
ついに新しい飼育小屋が完成しました。
昨年度の3学期から、大工の方と子どもたちで力を合わせて飼育小屋づくりをすすめてきました。
大きな骨組みは大工の方が組み立ててくれました。
釘を使わない、職人の技術が感じられるつくりです。
子どもたちは、窓枠に合わせ網をはったり、木材で塀を建てそこに色を塗ったり、多くの子が飼育小屋づくりに参加しました。
先週、待ちに待った動物の引っ越しが行われました。
チャボもウサギも大事に抱かれて、旧飼育小屋から新飼育小屋へお引越しです。
新しい飼育小屋は玄関から道を挟んですぐの場所です。
これまで以上に動物たちへの愛着が増すことでしょう。
そして、自分たちでつくった飼育小屋での飼育活動は、いっそうの力と気持ちがこめられるに違いありません。
多くの方の協力を得て、ようやく新しい飼育小屋での飼育活動が始まります。
5年生が1年生の下校に付き添う1年生送りが昨日で終わりました。
この時まで散るのを待ってくれていたかのように、あざやかに桜が咲く道を、5年生は1年生の手をとり歩きました。
「今日はどんな話をしようかな。」
「私を送ってくれた人もこんなに緊張していたんだな。」
「明日は私が〇〇ちゃんがうれしくなるような言葉をかけてあげたい。」
5年生の日記にはそんな言葉が書かれました。
今日は初めて1年生が自分たちだけで帰る日でした。
落ち着いて帰路につくことができたのは、5年生との6日間があったからでしょう。
5年生の日記にはこんな言葉もたくさん見られました。
「ありがとう。」
多くの5年生が1年生への感謝を記していました。
誰かを助けることが、自分の成長や喜びにつながっていく、それを知った6日間だったのでしょう。
今日は入学式でした。
昨日の冷たい雨がうそのような、暖かい春の陽のなかで72人の新しい1年生を迎えることができました。
朝、玄関で出迎えをしたのは5年生。保護者の方に挨拶をし、1年生の小さな手をひいて、教室まで案内しました。
昨日、「ようこそ」の気持ちをこめて、一生懸命に教室を飾り付けました。
1年生は喜んでくれたかな。
明日からは、1年生の下校に付き添い、最寄駅や家の近くまで送る1年生送りが始まります。
初めて下級生ができた2年生は、入学式で、心をこめて1年生に言葉を贈りました。
これから学校案内をしたり、朝の体操を教えたり、頼れるお兄さんお姉さんになっていきます。
みんなが待っていた1年生。
今日から桐朋学園小学校の1年生です。
よろしくね。