮に踊りました。

後半は、鳴子を使ったよさこいソーランです。

広いグラウンドの端から端まで広がった子どもたちの鳴子の音がビシッと揃って聞こえたとき、

聞いているこちらの心まで跳ねる、そんな見事な踊りでした。

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