
学校に英語のネイティブスピーカーの方を招いて、6年生との交流会を行いました。
春にも来てくださった方々です。
その時は、ネイティブの方々がそれぞれ子どもたちにアクティビティを用意してくれました。
(春の交流会)
この日は子どもたちがネイティブの方へ日本の昔からの遊びを紹介します。
けん玉、こま、あやとり、福笑い、あっち向いてほい、だるま落とし…
この日のために、英語だけでなく、それぞれの遊びもかっこうよく披露するために練習しました。
成果はどうだったでしょうか?
後半はネイティブの方と力を合わせて「おおきなかぶ」を演じました。
「One,two,three,Pull!!」
慣れ親しんだ物語ですが、英語で演じるとなんと新鮮に感じることでしょう。
「Yeah!」
喜びの声も、気がつくと英語になっていました。
5年生が土器を焼きあげる野焼きに挑戦しました。
野焼きの火は自分たちで起こします。
3人1組になり、木の摩擦で小さな火の粉を生み出します。
何千年前の縄文人もやっていたこと。
身体の中にあるだろう遠い記憶を呼び起こすように、何度も木に巻き付けたひもを押したり引いたり。
そう簡単には火はつきません・・・
のはずでしたが、なんと開始わずかな時間で火を起こすことに成功しました。
これには驚きました。縄文人にだって、きっとひけをとらないあまりの早さでした。
小さな火の粉を麻に包み、膨らんだ火を薪につけ、大きな焚火になりました。
そこへ少しずつ土器を近づけ、乾燥させていきます。
焚火に近づくたび、熱さで肌がやかれ、薪の燃える音が耳に届き、煙の臭いが鼻の奥をつき、炎のまぶしさに目を細めずにはいられません。
縄文人と同じ方法の野焼きは、人間の本来持っている身体の感覚、五感を大いに刺激するのです。
いよいよ大詰めです。焚火の中心に土器を並べ、大きな炎を起こし、一気に焼き上げます。
炎がおさまったところで、焦げた薪をのぞいていき、土器を取り出していきます。
全部の土器が同じように上手くは焼きあがりませんでした。自然のなかで物を創ることの難しさを感じます。
でも、夏の考古館でのスケッチから始まった土器作り。
みんなの感性や感覚が揺り動かされる活動になったことでしょう。(11月21日)
お昼前に校内を歩くと、あちらこちらから賑やかな声が聞こえてきました。
多目的ホールからはおはやしの音が聞こえてきました。
そっとドアを開けると、3年生が笛や太鼓で落語の発表会のための音楽を演奏していました。
読書の時間に触れた落語を、実演や紙芝居で表現する発表会です。
桐の庭では5年生が野焼きを行っていました。
5年生の生活科の一番大きな活動です。
真っ赤な炎が手作りの土器を焼きあげようとしていました。
調理室では1年生の真剣な表情を見ることができました。
ポップコーン作りです。
油をひいたおなべにコーンを入れ、ふたをして火にかけると…
コーンがはじけるたびに、おなべを持つ手にも手ごたえが伝わり、うれしそうな表情があふれました。
2年生の教室では毎月恒例のお誕生会が開かれていました。
誕生月の友だちを祝うため、子どもたちが企画したお楽しみ会でとても盛り上がっていました。
あちらこちらで素敵な子どもたちの姿を見ることができました。
にぎやかな校舎とは対照的に、中庭は静かに子どもたちが来ることを待っていました。
あざやかに色づいた木々が秋の深まりを教えてくれました。
秋らしくさわやかに晴れた昨日の朝は、週1回の児童会朝礼でした。
児童会朝礼では、5・6年生の児童会委員の子どもたちが全校に向け連絡や報告をします。
まずは朝の体操です。
桐朋体操という、音楽に合わせた学校オリジナルの体操をします。
体操の随所に様々なスポーツの動きが取り入れられています。
実はこの動き、歴代の体育委員の子どもたちのアイデアが活きています。
全校の前でお手本を見せる体育委員は左右逆さに動きます。
難しいことですが、それを感じさせない、とても凛々しい動きでした。
学級委員の子たちの司会で朝礼がすすみます。
今日は図書委員の子どもたちがおすすめの本を紹介してくれました。
「精霊の守り人」「ともだちは海のにおい」「チビ竜と魔法の実」「千と千尋の神隠し」「忍者サノスケじいさん」
5冊の本のそれぞれの魅力をみんなに伝えます。
一番真ん中で聞いていた1年生は、お兄さんの上手な語り口に思わず驚きの声や恐怖の声がもれていました。
この日は出番はありませんが、このほかにも校内の美化活動をすすめる美化委員、生きもののお世話やそのやり方を伝えていく生きもの委員、けがや病気の予防をよびかけたり、手当の手助けをする保健委員があります。
そうそう、児童会朝礼で放送機器のセッティングをしていた放送委員は、お昼休みに放送室で何かのリハーサルをしていました。
近々何か素敵なことがあるかもしれません。
児童会活動は子どもたちによる子どもたちの生活を豊かにしていく活動です。